イエスセットは脳内の相手に対しても効く話 | hermioneのブログ  かるやかな意識のグリッド(の風)にのる

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バシャーリアン。読むことで意識が変わるようなファンタジーや物語に出会ってゆきたい。

きのうの「緊張しちゃう人たち」では「イエスセット」のさらなる使い方が提案されていました。大嶋先生が、漫才コンテストで期待していた組が、この審査員にこのネタをぶつけるのはまずい、と思われるネタをやってしまい……

 それは審査員がわからの嫉妬の発作エネルギーを受けてしまったから。そうならないためには、と「イエスセット」のさらに高度な使い方を。

 

★このイエスセットのポイントは「弱者にならない!」ですよね。

「このネタで大丈夫かな?」と言ってしまった時点で「相手よりもした!」という弱者になってしまうから。

 

「あの審査員だったらこのネタを見せたらどんな反応をするんだろう?」と思った時に、脳のネットワークに繋がっちゃいますから、この場合は「頭の中であの審査員にイエスセットを使っちゃおう~!」ということをします。

 

あの審査員だったら、と想像しちゃった時に「〇〇さんは相方がいない時でもしっかりと笑いを取りますよね!」

 

                「御自身の世界観をものすごく大切にしてらっしゃいますよね」

 

              「どんなくだらないネタにも可能性を見出す力を持っていらっしゃいますよね!」と

 

頭の中でイエスを3ついただきました~!とすると「あれ?迷いがない!」となります(さあ!この審査員は誰でしょう?)。

 

イエスセットは脳内であの人とのやりとりでも使って、脳のネットワークを使って相手を催眠に入れちゃいます。

それってズルちゃうの?と突っ込まれるかもしれませんが「足を引っ張られることをなくしちゃう!」というのが目的なんですね。(「緊張しちゃう人たち」2018.12.4)

 

★実際に、審査員とやりとりしなくても、脳内でシミュレーションをすればよいのです。

 相手がぜったいにイエス、と答える問いを出し、三回イエスを(バーチャルで)もらいます。そうすると、なぜか、実際の現場でも、審査員が無害(一体感、協力的)になっている……

 

 これは思い当たります。

 

 イエスセットに限らず、頭の中で相手の反応をシミュレートし、こう言ってくれている(望ましい言葉)、というところをリアルに想像します。

 これ、わたしはけっこう昔やっていました。ちょっと難しい打ち合わせなどで、編集者が「こういうのが欲しかったんですよね〜」と言うところを予行演習してから行くと、相手から、まさにそのとおりの言葉が出てきます。おおっ。

 

 先取りのパワー。

 

 先手(先取)必勝だ……

 

★もうすでにそうなっている未来を先取りし、喜ぶという、Happy さんの『三日後引き寄せ日記』※もありましたね。

 この視点は、ときどき、「未来不安」で忘れがちになるのですが、オモイダセ「未来の先取り」時間は未来から現在(過去)へと流れている。

 

「イエスセット」の場合は、ミラーニューロンの交流が時空間を超えて起こる、という証明のようです。

 相手が嫉妬を起こしてきそうな場合も、「イエスセット」を脳のレベルで行うと、相手の帯電が落ちてしまう————滅菌されてしまう、という効果。

 

 またさりげなく無敵のツールが出てきました。

 

 時間はナイ。したがって未来の不安というものも、わたしたちがあそぶためのオモチャ……