米国株の下落が続いています 決して慌てないこと 下落を経験して強くなろう | 裏街道を往く

裏街道を往く

ブログの説明を入力します。

 先週、唯一の定期寝台列車サンライズに乗車して、四国に渡った後、今治から、しまなみ海道をサイクリングして尾道に至るという、かねてからの念願の旅行をしました。夢がかなったような喜びを感じました。ただ、宿泊地の今治で、17日午後11時14分に発生した愛媛、高知で震度6弱の地震にあいました。今治は震度4で、それほど揺れなかったのですが、その後は不安で眠れませんでした。

 

 さて、先週は、米国株はNYダウ以外ずっと下落が続きました。僕の場合、154円台の円安のおかげで、含み損はたいして変わりませんでした。でも、新NISAを今年から始めた方は、この下落に、かなり落ち込んでいるのではないでしょうか。S&P500は、確か3.8%の下落で、まだまだ続く可能性がありますね。こういった状況にあっては、よくニュースなどに接して、下落の原因を自分なりに探ってください。今回は、米国経済が強くて、インフレがなかなか収まらないことと、イスラエルがイランに報復攻撃をするという中東情勢の緊迫化が相まって、長期金利が上昇(株価には基本的に不利)したことで、株価が低下していると考えられます。また、NASDAQ100はS&Pよりも急落していますが、これは半導体関連企業の株価急落のためです。

 

 今回のような下落は、よくあることです。僕も3年投資して、ようやく慌てないようになりました。こういった時、暴落(がやってくる)とか、バブルがはじけたとか、煽る者たちが必ず現れますが、決して耳を傾けてはなりません。確かに暴落は必ず起こるものですが、予測はできません。僕は、これまで、株式市場や為替相場の予測によく注意していましたが、外れる方が当たる方よりもはるかに多いことです。行う必要があるのは、暴落に対する備えや心構えで、あたふたすることではありません。この備えは、人により、性格、年齢、資産額などにより、異なり、一定の方策があるわけではありません。投資に当たって、目標はなにか、いくら損をしてもいいか(リスク許容範囲額)、自分の性格はどの程度暴落に耐えられるか(つまり、自分自身をしっかりと把握すること)などをはっきりと定めることが何よりも大切と考えます。いいかえれば、ブレない、自分自身の投資のポリシーをもつことです。さらに言い換えれば、一番いけないのは、他者の意見や勧め、メディア等の記事に安易に乗ってしまうことです。よく投資は自己責任でお願いしますと言いますが、自己の決断こそ大事なのです。そのためにも、常に確かな情報収集に努めたり、世の中の動向に敏感になる必要があります。よく投資で詐欺に引っかかる人がいますが、この投資を行う際の基本姿勢がなっていないからです。うまい話は全て詐欺と思って間違いありません。自分でよく考えて決断したことであれば、たとえ損をしても、いさぎよく諦めがつきます。

 

僕も今、3年間で含み益が結構出ています。それは、長期の下落を経験しても、投資を続けられたおかげだと考えています。

 

長期投資をなさっている方は、前にも紹介しましたが、やはりYouTubeの動画チャンネル「S&P500最強伝説」をご覧になってほしいと思います。現代経済理論にも精通していて、グラフやデータを駆使して明快に説明し、タイミングを考えずにBuy and Holdして、市場にできる限り残ることを説く力強い姿勢に深く敬意を覚えています。

 

 

 

もうひとつ、「ガーコちゃんねる」をご紹介します。上よりも、投資初心者に向いています。こちらは、SBI証券や楽天証券についての最新情報が見られます。なかなか良心的なチャンネルです。