住吉神社 桜井市百市字ハダ山 | 偏愛的奈良

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奈良の山村の神社を巡り記憶(録)に留めます。
磐座、古代祭祀、旧鎮座地の痕跡を探し巡っています。
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2021年5月21日

桜井市百市(もものいち) 住吉神社 祭神:表筒男命、中筒男命、底筒男命

祖父が「百市」と言っていたのを覚えているのですが、(おそらく)大峠を越えて宇陀・宮奥へ陸軍で行軍したという話の時だったか、

記憶が定かではありません。

大峠は宇陀への古道で、天誅組の楠目清馬が落ち延びてきたそうです。

 

グーグル地図では、神社の位置(これもかなり怪しい)だけがあり、道が無く山間の集落をかなり探し回らないといけないだろうと

バイクで行きました。国土地理院の地図には載っていませんでした。

狭い集落ですが、登れるところまで登って探しますが分からずにいたところ作業中のお爺さんがおられ丁寧に教えていただきました。

「手前まで単車で行ける」と言っておられましたが、林道の坂が急すぎて帰りが怖くて途中であきらめ一旦戻って歩いて登ります。

先程、クローラー(キャタピラの運搬車)に二人乗ってゆっくりと登って行かれてました。

この手前までは、かなり急坂で道幅も広げられいてクローラが置かれていました。

神社の修理に5人ほど来られておりちょうどお昼ご飯中にお邪魔しました。

本殿背後の山が気になり、更に急斜面を登ります。

山頂は植林されていますが平になっており、祭祀場のような雰囲気でした。

山頂から神社

 

作業の方は、弱ったムササビを保護されていました。

そういえば祖父がムササビのことをバンドリ(晩鳥?)と呼んでいました。