コロナ禍のディストピア | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

まだ11月だというのに、年賀状の準備(購入)をしたり、生協の宅配でお正月飾りの注文をしたり、すでに年末感が漂っております。最近は、おせちの注文は早期予約で安くなるので、9月くらいに予約。なんだかもう、1年の半分は年末年始なんじゃないかって感じになってます。

 

コロナ禍が始まった2019年末あたりから、なんとなく(自分の中で)時が止まっていたんですが、ようやく、少し、動き出した感。おそっ。

 

今年はやっと、白内障の手術もできて、目がよく見えるようになりました。これで本も読めるし手芸などの手仕事もできます。

 

世の中も表面上はコロナ禍の前に近い状態になりつつあります。先日の通院で、東京の大学病院の入口にあったアルコールの消毒液がなくなっていて、コロナ禍の最後の痕跡が消えつつあるのか…と、ひとり感慨深くなってしまいました。

 

商業施設や駅のトイレのハンドドライヤーもほぼ復活してますしね。あの、アクリル板だらけのディストピアみたいな世界はいったいなんだったんだ…ってくらい、普通に戻ってます。

 

あ、そうえいば、大学病院近くの薬局のカウンターのアクリル板はまだありました。マスクしている人もまだまだ多いですし(私もそう)、コロナ禍は夢じゃなかったんだって確認はできます。

 

なんか、映画「猿の惑星」のラストみたい。ここは人類の文明が滅んだあとの地球だったのか、みたいな。

 

「猿の惑星」シリーズ、最新版が公開されてるんですね。って、最初の作品をテレビ放送で子どもの頃に観たくらいの記憶しかないのですけども。

 

そういえば、テレビのドラマも、コロナ禍で新作の撮影が中断して過去作が再放送されたり、撮影再開後のドラマでもコロナ禍のマスク生活をどう表現するか、俳優さんの顔を映すために飲食シーンが多くなってたり、工夫のあとが見られました。あのドラマたちは、今後、再放送されたりするんですかねぇ。その時のリアルだったのに、なんかほんと、ディストピアのSFドラマみたいになっちゃいそう。

 

実際にその時代を大人として体験しているのだけど、年月が経つと、どうだったか、忘れてるところも多いです。戦争体験者の実体験も、そういう部分、多いのかな、なんて、ふと思ったり。体験している人がすべてを覚えていて証言できるかというと、そうでもないんだな、と感じているところです。

 

怖い感染症も、悲惨な戦争や紛争も、貧困や差別もない、平和で安心安全で、嫌な思い出なんて記憶のかなたに忘れてしまえるような世の中になるといいなと思います。

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T50 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2024/10/31

※写真は縮小しています。

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