嵐の二宮和也さんがSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から独立とのニュース。夏ドラマから秋ドラマと続けざまに出演されていたので、今後はどうなるのかなと気になっていた俳優さん。やはり、仕事に支障が出ていたのか。(こちらの記事に詳しい→二宮和也「独立しても嵐」が及ぼす4者への重大影響/東洋経済)
岡田准一さんなど、実力のある俳優さんたちは続々と独立していきますね。「ジャニーズ事務所」の看板なしで仕事ができる方は、今後はむしろ看板が邪魔になって仕事ができなくなってしまうデメリットのほうが大きいでしょう。
それ以外の若手の方々は、グループでの活動や歌番組などへの出演など単独での俳優業以外のところでどれくらい支障が出るのかわからず、今後のことを決めかねているところかもしれません。
二宮さんのコメントで、今後も「嵐」の一員、というところが一番重要。いままでは、辞めたらグループから脱退、ジャニーズ事務所所属のタレントさんとの共演は絶望的でした。なので、「辞めても嵐」っていうのはちょっとびっくりすると同時に、「おおーっ」って小さくガッツポーズしてしまったくらい。
嵐のファンというわけではないのだけども、これで、他のグループでもメンバーの退所で分裂しちゃった人たちが合流したり、歌番組やドラマなどで共演したりする可能性も期待できるかも。
そして、ジャニーズ事務所を辞めた方々も、ドラマ出演などの仕事がしやすくなるんじゃないかと期待。いままで主演ドラマがたくさんある方も、事務所辞めたらぱったりドラマ出演がなくなっていました。これで圧力や忖度がない、って、おかしいでしょう。いままでの出演は実力じゃなくて事務所の力だったのか、って話でもあるし。それならそれで、ズルして主演に選ばれていたってことなのか、って、いろいろ辻褄が合わない。
各局で検証番組が放送されています。NHK、フジテレビ、TBSのは見ました。テレ東も放送されたみたいですが、見逃しました。
参考。各局の検証番組の内容。
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どこも似たり寄ったりで、薄々気付いていたけれど、報道したり解決に乗り出したりするような問題だとは思わなかった、というような社員の証言を紹介しています。芸能ゴシップ(なので報道したり掘り下げて取材したりする価値がない)という捉え方をしていたとか、直接被害を訴えられたのに受け流してしまったとか。
個人的には、性被害に関してはそれを見過ごしていた事務所の責任が大きいと思います。テレビ局などの罪は、報道しなかったこともあるとは思うけれど、それ以上に、事務所への忖度なのではないかと。忖度があったから報道しなかったという面もありそうだし、根本的な問題は、事務所の圧力や、忖度してタレントさんの起用などに影響があった、というところなのでは。
なので、性加害問題の当事者(加害者)が亡くなっているからと、過去の問題と切り捨てるのではなく、現在進行形の問題として向き合っていく必要がありそう。ジャニーズ以外の大手の芸能事務所でもそういうことがあるのかもしれないですし。
というわけで、辞めジャニの方々の、テレビ番組やドラマへ出演に期待します。ちょっと今、問題がホット過ぎてすぐには無理かもしれないけども。来年の春ドラマあたりでなんとかならないでしょうかねぇ。
【今日の撮影機材】
カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com
レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com
date:2023/10/21
※写真は縮小しています。