こけ玉のブログ

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不惑の年などもうとうに過ぎたのに、いまだに自分の道も確立できていない。
そんな男の独り言。

数年前に、あるサイトでこんな記事を見た。

「人は何人たりとも死を免れることはできない。しかし、現在の技術で不老不死は望めないかもしれないが、少しでも健康寿命を延ばすことは可能になるかもしれない」という。

アメリカでそんな錠剤が開発されたのだ。



6名のノーベル賞受賞者を科学顧問に持つ健康補助食品メーカーが、マサチューセッツ工科大学科学者と共に、“ただ長く生きる”のではなく、“より長い健康寿命”を目指したサプリメントを開発、販売したという。

そのメーカーとは「エリジウム・ヘルス(Elysium Health)」で、サプリメントの名は「ベーシス(Basis)」という。

主原料の一つはニコチンアミドアデニンジヌクレチオド(NAD+)と呼ばれる化学物質で、DNAの修復に大きな効果をもたらすと期待されているものなのだという。

NAD+はもともと、あらゆる生物の体内で生成され、細胞に存在しているもので、体内の修復に役立っている。

しかし、加齢に伴い体内での生成能力が減少していくのだそうだ。

このNAD+を増やすのが今回開発されたベーシスなのである。



既に臨床試験がなされており、科学誌「ネイチャー」でも発表されているとのこと。

60歳から80歳までの男女40人のグループ3つの計120人を対象に試験が行われた。

それぞれ、推薦摂取量を使用するグループ、推薦摂取量の2倍を使用するグループ、ニセのサプリを使用するグループに分け、4週間に渡って毎日服用してもらった。



結果は推薦摂取量を使用したグループは平均NAD+量が40%増加し、肝機能も改善されたとのこと。

また、2倍摂取したグループでは運動能力の改善がされたとも。

ただし、それらの機能改善に直接NAD+が関わっているのか、そうであればどうか関わっているのかは更なる研究が必要なのだそうだ。

加えて、あくまでもこのベーシスは健康補助的サプリメントであり、治療薬ではないとしている。

そのことを理解した上で、エクササイズや健康的な食事も心がけるよう呼びかけている。

これだけに頼って不健全な生活を送っていれば何の意味もないということのようだ。



ベーシスは既に販売されていて、エリジウム・ヘルスのサイトで1瓶(1か月分)40ドルである。

なお、NAD+はアンチエイジングのみならず、がんや慢性疾患の治療や、宇宙旅行での体の保護などの分野でも注目されている物質のようである。

いつの日か火星有人飛行をする時に、必須アイテムになるかもしれないとのこと。

ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド。

ぜひ覚えおくといいかもしれない。



ちなみに、アンチエイジング効果を持つ薬として、「メトホルミン」という糖尿病に対して使用される薬もあるそうだ。

糖尿病に対して使われる薬ではあるが、健康寿命を延ばす効果があることは既に動物実験でも証明されているという。

これは2015年の記事である。

ヒトの身体は細胞が何度も分裂を繰り返して新しい細胞に入れ替わることで維持されている。

しかし、何度も分裂を繰り返すうちにエラーが生じ、健康ではない細胞が生まれるようになる。

それが癌であったり、アルツハイマーなどの病気のもとになったりする。



メトホルミンの作用は酸素を細胞内へ供給することで細胞の安定化や長寿化に寄与すると記事には書かれている。

メトホルミンの糖尿病に対する薬理は体内への糖の放出を抑制する作用にあるそうだ。

糖化作用で老化が促進されると言われており、その糖の放出抑制自体が老化抑制につながるということもあるのではないだろうか。

糖の放出が抑制されることで肥満の解消にもつながるとされており、それも健康寿命の寄与することは想像に難くない。

昨年もメトホルミンのもつ多面的な薬理についての報告がなされており、免疫細胞の活性化や腸内フローラの改善など多方面から老化防止に寄与しているのではないかと考えられてきているようである。



