おむすびと大震災 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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朝ドラ「おむすび」、とうとう「あの日」のことが語られる週。ヒロインは、家族で神戸に住んでいた6歳のときに阪神・淡路大震災で被災していました。当時中学生だった姉の友人が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなり、そのときの心の傷がいまだに家族の中に残っている、ということが回想シーンで明かされました。

 

震災が起こった1月17日は「おむすびの日」だそうです。被災者たちに炊き出しのおむすびが配られたことが由来。

 

阪神・淡路大震災が起こったのが1995年。今から約30年前。もうそんなに経つのか。ドラマを見て、当時を知らない(であろう)人たちからいろいろなコメントが出てるようで、隔世の感があります。

 

私は大学生で、神奈川と東京の境目の大学の近くに住んでましたが、揺れはまったく感じず、授業はなかったと思うのだけど、朝、なにかの事務手続きをするために大学に行って、事務の職員さんに、「ご実家はどこ? 広島のほうで地震があったみたいよ」って教えてもらったのが、最初。場所がまだよくわかってなくて、たしか、「広島」って言ってた気がします。そのあと、家に帰ってテレビを見て、高速道路が倒れていたり、火災の映像を見たりして、ことの重大さを知ったのでした。

 

東日本大震災では関東地方もかなり揺れて、地震が自分事として感じましたが、阪神のときには揺れも感じず、被害もまったくなくて、ニュースで知らなければ地震なんてまったく関係ない、普通の生活ができてました。

 

しかし、この地震をきっかけに、被災地でのボランティア活動というのが一般的になった記憶。あと、倒壊した建物が多かったので、地震後に住宅の耐震化も進んだのではなかったかな。

 

↓参考

 

いまは、各地で大きな地震が頻発したり、土砂災害や水害なども多くて、自然災害での被害が多いけれど、阪神・淡路大震災の前は関東大震災以降、記憶に残るような大きな地震ってなかったのでは。

 

私が育った神奈川県西部(小田原周辺)は1923年(大正12年)の関東大震災でも揺れが大きかった地域だったので、子どもの頃から学校での避難訓練で、関東大震災から60年以上経ってるから(周期的に)大地震がまた来るかもしれない! って言われ続けてました。

 

なので、関東じゃなくて関西で大地震が起こったことに衝撃を受けました。

 

建物の倒壊や、家具の下敷きになって怪我をしたり亡くなられたりした方が多かったのも記憶に残っています。それ以降、家具の固定も一般的になりました。あと、地震後の火災で犠牲になった方も多かった。あの地震のあとに、進んだ防災対策も多かったですね。

 

そのあと、東日本大震災では津波の被害があったり、各地で大雨での水害があったり、火災だけじゃなくて、水も脅威だと分かって、もういったい何をどう備えればいいのかわからなくなってしまいました。原発もあるし、日本で絶対安全な場所なんて、ないんじゃないかと。

 

いろんな意見はあるかもしれないけれど、ドラマで過去の災害を描いて、当時を振り返り、未来に備えるきっかけになるのはいいことです。「おむすび」のドラマの中ではきっとこのあと東北の震災についても描かれるのではないかと思うので、この先で、次の災害で、ヒロインがどういう行動を取るのか、展開を見守りたいと思います。

 

そうそう、次の次の朝ドラ「ばけばけ」のヒロインも発表されました。最近ちょっとだけハマってる「ベイビーわるきゅーれ」の髙石あかりさん! なんかね、「そうきたか!」って感じでした。オーディションで決まったそうです。

 

髙石さん、舞台「鬼滅の刃」で禰豆子を演じて話題になってたみたいです。舞台、見ていないけど、サイトの動画見ると、ちょっと良さそう。

 

そして、ヒロインの夫のモデルはラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。こちらもオーディションだそうですが、誰になるのか楽しみです。

 

 

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T50 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2024/10/24

※写真は縮小しています。

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