眼科クリニックの検査と診察に半日付き合ってくれた母、当日は「そんなに疲れなかったよー」と言っていたけれど、翌日になったら「なんかかったるい…」と言ってました。「やっぱり昨日の病院が疲れたのかも」だって。だよね、付き添いも疲れるよね。ありがたい。
普通は高齢両親に子が付き添うのだろうけど、今回は私の白内障手術での送り迎えと院内での待機で母にお世話になります。両親ともに、すでに白内障の手術をしているので、今後私が両親の白内障手術の送り迎えをすることはない、というのは、気楽な要素。
診察、検査、手術当日と翌日の検診、翌週の検診、と何度も通院しなきゃいけなくて、片目ずつの手術だとさらに通院日が増えてしまいます。両親ともに、片目ずつ手術していて(母は15年くらい前、父は3年くらい前)、そのときはお互いに送迎と付き添いをしていました。私が超ペーパードライバーで送迎の役に立たないという事情もありますが、子に負担をかけずに夫婦でなんとかしてくれるのは、ありがたいです。
うちの両親は送迎などはあまり厭わずに引き受けてくれるので、助かります。むしろ、母は暇な毎日に予定が入ることを喜んでいる節もあり、こういうイベントがあったほうが刺激になっていいのかもしれません。体力的にはたぶん疲れると思うけれど、本人はあまり気にしてないみたいです。
自分の通院で大きな病院に行くと、身体の不自由な高齢者に付き添う子らしき人をよく見かけます。平日の昼間に通院に付き添うのも大変だと思うけれど、付き添っている人もすでに仕事をリタイアしているくらいの年齢かなという方も多いです。若い方もいます。
うちの両親も、いつまでひとりで病院に行けるのか、考えてしまいます。今も、ちゃんとお医者さんの言うことが理解できているのか怪しいところもあるけれど、とりあえず自力で通院してくれてるのはありがたい。今日は「ありがたい」の連呼。
両親が自力での通院が難しくなったり、車の運転をしなくなったりすることを考えると、私も近くだけでも運転ができるようになったほうがいいのかなと思いつつ、自分の運転能力の低さ(他の車の動きを見て右折したり、狭いところに駐車したりするのが苦手)を考えると、安全のためには運転しないのが一番、と思ったり。悩ましいところです。我が家周辺の田舎道、狭いところが多いので、対向車が来るとバックしたり端に寄ったりしなきゃいけないのも、運転を躊躇する理由です。
田舎の高齢者の移動手段問題、ひしひしと感じます。近所の高齢者も運転免許を返納したりして車を手放す方も多く、そうなると電車(路線バスは通ってない)での移動になり、駅まで歩くことになります。買い物ができるお店は駅よりもさらに遠く、往復で1時間弱かかります。それでも、高齢の方は歩いて駅まで行って通院したり、買い物したりしているんですよね。または、近くに住むお子さんなど親族に送迎してもらっていたり。
高齢者がひとりで生活するには、移動手段がなさ過ぎます。なので、自分の将来を考えると、ずっとここにはいられないかも、とか、両親がいよいよ介護が必要になったらどうしようとか、悩みは尽きません。
先のことはどうなるかわからないから、あまり深刻に考えてもしかたないので、大雑把に考えて、あとはそのときそのときで、対処していくしかないですね。ケセラセラと、今できることをやるしかないです。
ひとまず、自分の白内障手術、なんとか乗り切りましょう。バカボンボン。
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date:2024/6/4
※写真は縮小しています。