メトホルミンを投与された糖尿病患者は、糖尿病を発症していない人よりは長生きすることはもちろんできなかったが、投与されない患者より長生きできることも確認されているという。

動物実験の効果がそのまま人で実現されれば、現在イギリスの平均寿命は女性82.8歳、男性78.8歳(2015年)だが、寿命は約50%伸びるそうである。

老化防止薬としての人に対する治験は2016年から始められたそうなので、もうそろそろ販売されるであろうか。

ざっと見た限りでは、まだ糖尿病薬としての記事しか出てこない。

ピンピンコロリを望む人には待たれるサプリメントとなるに違いない。



命は永遠ではないかもしれないが、上記のサプリメントや薬の出現によって、更に健康寿命は伸びていくことだろう。

これは人が持つ自然治癒力にのみ依拠する東洋医学では到底太刀打ちできない進歩かもしれない。


しかし、単に寿命が延びることだけで幸せになるわけではない。

人生そのものが幸せであってこそ、健康寿命の長さが幸せになるのである。

生きる目的があってこそ長寿化が幸せにつながるのである。

果たして、あなたは120歳まで生き続けたいだろうか?

自分はというと、ん~今のところはそこまでいらないかなあ。

ただし、ピンピンコロリは非常に魅力的である。

 

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  「刺さない鍼」「小野寺式リリース」で、

  不思議で快適な治療と癒しを提供します


   盛岡・若園町の おのでら鍼灸経絡治療院 
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当院でも何人かの本疾患の患者さんを診てきた。

正直言って治療の結果がすぐに現れるものではなく、「一筋縄ではいかない疾患」である。

10歳から16歳の少年期という非常に若い年齢層に多く発症する自律神経失調症の一つ。

「起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下する」ので、「起き上がること・立ち上がることが困難」になる疾患である。



 

