天の邪鬼な母との会話。昼間、ぽかぽかと暖かかったので「今日は12月とは思えないくらい暖かいね」と母に言ったら、「でも朝は寒かったよ!」と即答。うん、間違ってないけど、なんかイラッとするんですよ。
これ、きっと私が「今朝はすごい寒かったよねー」って言ったら「でも今は暑いよ!」って即答するんじゃないかと思うわけです。つまり、何を言っても、反対のことを言う。私の言ったことを、まず否定してから、会話を続ける。
冒頭の会話だと、「今日はあったかいね」「でも朝は寒かったよ」、のあと、私が「うん、そうだね。やっぱり冬になってるんだねぇ」とでも言えばきっと「でも今(昼間)は暑いよ」と、続いたと思います。それ、最初に私が言った、ってなる。そういう会話のループが多いです。
高齢なので、多少、認知機能の衰えなどで会話がループしたり、同じことを何度も言ったりすることがあるのは仕方ないと思うのですが、母の場合、もともとの性格でもあって、なんでもまずは「否定」。「でも」「だけど」「だって」の頭文字でDDD会話、と心の中で呼んでます。
分かってはいるんだけど、そのたびにプチストレス。これに気付かないときには、無意識にストレスが溜まっていて、理由もよくわからず(自分で分析できず)、否定されたことによる自己嫌悪と、自己肯定感の低下で、精神的に落ち込むことが多かったです。母は相手を否定することで、自分の立場を上にしたいのでしょうか(マウントを取るというか)。たぶん無意識なんだろうけれど、相手を傷つけて貶めていることに気付いてない。
相手に寄り添って共感しながら話を聞いてくれる、というタイプでないことは確かです。でも、母本人としては、相手のためを思って「助言している」つもり(実際にその助言が役に立つこともあるんですが)。
母はあまり物事を深刻に考えないで、楽天的なところがいいところなんですけど、その分、けっこう無責任に「こうしてみたら!?」と言って、そのまま相手を放置して手助けしない、ってこともあったり、逆に、手助けしすぎて相手が迷惑したり(おせっかい)。なんというか、私から見ると、「自由(フリーダム)」。フリーダム過ぎて、一緒にいると振り回されちゃって疲れちゃいます。
まぁ、母本人はそれなりに楽しそうに過ごしているので、いつも落ち込んで、負のオーラを発している人がそばにいるよりはいいか、と思うことにしています。むしろ私が負のオーラを発してるのに、その影響を受けない母がすごいかも。鈍感力を見習いたいです。
母と私の緩衝材になってくれる犬か猫が欲しい…。けど、いないから、とりあえず、お散歩して、美味しいモノを食べて、ストレス解消。年末年始の鬱々になりがちなシーズンを、がんばって乗り切ろう。
【今日の撮影機材】
カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com
レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com
date:2023/12/9
※写真は縮小しています。