朝ドラ「ちゅらさん」と看護婦さん | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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再放送の朝ドラ「ちゅらさん」、そろそろ終わりが近付いています。…と思ったら「ちゅらさん2」も再放送するそう。やったぁ。録画し忘れないようにしなくては。

 

「ちゅらさん」の放送は2001年。すでに20年以上も前で、びっくりです。今放送している「おむすび」が2004年(阪神大震災の9年後)という設定なので、それよりも前かぁってちょっと感慨深い。

 

「ちゅらさん」のヒロインは看護師になりましたが、当時はまだ「看護婦」というのが一般的で、ドラマの中でもずっと看護婦呼び。

 

「2002年に性別による読み方の区別が撤廃され、男女ともに「看護師」と統一される」ようになったそう。

 

ドラマ放送時は、ちょうど過渡期だったんですね。ドラマの中では時代が少し前になっているので、「看護婦さん」が自然だったのでしょう。続編の放送はその数年後なので、呼び方がどうなっているのか、気になります。

 

いまでは普通に看護師さんと言うので、ドラマの中でも「看護婦さん」と呼ばれているとすごく違和感があります。自分も、2000年代初めまでは普通に「看護婦さん」って言っていて、「看護師さん」になったときによく言い間違えていた記憶があるのに、不思議です。

 

朝ドラでも他のドラマでも、結婚するとだいたい、女性が夫の姓に変わり、キャストのクレジットでも役名の名字が変わります。オープニングのクレジットでキャストの役名が前回と違うと、「ああ、あの人と結婚したのか」なんて、ちょっとネタバレっぽいことも。

 

今の時代、夫婦別姓も選べることが世界的には普通だということが日本でも認識されて、結婚後に姓が変わることで受ける様々な不利益も明かになってます。いままではそれが当たり前だと受け入れていた人々が声を上げ始めてる。

 

看護師さんも、名前が変わると看護師免許の名前を変更するのが大変だと聞いたことがあります(他の職業も同様だと思いますが)。結婚して名前を変えて、離婚したけれど免許の名前を戻すのが大変なので、元夫の姓のままにしているという方も。何度も結婚している方はその度に免許の名前を変更するの、大変そうです。
 

↓参考

 

「ちゅらさん」でもドラマの中で結婚するカップルが多くて、当たり前のように女性が男性の姓を名乗っています。そのあたりのやりとりの場面があった気がするけれど、結局、ヒロインのカップルも夫の姓になってる。その後20年経っても、日本はまだ、このドラマと同じ。

 

「看護婦」は「看護師」になったけれど、女性が夫の姓を名乗る(夫婦が同姓でなければならない)というのは変わらず。もし、2000年代始めに法改正されて選択的夫婦別姓制度が運用されていたら、このドラマの中の夫婦同姓も違和感を感じて見たかもしれないです。それくらいの年月、この問題が停滞しているということ。

 

「1996年に、法務大臣の諮問機関である法制審議会が選択的夫婦別姓制度を導入する「民法の一部を改正する法律案要綱」を答申してから四半世紀以上が経過した現在も、導入は実現していません。」とのこと。

 

法改正を阻んでいた与党自民党。今回の衆議院選挙で過半数割れしたので、選択的夫婦別姓制度や、そのほかもろもろの停滞しているものが前に進むといいなぁと、淡い期待を抱いています。

 

インボイス制度も見直されるといいな。

 

↓参考。

 

 

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date:2024/10/24

※写真は縮小しています。

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