日本の小学生の5%、中学生の約10%に見られるというからかなりの数に上る。

体内時計が5時間程度後ろにずれ込むために、午前中に交感神経が活性化しない。

一方で夜間に交感神経が活発化するために寝付きが悪くなるのである。

つまり、「宵っ張りの朝寝坊」になりやすい。

「宵っ張りの朝寝坊」などはどのクラスにも必ずいたであろう。

自分の姉も学生の頃は、夜は元気なのに朝は起きるのが随分と苦手なようであった。

一般的に「低血圧で朝が苦手」と言われるような子は軽度の本疾患を患っていたのではないだろうか。




思春期層に多く見られることから、成長に伴う体の変化に身体がついていけなくなることなどが影響されているのかもしれない。

また、その時期は「反抗期」でもあり、自らの体調不良をあまり親にも語らなくなることも多いので、周りの観察でなるべく早期に気づいてあげることが必要とも言われている。

症状から循環器科や心療内科を受診される方もいるようなのだが、基本的には本疾患に詳しい小児科受診が勧められている(大人の場合は循環器科か心療内科)。




重篤になると症状は深刻になる。

循環器系の障害が起きて、上記の朝起きられないことに加え、めまい、立ちくらみが最も多く見られる。

他にも動悸・息切れ・睡眠障害・食欲不振・腹痛・頭痛・倦怠感など多岐にわたる症状が見られる。

血液による酸素と栄養の供給が不足するため、疲れやすく、その回復も遅れる。




[ 分 類 ]
大きく以下の4つに分類される。

①起立直後性低血圧
 立ち上がってすぐに血圧が下がり、目の前が暗くなる、強い立ちくらみなどの症状が起きる。
 最も多く見られるタイプ。

②遷延性起立性低血圧
 立ち上がって3~10分してから徐々に血圧が15%以上さがる。

③体位性頻脈症候群
 立ち上がると血圧は下がらないが、頻脈(115回/分以上)が起きる。

④神経調節性失神
 起立中に突然血圧低下をきたし、立っていられなくなり、失神するか、

 しそうになる。
 まれに痙攣発作を起こす。
 顔面蒼白や冷や汗などの前駆症状が出ることある。
 朝礼で失神して倒れるケースである。




 [ 診 断 ]
診断には下記のような基準があり、それにより診断を受けた上で起立試験を行いタイプの判定をする。

〇下記の11の身体症状のうち3つ以上あれば本疾患を疑い次に進む(2つでも症状が強く出る場合も含む)。
 ①立ちくらみ ②失神 ③気分不良 ④朝起床困難 ⑤頭痛 ⑥腹痛 ⑦動悸 ⑧午前中に調子が悪く午後に回復する ⑨食欲不振 ⑩車酔い ⑪顔色が悪い

〇起立性調節障害に似た症状を引き起こすほかの疾患を除外診断する。
 例)鉄欠乏性貧血、心疾患、てんかんなどの神経疾患、内分泌疾患など




[ 治 療 ]
病院においての治療では薬物治療の他に、下記のような生活指導がなされるようである。
 

1.運動療法
 1日15分程度の歩行など、心拍数が120を超えない程度の運動習慣を付ける。
 腹筋などの臥位での運動も可。

2.肉体操作
 起立時は30秒ほどかけてゆっくり立ち上がる。
 歩行開始時は頭を前屈させれば脳血流の低下を防ぐことができ、失

 神を予防できる。
 起立中は足踏みする、両足をクロスさせる、頭を前屈させる。

3.規律正しい生活リズムのすすめ
 夜ふかし、朝寝坊をやめる(起床と就寝時間を3日ごとに30分早め

 るとか)。
 昼寝をしない。
 夜9時以降のテレビ・ゲーム・スマホは控える。
 ただし、強制でストレスを与えないようその子に合わせる。

4.暑い場所は避ける
 高温の場所では血管が広がり、発汗による脱水などにより血圧が下

 がりやすいので注意。
 入浴は短時間、梅雨・夏場には要注意。

5.下半身圧迫療法
 弾性ストッキングなどで下半身への血液貯留を防ぐ。

6.食事の注意
 塩分摂取は血圧を上げるため、やや塩分多めの食事やオヤツを摂

 る(1日10~12グラム)。
 スポーツドリンクも良い。
 水分は1日1.5~2.0リットル摂取する(多量の水分摂取は腎機能へ

 の過負荷をかける場合もあるので要注意)。



当院では彼らの特徴としていずれも身体が過剰な緊張状態であることを確認している。

一般的に身体が緊張状態にあるということは交感神経が過剰に働きすぎていることを意味している。

であれば血圧は上がりやすいものと思われるが、症状と必ずしも一致していない。

だからこその自律神経の乱れということなのだろう。

これまでのケースでは、それぞれの経脈の整いとともに症状は緩和され、それと同時に身体の緊張状態の緩和も進むという経過をたどってきた。

ただし、その改善のスピードは緩慢で、半年から1年程度かけてゆっくりと経過をたどるケースもある。

あるDrのサイトでは3年後の改善率は約70~80%と記載されていた。

やはり改善には一定程度の時間がかかるようである。




どの子も一見明るそうで、スポーツも良くする子たちなのだが、中にはほぼ毎晩死ぬような悪夢を見るという子もいて、初診の際にはじめて親御さんもその事実を聞かされ、驚かれていたというケースもあった。

見た目以上にセンシティブな内面を持っているのかもしれない。

当然ながら、その子は症状の改善とともに悪夢も見なくなったという。

改めて、「心と体は一体のもの」という認識を強く感じるのである。




先日、大学に入った子が久しぶりに来院された。

前ほどひどい症状にはなっておらず、朝も起きられるようになっているとのことだった。

しかし、疲れてくるとまだ体がつらくなることがたまにあるという。

この春から始まった新しい生活に身体がまだ慣れておらず、体がしんどいとのことだった。

そして施術後には体が軽くなったと喜んで帰られた。

体の成長と安定とともに、自律神経の機能も正常になりつつあるので、症状もそれほどひどくならず、1回の治療でも著効を示したのだろう。。




貴重な思春期という季節を、このような病気で台無しにして欲しくない。

このような疾患で悩まれている方は、是非とも鍼灸による治療も試してみてはいかがだろうか。
 

 

