サマースクールへ参加する意義とは | 傍流のアメリカ大学受験

傍流のアメリカ大学受験

都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2024年1月9日(火)  晴れ

 

 

 

 

 

アメリカの夏休みは、6月~8月までの3ヶ月もあり、長いです。

アメリカの高校生は、この長い休みの期間を使って課外活動をがんばります。

 

ボランティアやインターンシップ、短期留学やアルバイトなどなど。

 

日本のように「塾に通う」と言う習慣は、アメリカ文化の中では少ないようです。

 

じゃあ、さらに踏み込んだ勉強をしたいは、どこへ通うのか?

大学のサマースクールに申し込みます。

 

大学にもよりますが、

高校の成績表の提出(中三から全教科)、高校の先生からの推薦状が必要、エッセイなど、

応募に際し書類審査がある場合がほとんどですが、大学生と一緒に学べる機会は貴重です。

 

これらの授業では大学教授から成績もしっかりつけてもらえ、大学の正式な単位として認められるものです。自分が将来入学する大学に単位として持ち越せます。

 

しかも、高校生として大学の授業で単位が取れた、しかも成績がよいとなると課外活動としては高く評価されます。大学出願の際には大いに有利に働きます。

 

大学の中には、

自校のサマースクールで単位が取得したということが正式入学を保証するものにはならないが、選考の際にはその実績を評価をします、と明記する大学もあります。

志望大学が高校生向けにサマースクールを開放している場合は、参加してみるのも良いかもしれません。

 

 

「大学生と同じ授業を受けるのはちょっと自信がない。」

と言う場合には、参加条件に「高校生」とに限定されたプログラムもあります。

Pre-Collegeや、For High School Studentsと明記されています。

息子が申し込むのは、このタイプです。

 

申し込み順で席が確定できるものと、選考があるものと、コースによってさまざまです。選考があっても申し込み順で席が埋まっていきます。

人気のある大学は、締め切り日前までに満席になることがほとんどです。

 

 

学びたい分野が明確であれば、息子本人が調べてコースを決めるのが良いのですが、

膨大なアメリカの大学の情報量とそれぞれのプログラムの良し悪しを比較することは

経験不足の息子に任せきることができませんでした。

さらには日々の学校生活が忙しく、そのための時間を割くことができないというのもありました。

 

ということで我が家の場合は、私がある程度調べて、旦那さんに確認。

予算や、プログラムの内容などを検証し、親として納得がいったもののみを息子に提示、

最終的には息子本人がその中から選ぶというプロセスで決めました。

 

実際、米国内の高校生家庭でも、親がリサーチする場合が多いようです。

米国の高校生も忙しいから!

 

 

受験の直前期の高3で参加する高校生もいなくはないですが、

高3はエッセイ執筆や試験対策が忙しいので、本来であれば高1、高2での参加が望ましいですね…。

 

まだ行けるかどうかも分かりませんが、

この選択が秋以降の出願準備に吉と出るか凶と出るか…、まったく分かりません💦