メッセージ「核武装は必ずしも日本を守ることにはならない」---「核武装論のひとり歩き」 | 聖書と私とコーヒーと+ワン

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~「わたしは道であり、真理であり、命である。」(ヨハネ14:6)~

この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を
あなたがたに与えることができます。(Ⅱテモテ3:15)

貼付させて頂きました。

 

<約60分>2024/2/9配信

 

50分経過頃からのお話しは緊張してしまいました。

今まで知りもしなかったことでした。

「核」について知らないことが多すぎるなぁと思いました。

 

以下、氏の発言を書き止めさせて頂きました。

 

※「核武装論」の一人歩き※

「日本の核武装は必ずしも日本を守ることにはならない」

「核を持てば抑止力になる、他国からの侵略を防ぐことができる、というのはフェイクである」

 

「核抑止論の本質」

「核の抑止力が働くためには、核のパリティ、核爆弾の能力が均衡していなければ意味を持たない」

「中国は多分核弾頭300発を所持しているとして、日本も300発を持たないと中国に対する核の抑止力は成立しない」

 

「ソウゴカクショウハカイリロン」?

「MAD」(まさにキチガイ理論)

 

「事実上、中国の核能力と同等の核能力を持たないと抑止力にはならない」

「アメリカは1万発近くもっており、ロシアも同等にある」

「北朝鮮がたとえば10発持っているとすれば、10発は持たないと抑止力にはならない」

「北朝鮮はロシアと同盟を組んだため、日本を攻撃する動機は乏しい」

 

「私が何か岸田さんに申し上げるとすれば、

核廃絶のためには、核を無力化するような武器を日本は開発すべきじゃないですか、と」

 

「持っている人に持っていない日本が『廃絶しろ』とは、できるはずがないですね」

 

「あなたの持っている核は意味がありません、と」

「日本にはこういう武器がありまして、と」

「それを使えばその核は使えなくなりますよ、と」

「もし、そういう兵器を日本が持っているとすれば、これは核廃絶が実現することになるわけです」

 

「たとえば、そういうことを考える、と」

「これが、唯一の被爆国、日本の考えることではないでしょうか」

 

「安易な核武装で日本の安全が守れるとは思えないわけです」

「もっといえば、日本は、核武装を始めたとたんに先制攻撃をされる危険があるわけです」

「どこに先制攻撃されるかというと、もちろん中国です」

「中国はそのための国際法上の口実(根拠)を持っている」

「今の国連憲章の敵国条項です」

「日本は敵国なんです」

 

「皆さんご存知のように、国連は、国際連合ではないです」

「あれは日本の意図的な誤訳であって、ユナイテッドネーションズ、連合国、なんです」

「日本は敗戦国ですからね」

 

「同じ敗戦国のドイツは、ノルドストリームを破壊されても何も言えない」

「もしドイツが抗議したら、『敗戦国だろ、敵国条項の適用だ』と言われかねない。ドイツはもう100も承知なんです。だから黙っていたんですね」「だから一切反論していない」「アメリカのネオコンの意図に素直に従うようになったわけです」

 

「だから、いずれ日本も同じようになる危険があるわけです」

「そういうところまで考えて、核武装論が行われているのかどうか」

 

「あえてここで問題提起をしておきたいと思います。」

 

「なぜならば、保守を名乗っている多くの方が、核武装をすべきだとおっしゃっているからです」

「『核武装理論』ということを真剣に勉強されたのかな、ということを思わざるをえないんですね」

 

「私たち国民が、そういうことに気づかなければいけないんですね。そうでないと、政治家や有識者が暴走してしまう、ということです」

「国民を騙すような知恵ばかり働くような”有識者”だと困りますね」

 

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目からウロコでした。

 

わたしも、

「核さえ持てば」と思うようになっていました。

とんでもない「罠」が潜んでいたんですね。

 

敗戦国「日本」、

それはじわりじわりと後世の日本人を

真綿締めしてきているような感じすらします。

 

最後に氏はおっしゃていました。

苦難の時こそ「笑え」と。

 

日本のことわざにもありましたね。

「笑う門には福来る」

 

笑って、考える。

笑いつつ、考える。

笑いながら、考える。

「笑い」を失ってはいけないんですね。

 

今日もよいお話しを頂きました。

感謝でした。