高三夏休みの過ごし方 | 傍流のアメリカ大学受験

傍流のアメリカ大学受験

都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2024年1月8日(月・祝)  快晴

 

 

 

 

 

今年の夏休み、息子は米国の総合大学が主催する、高校生向けのサマー・セッションに

参加したいと、準備を進めています。

 

本当は昨年夏休みに参加できたらよかったのですが、当時の英語力は、米国の高校生向けのプログラムには不安があるレベルでした。

(TOEFL85程度)


そこで、語学学校主催のプログラムへの参加を考えましたが、部活や学校の文化祭準備などの夏休みの活動と日程が被ってしまい、参加は断念しました。

 

当時の息子は、短期留学≦学校生活の優先順位。

 

最終学年ですからね、いろいろな役割があり夏休み中は本当に忙しそうでした。

 

中高一貫校の醍醐味は、高校二年生の学年にあると思っています。

部活でも行事でも、中一から高二の5学年をまとめる学年です。リーダーシップを発揮して行事を成功に導くというミッションがあります。

今まで、先輩方の活躍を見て学び、それをいよいよ自分たちが実践の年なのです。

 

学校側が生徒たちを信頼し、全面的に任せてくれる行事や部活運営では、チームワークやリーダーシップについて学ぶ場面が豊富にあります。

 

この夏はコミットの甲斐あってか、部活では8年ぶりの快挙と言う成績を残すことができて、一定の充実感を味わうことができたのではないかと思います。

 

さて、その部活を引退する高三の夏休みをどう使うか。

 

日米併願を考えていた時には、日本の大学受験用に夏休み期間だけ予備校に通うことも考えていました。


しかし昨年暮れに本人の出した結論は、米国専願でいくこと。(日本の大学へは、英語で受験できる学部を受験することになりそうです。)

 

そうであれば、もう思い切って一度米国へ行ってみるのがいいのではないか、自分の英語がどのくらい通用するのか、授業にはついていけるか、

数週間でも挑戦してみたらよいのではと、提案しました。

 

 

本人も、今の時点では語学学校への留学は必要ないかなと、

リスニングについてはほぼ不安が無いので、ネイティブ向けの授業でもやっていけるという自信があるようです。

 

ということで、現地高校生向けに用意されたサマー・セッションに申し込もうということになりました。

 

留学生も受講できるのですが、その大学の出願基準が「TOEFL100+」となっています。

 

本来、TOEFL100+獲得は、今年の9月が目標でした。いや、今年の9月でも相当がんばらないと難しいよね、と言うレベルなのですが、

サマー・セッションへ申し込むと言う新たな目標により、それが7ヶ月前倒しになりました。


2月、遅くとも3月には獲得しておきたいところ。

 

TOEFL80+程度でも申し込める大学もあるのですが

本人の希望する学部&我が家が用意できる資金

という組み合わせで考えると、このプログラム一択となったわけです。

 

息子は帰国生でもなく、中学からなんとなく英語の勉強をし始めた一般的な学習ペースで進めて来ました。

留学を意識した学習に取り組み始めたのは高校に入ってからです。

そうした純ジャパ高校生にとって、TOEFL100+の壁を超えることは、なかなか大変なハードルです。

 

日頃の息子の様子をみていると「本当にサマー・セッションに行きたいの?」と

疑問に思ってしまうほどのゆるゆるなので、見ているこちらの方が焦ってきてしまいます。

 

親は資金を用意すると宣言しました。

そのチャンスを手に入れるか入れられないか、あとは本人の覚悟次第ですね。


さて、今年の夏はどこでどんなふうに過ごしていることでしょうか?!