マイナ保険証、うちの両親も通院の際には使うことが多くなっているようですが、まだ、積極的に利用を勧めている病院や薬局はないみたいです。
とはいえ、私が通っている医療機関でもマイナ保険証を使っている人が以前よりは増えている印象。慣れてしまえばそれほど難しい操作ではないので、受付に紙の保険証を預けて返却を待つ時間がなくなるのはいいのかもしれません。
私の場合は、受付に見慣れないマイナ保険証の機械(カードリーダー)を見つけるとガジェット好きの血が騒いでしまって、「うおー、見たことないタイプ! やってみたい〜」って思ってつい、「マイナンバーカードでいいですか〜?」って言ってしまうのでした。
↓ここに出てる種類、ほとんど使ったことあります。アトラスのはまだ使ったことないかな。
基本的な使い方はどのカードリーダーも同じで、カードを所定の位置に置くと自動的に読み取り、画面の案内に沿ってタッチパネルをタッチしていけば、確認完了です。私は、マスクはずすの面倒なので顔認証ではなく暗証番号で認証してます。あと、毎回、医療情報提供についての同意(または不同意)のボタンを押す操作が3項目(3回)くらいあるのが面倒です。医療機関によって変える人もいるかもしれないけれど、どこでも全部同じ答えの場合は事前に登録しておくことってできないんでしょうかねぇ。
あと、同意と不同意のボタンの位置が、カードリーダーによって違うのもとまどいます。あっちの病院では「同意」ボタンが上にあったのにこっちでは下にあるとか、配置が上下だったり左右だったり。各社でわかりやすく工夫しているのはわかるのだけど、統一してくれたほうがわかりやすいです。
駅の切符の券売機の画面が各駅で違っていたら迷いますよねぇ。そんな感じ。
↓操作画面の一例。(YouTube)
カードリーダーの種類によって、マイナカードの置き方が違うのも、とまどいポイントです。ヨコ位置(カードの文字が読める位置)で置くタイプとタテ位置(カードの文字が横向きになる位置)で置くタイプ、あとキヤノンのは立てかける(タテの溝にはめる)タイプです。
↓キヤノンのカードリーダー
今後、スマホに入ったマイナカードを認証できるようにする場合には、このカードリーダーも新しくしなければならない(かもしれない)ということで、医療機関側の負担が大きそう。iPadなどのタブレット端末にアプリを入れたりする形で対応できるようになればいいのに。
患者さん側としては、マイナ保険証、本人が意識がない場合には顔認証ができなかったり、暗証番号がわからなくて使えないことがあるのが、難点。ケースバイケースなんでしょうけど、救急車で運ばれてご本人の意識がなくてマイナ保険証が使えなくて一旦自費で払った、なんて話がSNSで流れて来ました。
認知症の高齢者や子どもなんかも、いちいち本人の認証をするのは難しい場合もありそうです。指定の医療機関などでマイナカードから認証なしで保険証の照会ができるようなシステムが、今後作られるんでしょうか。
個人的には、マイナンバーと医療情報の紐付けはすごく便利なので、このままシステムの改良をしていって欲しいと思うのだけど、今の、マイナンバーカードと一体化した保険証は、使い勝手がいいとはいえないです。
自動車の免許証もマイナンバーカードに一体化する方向で進んでいるようですけど、なにもかも一緒になっちゃって、大丈夫なんでしょうか。
最近たまにある、ネットのシステムがダウンする障害なんかが起こったら、どうするんだろう、とかモヤモヤしちゃいます。
【今日の撮影機材】
カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com
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date:2024/6/4
@小田原城趾公園
※写真は縮小しています。