今回の急落で慌てふためいている方は、リベ大両学長 夜ライブを御覧あれ | 裏街道を往く

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 昨日は、日経平均株価が2216円急落、下落幅が史上2番目と、今年、新NISAで投資を始めた方は、相当あわてふためいたと思います。無理もありません。でも、3年前に本格的に米国株投資を始めた僕は、もう特に動揺することはありません。長期投資をしている意味をしっかり理解できているからです。

 

 ここのところ、リベ大の両学長が毎日YouTubeで家計改善ライブしているのを聴いています。学長に質問しているほとんどが、連日同じようなもので、新NISAに関するものは、全く長期投資をしている意味、心構えを全く理解していないものばかり、それに対しておそらく一日数十回、口を酸っぱくして、我慢強く答え続けている学長に本当に敬意を覚えています。学長は、今回のは、暴落でも何でもない、(株価の変動では)ふつう、日常、とし、皆さんは、長期投資をしていることを忘れたのですか、と笑って答えていました、学長さんの偉いところは、今回の急落を幅で考えるのではなく、(下落)率で考えるのが大事としっかり指摘しているところです(後藤達也氏の昨夜のYouTube ライブの表によると、下落率-5.81%は過去30位とのこと)。

 

 

 

 メディアも史上2番目の下落幅ばかり強調するだけで、主要メディアでさえも、こうした「煽る」傾向があることを僕はしっかり見極めました。もう一人、経済アナリスト後藤達也氏が、昨夜の「米国雇用統計ライブ」で、下落幅で判断するのはmisleadingで、率で考えた方がいいと言っていました。この方は、ルックスも語り口も誠実そうでしかも市場予想は極めて難しいと率直に認める良心的な姿勢、とても信頼できます。

 

僕自身は、前週より、米国株の含み益は1万5千円、投資信託は18万円ほど減少しました。ドル円が154円から146円台まで急落したのですから、この減少幅は大したことではありません。特に、米国株の評価損益が少なくて済んだのは、もうずっと低調であった米国(超)長期債券ETFがようやく急騰して、円ベースでプラスにようやく転じたことです。投資の基本の一つである分散、株だけではなく債券ETFに分散投資することの大切さがようやく報われたわけです。