サポートする親だって大変だった中学受験 | 傍流のアメリカ大学受験

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都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2022年9月26日(月)

 

昨日の記事は、たくさんの方に読んでいただいたようで、

急にアクセスが上がっていてビビッています…。

 

 

うちの子は「勉強が好き」と言うタイプではありません。

↑ 現在進行形で、この性質は、より顕著に現れています。

 

 

中学受験勉強時代も、

能動的に塾の宿題に取り組んだり、

苦手を克服しようと自ら努力したりするタイプではありませんでした。

 

費やした時間や習得した課題に比例して成績が伸びていくタイプでもありませんでした。

 

振り返ってみるに、

受験勉強のサポートをする親の負担と言う意味では、

かなり手のかかる部類の子だったと思います💦

 

 

私のサポートの仕方もけっして褒められたものではなく、

トライ&エラーの連続でした…。

 

怒ったり、おだてたり、すねてみたりと…。

 

まあいろんな手を尽くして、

息子が少しでも勉強してくれればと願いながら、いろんなキャラを演じていました。

 

 

ケアレスミスによる失点の深刻さはその一つで、

少しでも改善できればと、塾の先生やこのブログを使うといった

あらゆる方法で情報を収集しました!

 

親にしてやれることがあれば、何かないかと思ったわけです。

 

昨日の記事のほとんどは、自分が「発見」したアイデアではなく、

多くの方々に教えていただいたおかげです。

 

「効果があったな。」(特に、親の精神状態に)と思う点がたくさんあり、

私のサポートの仕方が変わっていきました。

今、小学生のお勉強を見てあげている親御さんにとっても

少しでも参考になる点があれば幸いです。

 

 

現在、高校一年生になった息子とは、

だいぶ対等な人間として(っていう表現も変ですが…)

まともな会話が成り立つように感じます。

 

それを思うと、小学生だった息子の頭の中は、

常に私の想像の斜め上を行っていたなあと、いまさらながらに実感します。

(今の息子と同一人物とは思えないくらいですっ。)

 

 

例えば模試を受けるとき、算数などでは

大問1の1題目(正答率90%以上)の5点も、

大問6の3題目(正答率30%以下)の5点も、

同じ5点分なんだよ、と説明しても、

息子にとっては、どうやら同じ重みではないようなのでした。

 

大問1で5点を失ってもそんなに悔しがらず、

大問6の3題目を正答すると大喜びするのです。

 

模試も、ゲーム感覚なのかな?

 

正答率の低い問題に挑戦したがる、みたいな。

大事なのは、総合点の方なのに。

子どもが重要視するのは、「どの問題が正答したか」の方だったりして。

 

このように、いち事が万事、

大人の常識や価値観で計っても、子どもの頭の中は必ずしも

同じようにはとらえてくれていないんだなあと

感じる場面がたびたびありました。

 

 

私が良かれと思って指示することも、

子どもの心には私が意図した通りには伝わっていないこともある、

 

ということが、私自身がもう少し正確に理解できていたならば、

あの頃のサポートの仕方ももう違っていただろうなと今では思います。

 

 

中学受験をすると決めたなら、

 

毎日勉強する習慣を身につけること、

日々の生活の優先順位を決めていくこと、

学習内容の取捨選択をすること、

そして、併願校を決めて入試スケジュールを組むところまで、

 

親が関わってやる必要のあること、

親じゃないとできないこと、が盛りだくさんです。

 

子どもが勝手に奮起して、自主的に取り組んで、

受験を迎える、と言う道筋が成り立たないのが中学受験。

 

 

私自身も、(たった一人ですが)自分の子を通して中学受験をしてみて思いました。

 

本や雑誌、または塾の説明会やこのようなネット情報で見聞きする以上に、

親の役割や負担は多いです!

時間もエネルギーも吸い取られます~!

 

そして何よりも「子どもの合否が、自分の手腕にかかっている…」と思うと

プレッシャーやストレスも、半端ないものでした。

勉強を頑張るのも、受験するのも、子ども本人なんですけど、

そこまでの道のりを伴走するのは、親の方にも相当の覚悟が必要でした。

 

 

ブログとして書けることには制限がありますが

(子ども本人に関わることがほとんどなので)

これから先も、なにか思い出すことがあれば記事にしていきたいと思います!

 

私自身、ブログが無かったら今の学校に息子が合格できたとは到底思えないので、

このブログと言う存在にめちゃくちゃ感謝しています!

 

今どきの人たちは、インスタ派が増えているらしいですが、

私はブログ派なんです~。

 

 

いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。