みんな大好き牛乳寒。我が家のレシピを教えて欲しいと言われたんですが、母も私も毎回適当に作っているので、ざっくりと、これでできるよね…って分量で、ちゃんとできるかどうか、再現実験。
母が、濃い牛乳寒にこだわっていて、水を極力少なくするのが我が家流です。昔は牛乳だけで作ったこともあるんですが、寒天をちゃんと溶かすには水を少し入れたほうがいいです。ゼラチンは沸騰させなくてもいいけど、寒天は沸騰させないと溶けないし固まらない。
なので、分量はこんな感じ。
・(a)水:100cc
・(b)牛乳:400〜500cc
・(c)フルーツ缶詰の汁:缶に入ってる全部
※(a)(b)(c)の合計が500~600ccくらい。
・フルーツ缶詰のフルーツ
・粉寒天:4g
・砂糖またはハチミツ:適当。お好みで。
ポイントは、牛乳を入れたら沸騰させない。火を止めてから果汁を入れる。
今回、牛乳500ccにしてしまったけど、フルーツ缶の汁が入るので、400ccくらいにしたほうが固まりやすいかも。牛乳は冷たいと寒天がダマになったり分離したりしてうまく混ざらないので、常温か人肌くらいに温めておきます。
水100ccに寒天パウダー(粉寒天)4gを入れてから、沸騰させます。(水からやらないと粉寒天がダマになっちゃいます)
ちゃんと沸騰させないと粉寒天が溶けない、固まらないのですが、沸騰時間が長すぎると水分が飛んでゲル状になっちゃうので、あまり強すぎない火加減で、1分くらいでささっと。
弱火にして、冷たくない牛乳を少しずつ足して、寒天水と混ぜていきます。ダマにならないように少しずつ。ここで沸騰させてしまうと牛乳が分離しちゃうことがあるので注意。
牛乳と寒天が混ざったら、甘味を入れます。私はハチミツを入れちゃうけど、母は砂糖をどっさり入れます。
火を止めてから、フルーツ缶の汁を入れてよく混ぜます。
母曰く、果汁よりも砂糖を先に入れないとうまくできないとか。理由はナゾ。火を止めて果汁を入れたあとだと砂糖が溶けないからかな。
あと、低脂肪乳だと、分離したり、うまく固まらないことが多いです。
缶詰のフルーツを器に並べておきます。
器に、牛乳寒を静かに流し込んで、冷やし固めます。
固まったら出来上がり。フルーツがあまり入ってないところを切ってしまったので見栄えがイマイチだけど、上手にできました。
寒天が固まらない理由はこちらにまとまってます。
↓
以前、生のフルーツを寒天と一緒に煮て寒天ゼリーを作ろうとしたら、まったく固まらず、調べたら、酸味があるものと寒天を最初から混ぜると固まらないことが分かりました。それ以来、果汁などは最後に入れるようにしています。
あと、牛乳寒の失敗例としては、牛乳が透明な部分と白い部分に分離してしまうことが多いです。おそらく、牛乳を沸騰させてしまったことが原因。あと、低脂肪乳だとこの失敗が多いかも。
寒天の袋に入っている牛乳寒のレシピだと、水400ccに牛乳200ccくらいで、水の分量がかなり多いです。誰でも失敗しないで作れる分量がこれくらいなんだと思います。なので、失敗しないで作りたい場合は、袋に入ってるレシピで作ることをオススメします。
私は毎朝、自作の寒天ゼリーを食べてます。だいたい、一度に今回の分量くらい作って、数日かけて食べきります。牛乳寒は面倒なので、普通の透明な寒天ゼリー。たまにコーヒーゼリーにしたり、生のキウイなどを入れて作ったり。なので、粉寒天とフルーツ缶は常備してあります。あとハチミツも。
キウイ寒天のレシピ、過去に書いたものです。
↓
ちょっと酸味が強くて生だと苦手なキウイも、お砂糖でしっとりさせてゼリーにしてしまえば食べられます。キウイを最初から入れてしまうと寒天が固まらないので、最後に入れるのがポイントです。
棒寒天は面倒なので、もっぱら、粉寒天派です。メーカーにこだわりなし。
↓
※今日の写真はすべてiPhone15 Pro Maxで撮影。