国会取り囲む12万人 | こけ玉のブログ

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不惑の年などもうとうに過ぎたのに、いまだに自分の道も確立できていない。
そんな男の独り言。

すごかったねえ。

http://mainichi.jp/graph/2015/08/30/20150830k0000e040122000c/006.html


あの国会を取り囲む人、人、人の波。


12万人もの人々が集ったという。


その他にも昨日は全国各地で抗議集会が行われたようだ。


えてして、このような集会は「左翼」と呼ばれる人達で行われると思われがちだが、


どうしてどうして、昨日の集会は実に多彩な顔ぶれが集い、


まさに列島挙げての抗議集会となったのではないだろうか。



政党では民主党、共産党、社民党、生活の党が出席した。


その中でも異色だったのが、やはり生活の党の小沢一郎氏だ。


ご自身でも述べられているように、「こういった集会には今まで出てこなかった」方である。


小沢氏が共産党の志位委員長とともに行動する図というものはなかなか見られるものではない。


これが「戦争法案に反対する」という一点で共闘するという、一点共闘と言うものだろう。



他にも作家代表や学者の先生方、音楽家の坂本龍一氏、若者代表のシールズ、アニメ監督や、落語家等々


本当に多彩な顔ぶれが集まったようである。


それだけ今の政治に対する危機感が広がっている表れだろう。



戦争法案に反対する人々を「平和ボケ」と揶揄する人もいるが、近隣諸国との緊張が高まりつつある今だからこそ、平和憲法の真価が試されている時なのだ。


現憲法は国際紛争の解決手段としての武力は放棄すると明確に述べている。


緊張が高まりつつある今だからこそ、本当にあの「不戦の誓い」は本物だったのかどうかが問われているのである。


これまでも先制して武力攻撃された際の、反撃のための個別的自衛権をも放棄することではないとされてきた。


おそらくそこには反対する人はあまりいないのではないだろうか。


本当に中国や韓国が攻めてきたとしたら、それに反撃することを反対する人はいないだろう。


そして、現実にそのような脅威が起きているかというと、政府自身がその危険性はないと言っている。


つまり、近隣諸国との緊張が高まってきたからといって、集団的自衛権を行使しなければならない理由などどこにもないのだ。


結局、自公政権はアメリカと一緒になって戦争ができる国づくりを進めたいだけなのだ。


それは武力による世界への影響力を高めるとともに、軍需産業への貢献を目論んでのことだろう。


そこには実際に戦争が起きた際に生じるであろう悲劇への配慮も、かつての惨劇を繰り広げたことへの反省も、微塵も感じられない。



これまでも何度となくくり返し書いてきた言葉であるが、


私たちが健康で暮らすことができる最も基本的な条件は平和であることなのだ。


国家間のあらゆる問題の解決には外交力を磨くことで対処しよう。


戦争の名のもとで、自国の人も、他国の人も傷つけあう、


そんなことのない世界を作っていこうではないか。








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盛岡・若園町の おのでら鍼灸経絡治療院


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