【中学受験】理科は、こちらがマストアイテムです! | 傍流のアメリカ大学受験

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都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2024年3月12日(火)   晴れ

 

 

 

 

今週は、中学受験勉強に参考になるかなと思うお話をしていきます!

 

受験のしくみは、コロナ禍もあり、新設校もできて、受験日程や試験科目が変わり、

戦略的な部分の変化を感じます。

しかし、小学生が学習すべき内容に変わりはないので、

我が家が「やって良かった!」部分をご紹介させていただきます。

 

 

息子が一番楽しく学び、得意になった科目は「理科」でした。

 

ただこれは、学習の結果「最終的に」理科が得点源になったという話で、

受験勉強を始めたばかりの頃は、実は一番自宅学習に苦戦したのでした。

 

 

当時小学4年生の息子、「宿題だから」と言って一生懸命、

白黒のテキストの穴埋めを延々としているんですよね。

 

 

でも、その姿を見ても、なんか楽しそうじゃない。

 

 

理科って本来、ものすごくワクワクする教科じゃないですか!

 

「え?誰かが設計したの?それとも偶然?」って、

創造主の存在を信じたくなるほどに計算されつくされたこの世の中の

細部にわたるまでのバランスとしくみ。

 

見れば見るほど美しい構造。

そこに数学があり、道理があり、理論が存在する神秘。

 

 

理科学習の楽しさを思えば、息子が眉間にしわを寄せて

「難しい、難しい」なんて言って白黒のテキストに向かう姿勢は、

なんだか違うって思っちゃったんですよね。

 

 

一応、塾のテキストには丁寧な解説がついていますが

当時、国語苦手男子だった息子は、

その長文を読んでも頭に入ってこないと言った様子でした。

 

 

「知りたいという情熱」 < 「読むのめんどくさい」

 

 

分からない言葉を調べようとして、本を開き、

その説明文がまた分からないという負のスパイラル…。

 

 

 探して探して、ようやくこの一冊に出会いました!

 

 

一家に一冊、中学受験をする、しないに関わらず、

子どもが小学校に上がったら、すぐ買おう!

 

 

 

 

 

選んだポイントは、以下の三つ!

 

1) 写真がうっとりするほど美しい。

 

2) 文字情報が少なく、視覚的に理解できる。

 

3) 見開きで1単元が完結し、情報整理しやすい。

 

 

 

 

さらには、

 

1)     文字がでかい!

 

2)     全漢字に、フリガナが振られている。

 

3)     用語の説明が、あえて平易な日本語で解説されている。

 

 

以下は、学研プラス社さんの承諾をいただいて、掲載しております。

どうぞ、紙面をご参照ください!

 

 

イラストと写真の組み合わせ方が本当に上手で、印象に残ります。

 

 

 

子どもは、「本物」の方が、頭に入りやすいようです。

よくあるメダカのイラストも、「本物」の写真との対比だと、印象に残りやすい。

 

 

 

 

次は、通常の参考書に乗っている『根っこの断面図』と同じ感じのイラスト。

 

 

 

 

この辞典の良きところは、写真も同時掲載されているところです。

 

 

 

図しかないと、「なんのこっちゃ」になるわけですが、

「本物」の根っこの写真と共に、「この部分のイラストだよ~。」

と言う吹き出しがあるだけで、子どもにも理屈が分かりやすくなります。

 

 

どの解説も、写真とイラストの組み合わせが絶妙です!

 

 

 

理科の4分野が一通り、きれいな写真と共に説明されています。

 

待ってました!

みんなが苦手な、天体の話も、

 

地球に立っている「人」と「地球」と「月」と「太陽」の位置から、

全部の月齢を見せてくれるという画期的な解説!

 

 

 

私のお気に入りの1ページ。

いろいろな試薬とその色を覚えるのも、日本語だと意外と難しい!

でも、カラー写真と言葉でなら、なんとか覚えられる!

 

 

 

めんどうな比較実験も、分かりやすいイラストで「大きく」解説されています。

 

 

 

 

 

 

苦手ちゃん、食わず嫌いくんが多い、「直列と並列」の計算や、

「電圧」と電流の関係も、かわいい図解でバッチリ!

 

 

まずは、覚えないといけない原則はこれだけなので!

見開き一ページのシンプルさ。

 

 

 

 

なかなか覚えられない子は、こういうページを拡大カラーコピーして

リビングの壁に貼っておくことをお勧めします。

 

絶対に例外はないし、何も法則は変わらないので、

こういった簡易な図で法則を理解して暗記した方が早いです!

 

 

同じように、ポイントがみえにくい「てこの原理」」も

「ややこしや~」の滑車と輪軸も、カラーコピーで

リビングの壁を占領!が理解のためには手っ取り早いですね。

 

ママの方が、先に覚えちゃったりして!

 

 

支点・力点・作用点のバランスの意味が、図とてんびん図の併用で

これまた分かりやすい~。

 

 

考える順番に番号が降ってあって、親切極まりないですよね~。

 

 

まだまだ紹介したいページがあるのに~!

と思って、ここまで記事を書いてから

Amazonをポチってみたら、ビックリ!

 

 

なんと、最初の35ページがまるまる、電子書籍で紹介されているでは

ないですかー!!!

目次もしっかり掲載されています。

 

 

ご興味のある方は、Amazonの電子版でぜひ立ち読みしてみてください!

写真の美しさは、十分に伝わると思います。

 

 

 

 

息子は小学生の時

「理科が最も覚えることの少ない科目で、楽だった。」と言っていました。

おそらく理解できていたので「暗記」とは違った感覚だったのかと思います。

 

また、何度読んでも頭に入ってこない理由に、

 

参考書の文字が小さすぎる、

図解が小さくて細かすぎる、

説明文の語彙が難解。

 

と言うことも考えられます。

お子さんの理解に合わせた参考書選びが重要です。

 

理科が得意科目になったお子様には、こちらがお勧めです!

 

 

 

 

どちらの参考書もですね、前回紹介した時にはすぐに在庫ゼロになってしまい

入荷が一ヶ月以上先になっていました。

分厚い辞典なので、メーカーさんもそんなに在庫がないんじゃないかと思います。

 

理科の成績を上げたい方は、ぜひ一家に一冊備えてください。

自信をもってお勧めします!