為替相場状況 5月19日 S&P500やオルカンだけじゃない | 裏街道を往く

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 先週は、京都旅行し、葵祭見物、東山トレイルを楽しみました。あっという間の4日間でした。

 ゴールデンウィークに大きく円高にふれた為替相場(一夜で円換算すると30万円以上も減りました)も、先週は元の円安傾向へと戻り、米国株価も上昇し、旅行と含み益上昇で、本当に素晴らしい一週間を過ごしました。どうも、米国の利下げ(市場予想では9月?)がない限り、円高基調になることはなさそうです。為替介入も、米国のイエレン財務長官が釘をさしたので(13日)、行いづらくなっています。植田日銀総裁も、近々に金利を上げるのも難しく、現下の円安に頭を痛めているに違いありません。

 

 新NISAが始まって以来、海外投資では、S&P500とオルカン(全世界株)の話題が大きく占め、集中しているきらいがあります。米国には、高配当株式ETF(VYM)、増配株式ETF(VIG)など、S&P500よりも変動幅が少なく(その代わりトータルリターンも落ちる)、着実なリターンが望める、本当に優れたETFがあります。これらは日本の投資信託でもOKで、新NISA成長枠にも入っています。また、米国ETF(DGRO)としては、日本の主要証券では購入できないものの、東証版ETF(2014)があります。これも連続増配ETFで、着実な成長が期待できます。年4回の配当で、まだ今年設立ばかりなので、株価も高くなく(17日現在一株231.8円)、新NISA成長枠で買えます。

 

 上記のように、S&P500やオルカンだけが、投資の優良対象ではありません。各個人の投資のやり方に沿うETFや投資信託は探せば、いろいろとあるのです。要は、自分の投資スタイルを決め、それに合った投資対象を見つけること、そのためには、ネットやYuTube で信頼できるサイトを探して、知識を吸収することです。こうして探し求めれば、自分が能動的に見つけた投資対象でたとえ一時的にせよ含み損が出ても、それほど後悔しなくて済みます。投資で絶対してはいけないのは、メディアで大宣伝されているから、人が勧めるから、といった理由で、その株や投資信託に関するしっかりとした知識もなく始めることです。こういったことで始めると、一時的に含み損が出ると、すぐ退場したくなってしまいますから。

 

株は安く買って、高く売る、とよく言われますが、実際に始めると、そううまくいきません。それほど株式の世界は予測が困難なのです。機関投資家と違い、私たちは、それほど時間を費やせないのですから、(暴落が来るとか、為替が大変動するといった)周囲の雑音を気にすることなく、長期分散投資という愚直(言葉は悪く聞こえますが、実は賢明なのです)なやり方を貫くのが結局ベターなのです(ベストとは言いませんが)。でも金融知識をつけたり、国際情勢に関心を持つのを怠ってはなりません。そうして広い視野をもつことが、たとえ暴落に見舞われても、余裕ある態度で臨めるのだと考えています。

 

今回は、投資初心者にもとっつきやすいYou Tube サイト「ガーコちゃんねる」を紹介します。楽天、SBIの二大ネット証券のポイント付与(今の時代大切ですね)などにも有益な情報提供してくれて、親切で信頼のおけるサイトです。

 

 

 

 特に、再点検の一つとして、投資の名著を読むこと、には大賛成です。