ストレスがない平和な世の中がいい | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

2週間ぶりくらいに、カメラ持ってお散歩行って、ちゃんと撮影できました。台風続きだったし、昼間は暑いから早朝の暗いうちに散歩してたこともあり、お日様がキラキラしている時間帯に撮影できなかったのです。

 

だいぶ涼しくなってきたから、これからはもう少しカメラ散歩が楽になるかな。

 

さて、9月11日といえば、米国で同時多発テロがあった日です。2001年。今から22年前。もうそんなになるんですね。報道で、若い人は知らないだろうけど、みたいな言い回しがあって、「ええー!?」ってなりました。

 

2011年の東日本大震災も、20代前半の方はまだ子どもだっただろうから、記憶が薄いかもしれない。

 

私の記憶の中で最初の衝撃的なニュースといえば1985年8月12日の日航機墜落事故。まだ小学校高学年だったけれど、ちょうど夏休み中だったので、一日中テレビに貼り付いてニュースを見ていた記憶があります。飛行機が行方不明になった、というところから記憶があるので、小学生でも大きな事件や事故や災害のニュースは一生記憶に残るものなんでしょう。

 

そのあとは1995年1月17日の阪神淡路大震災かな。大学生のときで、冬休み明けでまだ大学の授業が本格的には始まってなかったのもあって、これまたテレビに貼り付いて見ていた記憶。このときは関東はほぼ揺れなくて、被害もなかったので、日常生活は変わらず、テレビの中の出来事でした。いや、大変なことで、ボランティアに行った人たちも多かったんだろうけれど、私自身は、あまり実感のないことでした。今思えば。(この年はオウム真理教による地下鉄サリン事件もありました)

 

そして2001年9月11日の同時多発テロ。これは夜遅くにたまたまニュースを見ていたら速報が入って、ニューヨークのビルに飛行機が突っ込んだ映像にびっくりしていたら、そのあとビルが崩れるという衝撃映像に度肝を抜かれました。さらに、ペンタゴンなどにも飛行機が墜落。映画なのか現実なのかわからない出来事。こんなことが現実に起こるんだ…と、呆然としながら、またしてもテレビに貼り付いて続報を見続けてました。本屋でアルバイトする20代半ばのフリーターだったので、暇だったんですね。

 

って、私の人生、テレビに貼り付いてられるくらい常に暇だったのか…。24歳で巨大な卵巣嚢腫の手術をしたりしてフルタイムで働く体力もなく、今後の行く末はどうしたもんかな、とぼんやりと考えていた頃でした。その頃は絵を描いたりデザインしたり美術に携わるような仕事や本や出版に関わる仕事がしたいなぁと、思っていたんですよね、たしか。

 

そして、2002年春に多発性筋炎(膠原病)発症。

 

そのあと闘病生活に入り、1、2年で普通に社会復帰するつもりだったのに、ステロイド薬が減らず、副作用で思うように働くのは無理と、諦めて自宅療養という名の半引きこもり生活。チワワの小太郎(2002年9月生まれ)を飼い始めて、精神的にはとても助けられました。お世話で身体を動かしたり、お散歩で気分転換したり、カメラ持って写真撮ったりするのもよかった。ギスギスしがちな家族関係も、小太郎のおかげでなんとか楽しくやり過ごすことができました。

 

そんなこんなで2011年2月11日の東日本大震災。自宅で小太郎と一緒にテレビ(映画)を見ていたんですが、大きな揺れにびっくり。小太郎を抱きかかえて右往左往していたら、別々に出かけていた父母が帰宅。大きな揺れが何度かあって、古い一軒家がキシキシとゆがむ音がするので怖くて窓から外に出ました。靴下のまま、小太郎抱えて。震度5くらいだったのかな。

 

その後の計画停電とか、余震の恐怖などでストレスが大きかったのが原因だと思うのですが、10年くらい落ち着いていた多発性筋炎が再燃。ステロイドが増えて、また副作用に耐える日々です。そんな中で、2012年に自宅の大規模耐震リフォーム。数ヶ月に渡った工事で、これまたけっこうストレスがかかる日々でしたけど、再燃後でステロイドの量が比較的多めだったこともあってか、再度の再燃はなかったです。よかった。

 

そこからさらに月日が過ぎて、今回やってきたのはパンデミック。2019年の年末から新型コロナの流行が始まって、2020年の東京オリンピック延期、2021年に東京オリンピック開催。緊急事態宣言があったりして外出もままならない日々。もうストレスフル過ぎる。通院もままならないので、こんなところで再燃してはならぬ、と頑張ったんだけど、2022年秋に多発性筋炎が再燃。

 

うむー。長々書いたけれど、つまり、世の中の大事でストレスがかかると多発性筋炎(膠原病)が再燃するんですよ。まぁ、東日本大震災のときとコロナ禍の2回なんですが。

 

で、いままで、2002年に最初に発症したときの原因がなにか、よくわからなかったんですけど、もしかしたら、9.11の同時多発テロもストレスのひとつだったのかな、と、いまさら思い至ったところ。個人的な要因も思い当たるところは多々あるんですが、世の中が不安に陥ったという意味では、震災やコロナ禍に匹敵する大事件でした。

 

子どもの頃は、テレビに貼り付いてニュースを見ていたけれど、今は、震災とかテロとかコロナとか、あと戦争関連も、見るのが辛くなるときが多いです。人生経験を積んで、もうたくさん見て来たから、あとは若い人たちが見てくれればいいかな。

 

そうは言っても、やっぱり気になって見てしまうんですけども。ストレスは身体に悪いから、ストレスがかからない程度に、見ます。

 

なるべくお花畑に居たいというのと、世の中の真実を知りたいという気持ちが交錯。悲惨な出来事は、映画やドラマや小説などのフィクションの世界だけでいいとも思います。でも現実がフィクションを越えてしまう。パンデミックだって、映画の中の世界だと思っていたら、現実に起こってしまったし、戦争もテロも映画の中よりも現実のほうが悲惨です。

 

そういう悲惨な現実に向き合って、なんとかしようとしている人たち、ほんとうにすごい。ストレスで弱音上げてる場合じゃないんだけど、とりあえず、私自身を守るために、適度にお花畑に逃げ込むことにします。もう、これ以上、不安な世の中にならないことを祈るばかり。死ぬまで平和に暮らしたい。

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2023/9/14

※写真は縮小しています。

 

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