外貨建てMMFについて ドルで運用している方にはとても使い勝手がいい | 裏街道を往く

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 前回、(外貨建て)MMFについて触れましたので、すこし書かせていただきます。

 

このMMFについては、僕が下手な説明をするよりも、まず、お金のことに関しましては、第一人者たる両学長の動画をご覧になるのが、一番かと存じます。投資信託(ファンドFund)をお弁当パックにたとえるなど、その分かりやすさには、定評があります。ただ、8か月前の投稿ですので、現状と合わない部分があることを御承知おきください。

 

 

 

ここでは、外貨建てMMFとはいっても、ドル建てMMFだけに限定します。年内に利下げがあるということですから、始めるには、一番良い時期は過ぎていますが、こういう商品があるということを知っておくのもいいでしょう。僕自身、米国投資をドルで運用しながらも、2年間ほどくどういうものか知らずに始めなかったのですが、分配金や生債券を買う資金を一時預けるところとして最適とわかりました。少額(たしか初回10ドルだけで、その後は0.01ドル(?)以上)で、いつでも簡単に売却できるのが、一番良い点で、毎月分配で、その利息は、自動的に再投資されることです。デメリットとしては、元本保証ではないことと、次に詳しく述べる為替リスク(為替差益)です。

 

外貨で運用する以上、厄介なのは、為替リスクです。この急変動、特に円高に傾くときは、(慣れないうちは)本当に怖いです。僕自身、一晩のうちに含み益が30万円以上減ったこともあります。ですから、MMFに大きな資産を預ける際には、先行きが円安基調がつづくものと信じられるか、ということを考慮してください。

 

今も、利回りは4%以上ありますが、来年以降、米国の利下げが順調に行われると、利回りも減少して、うまみは減ります。始めるのは今がギリギリかもしれません。使い勝手がいいのですが、信託報酬も、0.70%と比較的高い(それでも銀行の外貨預金で撮られる手手数料とくらべると安いはず)ことです。

 

信託報酬が高いと感じたら、米国の短期国債ETFなどにに投資するのも一手です。こちらは値動きがすくない上に、分配金も割とつきます。これは、日本でも、SBI証券では投資信託版があります。この利回りでは不満を感じる方には、SPHYのような株価が高くなく(現在23ドル前後)、値動きが穏やかなものもあります(僕もわずかな株保有ですが、3か月ほど前に始めました)。

 

今回はMMFを取り上げましたが、運用の仕方はさまざまあります。僕は、万人にベストな投資などないと思っています。その人の年齢、資産状況、性格気質などによって、最適な運用の仕方はさまざまと考えます。自分でしっかりと調べて(時間の余裕がない人は信頼のおけると自ら確信した人(ブロガー・ユーチューバー等)の御意見を受け入れて)、自らの判断(これが一番大事です、万一損したときでも諦めがつきますから)で行うのが投資の王道と考えます。絶対、人のすすめに乗って、安易に行わないことです。詐欺に引っかかる人は、この大鉄則を守っていません。

 

 

おまけ

 

長期インデックス投資では、まったくぶれずに、タイミング投資を考えることなく、余剰資金をつぎ込む「S&P500最強伝説」チャンネルのような鋼(はがね)系が結局勝利する、と思いますが、正直真似はなかなかできません。そこで、なるべく資産を分散し、暴落にも備えるポートフォリオの構築を推奨する「カエルの投資」チャンネルは、一般人向けで、教えられること大です。説得力のある語り口も魅力です。