わかってあげないダンディズム。 | 走ることについて語るときに僕の書くブログ

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タイトルの通り。
ワタナべの走った記録です。時折、バスケット有。タイトルはもちろん村上春樹さんのエッセイのパクリ。

https://ameblo.jp/henasoul/entry-12695007577.html

 

 

この映画「子供はわかってあげない」がお気に入りでこの夏、2回観に行った。原作漫画を買いたいと思っていたらナント、家にあった。長男が「ナントナク」買ってたみたい。子どもはわかってくれてた。びっくり。

 

 

そして読了。クライマックスで主人公が男に恋心を告白するトコ。主人公が笑ってしまって言葉にならない…ってゆうユニークなシーンになっていて好悪にかかわらず印象に残る。

 

原作を読むともう一つ印象的なモノローグがある。これは映画ではモノローグとして出てこない。

 

 

↑歪な画像、雑な引用でごめんなさい。

田島列島「子供はわかってあげない下巻」講談社より

 

 

告白を受けた男が主人公を見ながら

 

 

この人ほんとにキレイだな… 僕はこの先マトモでい続ける事が出来るんだろうか…」

 

 

と独白。「キレイ」というふつうな言い回しがなんでだかココロに響いて、ついでに響き渡ったのがこの楽曲。

 

 

 

 

髭男dismの「Pretender」はユニークなラブソング。歌詞内容をたどってもモヤモヤしてよく分からない。失恋だか片恋だかの哀しみがタマシイのアソコを刺激してんだけど言葉に現れない。だけど分かるのは曲のキモにくる歌詞、

 

「君は綺麗だ」

 

ということ。

「月が綺麗ですね」的な、いにしえから継承されてきた倭人風味の趣きがよい。歌詞化できない言葉も可視化してみせるっつうミヤビなオシャレ。それをわかってあげられるのは大人だけなんだろうか?ダンディズム。

 

 

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