白内障手術後の検診

白内障の手術翌日の検診、問題なしでした。ちょっと眼の中で出血しているけれど、自然に治るそうです。白目部分に真っ赤な斑点が出るのは、前にも何度かあって、最初はすごくびっくりしたけど、自然に治りました。今回は手術の影響かもしれないけれど、1、2週間でたぶん自然に治ります。

術後の3日間は自宅療養。検診が終わって帰宅したら外出禁止です。検診のあとは洗顔、入浴などは解禁。ただ、洗髪は１週間禁止なのがつらいです。お風呂で、濡れタオルでよく拭いてみました。これでいけるかな。一応、ドライシャンプーも買って使ってみたけれど、微妙。なにもないようりはいいかも。災害時などの参考にしようと思います。

やってはいけないことと（洗髪、外出、庭いじりなど）、やらなきゃいけないこと（目薬の点眼、保護メガネの着用など）があるので、うっかりやっちゃった、うっかり忘れたってことがないように気が張ってます。日常と違うシチュエーションが苦手です。

保護メガネは術後２週間は24時間着用。寝ているときもつけっぱなしです。読書やテレビを見るときに今までのメガネを使いたいときだけは、掛け替えて、終わったらまた保護メガネを掛けます。

さて、手術した左目と右目の見え方の違いが大きくて、左目の見え方にまだ慣れてないためか、なんとなくクラクラしてます。

左目は以前はもやっとして遠くも近くも見えにくかったのが、今は、部屋のカレンダーやテレビなどは比較的くっきり見えていて、近くの新聞の文字はもやっとしてます。たぶん、メガネを作れば近くもはっきり見えるのだろうけど、メガネは手術の2ヶ月後くらいに作ってくださいという説明でした（一般的には1ヶ月後くらいと書いてあるものが多いですが、看護師さんの口頭での説明では2ヶ月後と言っていたので、そのほうが確実なんでしょう）。

まだ手術していない右目は、カレンダーやテレビはもやっとしてます。手持ちのメガネで少しくっきり見えますが、細かい文字は読めません（白内障の進行前の視力に合わせてあるので、以前はもっとよく見えてました）。

ドラマに出てくる手紙などの文字も読みにくくて、凝視している間に画面が切り替わっちゃう。なので、重要そうな場面は一時停止して読んでます。母と一緒に見ているときには一時停止できないので、そのままスルー。

パソコンの画面は両者の中間くらいで、左目も右目も同じくらいもやっとしてます。裸眼で文字は読めるけど、ちょっと見にくい。メガネをかけると右目はよく見えて、左目は（度が合ってないので）かなり見にくい。今の段階では、メガネをかけて右目を使って見るのが作業し易いかんじです。

これ、両目手術して、メガネを作るまでの間はどうしたらいいんだろう。新聞も、左目では全然読めなくて、メガネをかけて右目で読んでるんですが、右目も手術したら両目とも読めなくなってしまいます。拡大鏡を使うか、ウェブの紙面で拡大して読むか…。

両目一緒に手術してたら、大混乱だったかも。2週間のインターバルがあってよかったのかな。

今は、右目は裸眼で近くの文字が読めるのですが、左目では全然読めません。このまま右目を手術しないという選択肢もあるのだけど、やはり、左右で見え方の差が大きいというのは、あとあと不便そう。右目も白内障が進行するのは時間の問題だし、やはり今手術してしまうのがいいのかな。

持病の多発性筋炎（膠原病）も、いまのところ落ち着いているのと、眼科クリニックへの送迎をしてくれる母も今後は運転免許を返納する可能性もあり、タイミング的にも今がいいとは思うけれど、悩ましいです。

手術前の説明では、今回入れる眼内レンズで、お料理、近くのお散歩くらいはメガネなしで大丈夫。新聞もワンコラムくらいは読める、ということでした。個人差はあって、手術してみないとわからないところがある（なので片目ずつの手術になったと思う）のだろうけど、思っていたよりも、近くが見えにくいのががっかりポイントでした。これからもう少し変化するのを期待。

しかし、近くを見やすくすると、日常生活は完全にメガネ生活になってしまいそうだし、これくらいが妥協点なのでしょうね。普段の生活がメガネなしでできるほうが、生活の質が上がりそうです。とはいえ、術前の説明で遠くへの外出にはメガネが必要、とも言われました。メガネが必要ない範囲が狭い…。

そう考えると、近くも遠くもよく見える人間の目ってすごいです。目にレンズが入って、人工の身体に一歩近付いたわけですが、「銀河鉄道999」に出てくる「機械の身体」よりも、人間の身体のほうがいいよねぇ…なんて思ってしまいます。

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