相変わらず、ジャニーズ関連のニュースをつい見てしまいます。現在活動中のグループに関わりのあった方(元メンバーとか、メンバー予備軍だったとか)の実名告白まで出てきて、ますますカオス。
当然、同じグループに所属していた他のメンバーも、(全員ではないだろうけれど)性被害に遭っていると想像できてしまいますよねぇ。
そして、逆に、「自分は絶対に被害は受けていない」と表明してしまう現在の事務所所属の方もいたりして、それはそれで、どうなんだろうって思っているところ。実際に被害を受けていてそれを明かにしたくないけどウソもつきたくない方は、「受けた」とも「受けてない」とも言えないし、そうなると、「言わないってことは被害に遭ってるのかな」って想像されてしまう。そのこと(性加害)について、当事者がコメントしない、コメントを強要しないことが大事なのでは。
こういう、集団の被害って、すごく難しいんだろうけれど、個々の発言が他の方に与える影響も大きいです。特に、今、活躍中のタレントさんたちは「その集団に属する匿名のだれか」ではなく、固有名詞の著名人。その方のプライバシーや過去の被害(あったとしたら)についてどう守るのか、っていう問題にもなってきそう。
それもこれも、ジャニーズ事務所の対応があやふやで、はっきりとした態度を示していないところが問題なのでは。現在所属しているタレントさんを守る意味でも、過去の被害者からの訴えに個別に真摯に対応していれば、メディアに実名告白、なんてことにならなかったんじゃないでしょうか。
ご本人も辛いし、それを目にするファンも辛い。その方が所属していたというグループの現在のファンにとっても辛い。辛い人ばかり。
メディアが問題点を明らかにして報道することは大事。そして、事務所と関係している企業が毅然とした態度を取るのも大事。実名で告白している方々の勇気にも敬意を表します。
しかし、タレントさんに個別に性被害の有無を問うてはならん、と思います。
↓参考。
事務所の名前やジャニーズという単語が入ったグループ名も変更する方向に向かっているようですが、それは大前提で、根本的なところをズバズバと改革してもらいたいものです。性加害の問題ですが、その問題が長く表に出てこなかったこと、それを許容していた業界全体の問題でもあります。
個々の被害者のスキャンダラスな側面を強調するより、性加害が長年に渡って続いていたことを周囲が知っていたにもかかわらず、なぜ問題視されなかったのか、ってところが重要なのではないかと思っています。
のんさんはいまだに地上波のドラマには出られない…。(でも仕事はいっぱいで元気)
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date:2023/9/28
※写真は縮小しています。