戦国から平安へ、楽しみな大河ドラマ | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

大河ドラマ「どうする家康」、とうとう終わっちゃいました。いろいろ、大河ドラマっぽくない作品だったけれども、終わってみれば、よかったです。後半、秀吉が死んだあとくらいからが好きでした。

 

徳川家臣団の面々も良かったし、前半でお市の方、後半で茶々を演じた北川景子さんも良かったなぁ。欲を言えば、もうちょっと最初から家臣団を前面に出して、信長、秀吉を脇役にしちゃうくらいでもよかったのでは。

 

城屋敷や戦場のセットが、どの場所も同じように見えて「書き割り」っぽかったのも、最後のほうはそれほど気にならなくなりました。見る方が慣れたのか、制作陣が工夫したのか。

 

若い頃の家康を描いたドラマになるのかと思いきや、晩年、亡くなるまでを描いて、最終回は大阪城炎上、そして回想シーンで大団円。っていうのもちょっと意外でした。とにかく、出演者(役柄)が多くて、歴史上の有名人でも1回とか2回くらい出てきてすぐに退場してしまうめまぐるしさ。

 

最後まで見てから、また最初から見たら違った印象になりそうです(たぶん見ないけれど)。

 

ドラマの本編とは別のところで、ジャニーズ事務所の問題が出てきてしまって、主演の松本潤さんは思うように番組のPR活動ができなかったと思うのだけど、逆にそれが結束を強めたんですかねぇ。出演者の方々のSNSにオフショットや裏話などが多くて、違った意味で楽しかったです。

 

大河ドラマや時代劇に徳川家康が登場することは多いけれど、家康が主役になるドラマって少ないです。なので、家康が生きた時代を俯瞰して見ることができたのも、このドラマの醍醐味だったかも。

 

家康が関わった戦がドラマに登場するたびに、家族で、「この戦はどっちが勝ったんだっけ?」「このあと誰が死んで誰が味方になるんだっけ?」「これがあの事件に繋がるんだよねー」なんて、史実を調べながら、ドラマのフィクションの部分と比較したりして、考察するのも面白かったです。

 

戦国時代を総復習した感じ。信長は本能寺まで、秀吉も大阪の陣の前に死んでしまう。家康自身も大阪の陣のあとに亡くなって、そのあとの歴史的有名人では、三代将軍家光とか、春日局などが登場。本能寺あたりから家光のあたりを繋ぐ人物を描くドラマって少ないのかなと。茶々や真田幸村も大阪の陣で亡くなっちゃうし。

 

大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」でお市の方の三女の江(ごう)姫が主役だったときにはそのあたりの時代が描かれましたけど、女性目線だったから、城屋敷の中での出来事が多くて、戦国の武将たちの駆け引きとはまた違う感じでした。

 

そうそう、あと、徳川家臣団の大久保忠世が、のちの小田原城主だと認識してなくて、ドラマ中盤で、家臣団が小田原攻めのあとに領地を割り当てられるところで、「へー!!」ってなりました。小田原といえば、北条早雲から始まる後北条氏が有名なのですが、そのあとの江戸時代の城主は地元でも知名度が低いです。そういえば、大久保氏だったなぁって感じで。その大久保氏が、ドラマの中では陽気なムードメーカーで、愛すべき人柄だったのがなんだか嬉しかったです。演じていた小手伸也さんのキャラクターによるところも大きいです。(参考→どうする家康に登場する人物「大久保忠世」/刀剣ワールド)

 

そんな感じで、なんだかんだ言いつつも、1年間、楽しく見られた大河ドラマでした。

 

来年は平安時代、それも女性が主人公の「光る君へ」。戦乱の世でもなく、まさに「平安」の時代だから、やっぱり、ホームドラマ的な感じになるんでしょうか。あ、韓国ドラマによくある、宮廷ものって感じなのかな。

 

放送前から人物相関図の複雑さと登場人物の多さに面食らっておりますが、ドラマの中ではすっきり整理されてることを願います。ひとまず、相関図は印刷して、予習しているところです。

 

 

 

「源氏物語」は好きなんだけど、その作者の紫式部についてはさほど詳しくなく、ドラマで学習したいと思います。

 

「源氏物語」をざっくり知るには「あさきゆめみし」。読み返そうかな。

 

 

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2023/12/6

※写真は縮小しています。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