【中学受験】社会、歴史分野(必読!) | 傍流のアメリカ大学受験

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都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2024年3月13日(水)   晴れ

 

 

 

 

 

昨日ご紹介した「ビジュアル理科事典」…。

Amazonで品切れになってしまっているようで、本当に申し訳ありません💦

せっかく記事を読んで興味を持ってくださった皆様…、

問屋さんには在庫があるはずなので、

ぜひ近くの本屋さんでお取り寄せしてみてくださいね。

 

※その前の記事でご案内したひさぺー先生の授業も、

新5年生はあと1名様分のみとのことです。

基本的に途中で辞められる方がいないお教室なので

気になる方は、まずはお早めに学習相談をお勧めします。

 

 

今日は、社会の学習法をご紹介したいです。

また本のご案内なので、大丈夫かなあとドキドキです💦

社会の中でも、出題範囲が特に広いのが歴史分野です。

 

 

うちの子は得点源にならず、最後まで足を引っ張る分野でした。

理由は単純です。勉強時間を取ってなかったから。チーン

 

歴史って、興味のある子とそうでない子が、最もはっきりと分かれる教科ですよね。

興味のある子は、自分で本をどんどん読むし、大河ドラマや歴史番組も楽しめるし、

ある意味放っておいても自学してくれちゃいます。

 

問題は、息子のような理系科目に興味があり

社会を「暗記科目」だと、思い込みで敬遠するタイプ。

 

「困ったなあ…。」と頭を悩ませながら、ブログを徘徊している時に見つけたのが

野島先生のブログでした。

 

学研プライムゼミで、東大日本史をご指導されている先生ですね!

 

 

 

※今の時期は、東大の合格体験記が読めるのでお勧めです♡

 

 

先生の綴る文章が心地よく、私のわずかばかりの知的好奇心さえ、沸き立たちます。

 

私の中で野島先生は、哲学者であり詩人です。

記事には先生の隠し切れないインテリジェンスとユーモアがあふれ、

また先生の温かいお人柄に、受験の不安と恐怖が癒されていきます。

 

 

その野島先生が監修をつとめる歴史漫画セットがお勧めです!

 

こちらは、野島先生のお言葉を借りて、ご紹介!

 

『保護者の皆さん。

学習まんがって遅効性肥料なんです。

積読になっても大丈夫。

まず読んでみてください。

誰もが歴史を生きることがわかります。

その背中をみて子は育つ。』

 

『蓄積がものをいう科目は少しずつ。

何度も何度も何度もくりかえそう。』

 

『記憶って複雑系なんだよ。

あれがそっちと、これがあっちと、

それがこっちと絡みあって結びつく。』

 

『漫画を読むにはコマを追う知的体力が必要です。

自由な発想ができるから何度でも読み返せます。

歴史系漫画の読者は漢字にも強くなる。

これはね,やがて不可視な底力になる。』

 

※無断で引用

 

 

 

息子の通う塾では、

5年の夏頃から、歴史の授業が始まりました。

 

私自身、失敗したなあと思ったのが、

それが息子にとって歴史に触れるほぼ初見だったこと。

 

今思うと、塾のテキストや講義の前に

さらっとでもいいから歴史の流れを知る機会を与えておくべきでした。

 

 

理解できなくてもいいんですよね。

また、セットの1巻から読む必要もないと思います!

 

むしろ、戦中戦後あたり、

おじいちゃん・おばあちゃんのお父さん・お母さんが生きていた時代だよと、

子どもにとって身近に感じやすい時代から読み始める、というのもありだと思います。

 

それが全巻セットのすばらしさです。

 

じゃあ、なんで日本はこんな戦争を始めてしまったのだろうと、

時代をさかのぼっていく形でも、興味を引きやすいかと思います。

 

我が家の後悔からも、早い時期に歴史漫画は一家に一セットが必要です。

 

 

どちらの出版社の物でも良いと思います!

内容は大差ないので、絵とか質感などの好みで選んで構わないと思います。

 

 

その中で、私は野島先生ブランドに惹かれたわけですが、

こちらの集英社のセットは、他にはない以下の特徴が魅力的だと感じます。

 

 

・コンパクトで場所を取らない、持ち運びやすい

  やっぱりリビングに置いておきたいセット。

  昨今の住宅事情に優しいサイズです。

 

・近現代史が充実している

  20巻中、8巻が近現代史!

  入試によく出る範囲でもあります。

 

・最新研究が反映されている

  事実は変わりませんが、

  歴史解釈にはトレンドがあるそうです。

  ↑ そして、入試問題もその影響を受けやすい

 

 

 

まずは、親が読破、子どもが興味を示すまでは積読、

全巻読もうとせずに、辞書のように興味のある時代から限定的に

読んでみるのが長続きのコツですね。

 

学校では6年生で、塾では5年生で始まる歴史の学習、

先生のお話やテキストを読んで、

漫画のシーンが思い浮かぶほどイメージが出来上がっていれば

記憶の構築も堅固なものになりますね。

 

まさに野島先生のおっしゃる通り、

繰り返しの回数を増やすことが、記憶の定着には一番確実な歩みです。

 

 

小3、小4で十分手に取れる読みやすさです。

 

小6でも歴史がイマイチなら、手に取る価値は十分にあります!

なぜなら、歴史の授業って、中学に行っても続くから~。

息子は、中学に入ってもたびたび読み返し重宝していました。

(今なら理解できる~とか、うなりながら!)

 

 

イマドキの入試のトレンドは、歴史と地理、歴史と公民と言った

融合問題が増えています。

漫画は繰り返し目を通すのが苦にならない学習ツール、

そして思考の余白を持たせてくれる利点もあり、

我が家にとっては、持ってて良かったセットでした!

(欲を言えば、もうちょっと濃密に活用してほしかったデス~)

 

 

在庫を確認して、ご紹介しております💦