「体や心は神様(やハイヤーセルフ)からの借り物という一方向目線ではなく」+神と私はマトリョーシカ | hermioneのブログ  かるやかな意識のグリッド(の風)にのる

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バシャーリアン。読むことで意識が変わるようなファンタジーや物語に出会ってゆきたい。

 標題の「」内は、HAPPYさんの最新DVDの中での発言です。はっ!(嬉しいひらめき)

 

★私たちにとって、神(的存在)と自分の立ち位置の見取り図はなかなか作りにくいです。

「他人を上に置かない」そして————でもこれまでのように「神をも上に置かない」?

 

現状整理をしてみると、一般的には

「神」VS 下にいるわれわれ(「外在化」なので、大いなる親にひたすら頼る、という感じになります。)一神教のGOD(ユダヤ教など)はこういう強大な神。

「神々」 そのちょっとだけ下に われわれ

 多神教あるいは、日本の八百万の神々のケースで、やや共存っぽい。

(神社の神さまと、GODはそもそもまったく違うもの。前者は自然(や祈り)から生まれた精霊というか高級霊のような感じで、全能ではないヘルパー(や天使)。

 後者は創造神なので、全能で唯一。)

 

 みたいな感じでしょうか。

 

★さらにバシャール以降の新しい宇宙感覚(私と神はつながっている)を取り入れて、この立ち位置を整理しなおしてみると……

 

 クリスチャンであるセラピストのスラッターさんは、この「神の位置」について熱心に考え、下の本のように明快に図示しています。彼女は「内なるガイド」に尋ねながら、下の順番で図式を進化させていきました。(①や②の番号は私がつけましたが、前述の①②に対応しています。)

 

①「古いパラダイム」神がすべての力を持ち、人には識別能力もリソースもない。

 

②天使や媒介者(聖人など)を通じて神に願うことができる。

 

②実は、自分も天使や媒介者たちの一員では?

 

③天使たちのサポートを得ながらも自分が主権を持って、神に接触することができる。

 

④上の全部にノーと言ったガイドが「これだ」と言ってくれた図式。

茫然自失する著者。

「このスピリチュアルな領域、神を含んだ領域が、この私をサポートするために存在しているなどと考えるなんて、いったい私は自分を何様だと思っているのだろう?……厳格なキリスト教原理主義のもとで育ってきた私にとっては、これは一種の冒瀆行為ともいえるものでした」(p.83-4)

④を洗練させた最終形↑「聖なる計画において、私たちは神とともにあるクリエイターなのです」(P.89)もはや「神」と「自分」に上下関係はありません。

 

 私としてはほとんどこの図に同意します。

 しかし、もう少し体感的にわかりたい…………と思っていたら、

 新たなパターンに出会いました!

 

☆標題のHappy さんの話です。

 

この現実に生きている等身大の自分(セルフ)と、もうひとつ、すべてを上から見ている大いなる自分(ハイヤーセルフ)の二つがある。Happyさんがよく述べている実感ですが、そしてそのさいに気をつけるべきなのは、

 

「この心や体は神さま(ハイヤーセルフ)から借りたもの(だから大事にしなければ)」という考え方をすると、それは小さい自分から、大きな自分への一方通行的な目線。小さい自分が、大きな自分を向こうにあるもの、高いものとして見ている。でもハイヤーセルフから自分を見ることも同時に必要。ハイヤーセルフは、小さい自分をうしろから抱いてくれているようなもの。

 

 DVDの発言を私なりにまとめてみたのが上。そのあとシンクロ的に出てきたのが下の本

 

↑これは ミナミAアシュタールの『日本列島から日本人が消える日』(扶桑社)2018の一節です。

 

 自分のまわりに何層ものマトリョーシカがあって、外側ほど大きく高い波動の自分。すでに自分はその大いなるエネルギーに何層にも包まれている。ものすごく安心する図式です。

 

 この本は、いわゆるイルミナティの陰謀論も含め、壮大な宇宙人の計画について語っていて、すごく腑に落ちるところと、まさか、それはいくらなんでもね、と、自分の中でまだ揺れている部分がありますが————気になりすぎて、そばに置いて少しずつ見ています。

 

★「心よ!」は、このマトリョーシカ・モデルを見てとても喜んでいる感じです。

「それね! ほぼ」

 

※ジーン・スラッター『天使を味方にして幸せになる方法』穴口恵子訳 ワニブックス 2007

 訳題だと天使本のようなのですが、原題は Hiring the Heavens,2002  

「I am That I am,」脚本家旺季志ずかさんがHappyさんにインタビューしつつまとめたもの。Happy Holdingsからの出版。