2022年5月、大津市にある住友活機園に行ってきました。近代住友の基礎を築いた住友家番頭ともいうべき伊庭貞剛氏が明治後期に建てた旧邸宅です。滋賀県内でもぜんぜん知られていないんだけど、大傑作の建築・庭園。
でも拝見するためのハードルがけっこう高いんです。
①公開日が少ない
公開日は年にたった2日だけ!
ちなみに2024年の公開日は5/24(金)と5/25(土)です。
②事前申込制
往復はがきで事前に申し込まなければいけません。めんどくさいですね!
なお2024年は3月15日(金)~4月13日(土)(最終日必着)です。
③抽選
応募者多数の場合は抽選!
2022年は2倍程度だったと現地で聞きました。
ね、ハードル高いでしょ?
しかしそのハードルを越えて申し込むだけの価値は十分あります! 以下、証拠写真です。
入口からして良い風情ですね。
ちょっと階段を上ります。左側の壁は防音壁で、その向こうを新幹線が走ります。
門をくぐってすぐのアプローチ! 新緑が気持ちいい!
途中、左下に池があります。池の周囲には石が組まれており、本格的な日本庭園です。
道は折り返します。左手に杉木立があり、その向こうに和室が見えます。この家のかつての主人はこの部屋にいちばん長くおり、ここから来客にいらっしゃいと呼び掛けることもあったそうです。
通り抜けると芝生広場が広がっており、広場に面して洋館が建っています。
洋館近景。かべにはウロコ状の板が貼られています。左手、松の向こうに和館が見えますね。
建物のなかも丁寧に案内してもらえます。ただし写真撮影禁止なので、雰囲気はこちらの写真から想像してみてください。
動画ならこちらから。
いや正直、滋賀県どころか関西屈指の名庭園・名建築です。こんな素晴らしい庭園&建築を一般公開してくれるなんて、住友さんマジ太っ腹! もう感謝しかないです。タイミングが合えばみなさんもぜひ。
☆住友活機園見学申し込みはこちらからご確認ください