麻疹(はしか)の感染者が増えているというニュースが、テレビなどでも大きく取り上げられるようになってきました。
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空気感染で広まり、根本的な治療法はなく、予防できるのはワクチンのみ。後遺症などもあって、感染力も高くてとても怖い病気です。
日本では子どもの頃にワクチン接種している人が大半ですが、年代によって、接種の回数が違います。1972年10月1日〜2000年4月1日生まれの人は1回接種、それ以降に生まれた人は2回接種となってますが、1977年から定期接種化と書かれているサイトも多いので、ちょっとよくわかりません。
↓参考
↓こちらに年齢別にワクチン接種の有無を確認できる表があります。
制度のことはともかく、自分が予防接種を打っているかどうかは母子手性で確認できると思うので、手もとに母子手性がある場合は、確認してみるといいと思います。
私の母子手帳には、1歳で麻疹(はしか)に罹患していると書いてあって、はしかの予防接種の記録はないです。で、両親に、1歳ではしかになったときのことを覚えているかと聞いてみたら、まったく覚えてませんでした。たぶん、共働き両親の代わりに、祖母が見ててくれたんだろうな。
私の年代くらいだとまだ、はしかは子どもがよく罹る一般的な病気だったと思います。そんなに怖い病気という認識もなかったです。それで亡くなる子もいたのだろうけど、そういう子どもの病気ははしかに限らず、多かったのかもしれません。今は予防接種で防げる病気が格段に増えている印象。育児している方は、子どもの予防接種で大忙しっていう話も聞きます。
麻しん風しん混合(MR)ワクチンについて。
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病院で抗体価の検査をしてもらってからワクチンを打ってもいいと思いますが、1回しか打ってないことが確実だったら、検査しないで2回目を打ってしまっていいみたいです。ワクチン接種も罹患したこともない人はすぐ打ったほうがいいです。
しかし、生ワクチンなので、私のように、ステロイドや免疫抑制剤を飲んでると打てない…。「明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する人、および免疫力抑制をきたす治療を受けている人は禁忌です」と書かれてます。あと、妊婦さんも打てないので、妊娠の予定(可能性)がある方は早めに打ったほうがいいです。
↓参考
そうそう、両親は、私がはしかになった時の記憶がないくらいなので、そのときには自分たちは罹らなかったみたい。父は小学生くらいのころに罹って、かなり大変な思いをしたみたいで、それを鮮明に覚えてるらしいです。母は覚えてないみたいだけど、たぶん子どもの頃に罹ってるんでしょうね。ワクチンは打ってないと思います。
なので、両親が外で麻疹に感染して我が家に持ち込むっていう心配はほぼないので、そこは安心材料。私も1回罹患しているので、大丈夫そうな気はします。
私の母子手帳、もうボロボロですが、母が大事に保管していて、数年前にそれをスキャンしてPDF化してクラウドに保存してあります。体重の変化などの記録もあって、見ていると楽しいです。
最近は母子手帳もアプリ化されているみたい。でも正式なものはまだ紙。アプリは便利だけど、長期間保管するのにはどうなのかな、と思う面もあります。機種変更とかしてデータ消えたりしないのかな。あと、アプリ自体のアップデートなどのメンテナンスも必要だし、提供する側(企業か行政かわからないけど)の長期間に渡る安定的な運営体制も必要そう。
マイナポータルにデータを保存するという試みも始まっているようで、これは歓迎です。母子手帳の情報って、母親だけじゃなくて、子どもにとっての個人情報でもあって、ワクチン接種記録のように、大人になってから確認することもあります。なので、子ども本人のマイナポータルで情報を長期保存していつでも見られるようになるなら、便利だと思います。
こんなニュースも。
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お薬手帳なんかは、過去の情報よりも今、どんな薬を飲んでいるか確認するので、長期保存はあまり考えなくていい面もあるけれど、母子手帳は、子どもが成長したあともずっと必要な情報が書かれているので、電子データだけではなく、紙でも保存できるようにしてもらいたいです。
マイナポータルと民間の母子手帳アプリを連携して検診などが受けやすくなったら、便利そうです。っていうか、大人の健康管理でもそういう風にマイナンバーを活用すればいいのに。活用の方向性が、なんか間違ってるのよね。
麻疹については、厚労省のサイトを参照してください。
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date:2024/3/14
※写真は縮小しています。