今日は関東七倶楽部といわれる名門コースを訪問。
植栽もフェアウェイもグリーンもそれはそれは上等の風情。
名門コースを訪れるたびに思うのは、
なんとも言われぬ雰囲気に圧倒されること。
華美でもなく静かな佇まいなのですが、
無言で押さえつけるようなそんな力があります。
その力に負けないようにあくまで淡々とプレイしよう、
と思ってティーオフ。
スタートホールはボギー。
これでいいのだ。
と思ったら、すかさず牙をむかれました。
林に打ち込み、そこから手こずりダブルパー。
さらに短いパー4だとタカを括った次のホールも左下がりのバンカーをミスってトリ。
たった2ホールで7オーバーの洗礼を受けました。
そこから気を引き締め、パーを3つ、ボギー2つと持ち直し、
ダボが1つありましたが、なんとか前半終了。
48(15)と50切りがやっと。
距離がたっぷりあるので、パーオンが難しい。
アプローチに救われた、の一言。
今日はスループレイなので、そのまま後半へ。
ボギー、パー、ボギーと静かに進んだ4つ目のホールはパー5。
ドライバー、4Uとうまいこと当たってくれて、3打目は打ち上げの110ヤード。
選んだクラブはPW。
手前のバンカーには絶対に入れたくない。
だけどリキめばろくなことはない。
上手く当たってナイスオン、かと思ったら、
キャリーでピンハイに落ちたボールはグリーン奥にこぼれてしまいました。
砲台のグリーン。
しかし奥からは下りの難しいアプローチとなります。
56°がしっかりボールを拾って、グリーンの縁に乗っかったボールはコロコロとゆっくり転がり、
軽くスライスラインに乗ってカップに吸い込まれていきました。
チップインバーディです。
無心のショットに名門コースがちょっとだけ微笑んでくれました。
7番、9番はダボにしてしまいましたが、
7番のパー3は180ヤード。
メンバーさんから、右のバンカーには入れてはいけませんよ、
と言われたのに、入れちゃいました。。。。
どうです。この立派なアゴ。
正直、出すのが精一杯。で3オンとなってしまいました。
8番はパーオンのパー。
短いサービスホールをしっかりモノにできたおかげで、
後半は43(18)。
トータル91(33)とまぁまぁ健闘した方でしょうか。
慣れるうちに名門の堅苦しさはどこかに行ってしまいました。
裃を脱げば、コースはプレイヤーを暖かく包んでくれます。
そんなことに気づいた一日でした。
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