やみくもに取り組んできた英語学習であったが…形になって一安心。 | 傍流のアメリカ大学受験

傍流のアメリカ大学受験

都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2024年2月5日(月)   曇りのち…雪!

 

 

 

 

本日は、英検一級、一次試験の合格発表がありました。

(Reading、Listening、Writing)

 

自己採点で予測はできましたが…、無事合格。

 

相変わらず試験対策は「意味ないよ」と言って、

まったく手を付けずの特攻受験でした…。(泣)

いやいや、ただ単にめんどくさいだけだよね💦

(母親は、見抜いている…!)

 

 

しかし、さすがに一級となると一発合格できるか

息子なりに不安だったようで、一回分の過去問は解いていました。

 

えらい!進歩だ~。

うん、ゼロとイチは違うからね。

                                                                                                  

しかし「試験時間100分って長すぎる…。」とか言って、

3回刻みにしていていましたよ。集中力~(再び涙)

 

 

こういう丸腰スタンスでもサクッと一級一次に対応できる英語力がついたのは

間違いなく学校授業のおかげです。

 

 

高一からは、留学準備の塾へ通い始めましたが

週1回だけですし、残念ながらそのクラス内でも成績は下の方なので…。

 

学校で習う英語は、中一の段階から徹底して「使える英語」を目指す授業でした。

文法は軽く触れるだけで、とにかくいっぱい聴く・話す。

知らない単語もいちいち調べず、全体の流れから推測する。

 

歌って歌詞の意味を考えたり、インタビュー動画を観たり、

そして日本人同士でも恥ずかしがらずにクラスメイトと英語でどんどん話す。

 

 

最初は、教科書も勉強の進め方も、私たちが受けた英語教育とあまりにも違うので

(さらには、他の進学校とも違うので)

戸惑う親御さんがすごく多いです。

中学時代は、模試の成績もイマイチになってしまうので、

不安になる親御さんがますます増える💦

(学校はそのたびに、保護者会で英語学習の主旨を丁寧に説明してくれます。

今は模試の成績を気にしないで~!って。)

 

 

そもそも、中一の中間テストから、出題文が全部英語です。

できるだけ日本語を介さずに、英語で英語を理解していく方針なので

日本で出版されている問題集や参考書が使いにくいです。

 

 

模試は、日本語で問題文が出題され、時には日本語で答えなければならないので、

日頃の授業や学校内の試験は形式が違い、中学生にとっては対応が難しいのでしょう。

 

 

中学三年の後半頃から、

大学受験を意識して「日本語を介した」問題集にも取り組み始めます。

高一からは、自然と模試でも実力が発揮できるようになります。

 

高三になると、

帰国生(英語優位)な生徒でも国内大進学希望者は、「日本語を介した」問題演習が中心の一般生の英語クラスへ在籍、

一般生(英語入試を受けていない帰国生を含む)の中で海外大進学希望者は、「英語を英語で」学ぶネイティブの先生が教えるクラスへ在籍、

と、進学希望先に合わせ英語クラスが分かれます。

 

 

中一から始めた英語学習で、

高二で英検一級一次に一発合格する実力をつけさせてくれた

学校の先生方に本当に感謝です。

 

リスニングはほぼ満点、リーディングは時間にも余裕があり、見直しもできたとのこと。

失点のほとんどは、最初の語彙問題でした…。あはは。想定内です~。

 

 

さて、ほとんどのご家庭では中学受験が終わり、次は中学英語ですね!

 

息子を見ていても、中学からのABCで留学に向けた英語力習得に

「遅すぎる」ということは無いように思います。

 

中学受験勉強でしっかり「地頭」を鍛えてきた小学生たちは、

母国語で論理的な思考力の下地がしっかり出来上がっているからです。

それなりの英語力さえ身に着けば、高度な英語論文も読んだり書いたりする技術が

すんなり身に着くようです。

 

ぜひ「いっぱい聴いて、いっぱいしゃべれる」英語で、

中学のうちは模試などの点数を気にすることなく、

ひたすら「使える英語」の学習を目指す方向をお勧めします。