 

 

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人によっては「妖精の顔」と表現し、心無い人は「エイリアン」などと揶揄する人もいるようだ。

確かに個性的ではあるかもしれないけれども、「エイリアン」などという表現は全く当たらず、逆に化粧等によっては非常に魅力的で、憧れさえも感じられる、そんな特徴を持つ疾患である。




本疾患は脊椎動物に見られる「神経堤(しんけいてい)」という構造物に異常があるために発症する遺伝子疾患である。

1951年にオランダの眼科医により報告され、その名がついた。

ⅠからⅣまでのタイプがあり、Ⅰ・Ⅱは一般的だが、Ⅲ・Ⅳは珍しく、全体としては42000人に1人、先天性聴覚障害を持つ人の30人に1人(2~5%)が本疾患とのことである。

人種や男女差はないそうだが、症状が多岐にわたるために正確な統計を取ることが難しいと言われている。





特徴を列挙すると、

〇虹彩の色が青~青白く、左右の虹彩の色が異なるか、一つの虹彩が二つの異なる色を有する(虹彩異色症)

〇白毛症(前髪だけだったり、全体として白髪になっていたりする)

〇鼻根の突出により、目が離れた顔貌(眼角離開・・・タイプⅠに多い)

〇頭部の生え際が低く(頭髪低位)、眉が中央まで及ぶ

〇一部の患者は皮膚が一部白くなる

〇腕の異常(タイプⅢ)

〇神経障害(タイプⅣ)





本疾患であることをカミングアウトし、YouTubeにてメッセージを発信している方が居る。

カナダのステッフ・サンジャティさんである。

ぜひ下記から見てみて欲しい。

非常に魅力的な女性である。
My Face: Waardenburg Syndrome - YouTube





彼女が子供の頃は前述のように「エイリアン」などと揶揄され、ひどい言葉を投げつけられたという。

また片方の聴力がないので、教室などの広い場所では音が聞き取りにくく、苦労をしたとも。

しかし、大きくなるにしたがって、それらを個性として捉えることができるようになり、上手にメイクを施すことで自信がついたという。

そして、動画を発信することで理解者やファンなども得るようになり、「妖精」や「X-MEN」みたいでかっこいいなどのコメントを受け取っているとのこと。





動画をご覧のように彼女の場合は非常に魅力的な容貌ではあるが、本疾患は身体的に機能障害も併せ持つ場合がある。

手や足に軽度の奇形を伴う場合がある。

聴力障害も両耳が聞こえないケース、片耳だけ聞こえないケース、音の種類(高い音など)によって聞こえないケースと、様々なケースがある。

また、他の先天性障害(腸や脊髄の欠損、先天性肩甲骨高位、口唇口蓋裂)を伴うこともあるという。





さらには、ヒルシュスプリング病という消化管の蠕動運動を司る神経叢の欠如によって腸閉塞様の症状を呈する疾患を併発する場合もあるとか。

ヒルシュスプリング病は新生児・乳児期から腸閉塞のような症状が出るため、その治療として手術を余儀なくされるとか、場合によっては人工肛門を造設することもあるという。

本人にとっては見た目の問題も大きいかもしれないが、それだけではなく、内部疾患を伴うこともあるれっきとした病気なのである。
 




遺伝子疾患のため、サンジャティさんの一族には多くのワールデンブルグ症候群患者がいて、皆そっくりの顔をしているそうだ。

ちなみに彼女は自己同一性障害も抱えており、二重のハンディを持っている。

彼女の発信によって、同じ疾患に悩む多くの人たちが励まされているだろうと言われている。
 




実は、ワールデンブルグ症候群は人間だけに起きる病気ではなく、フェレットにも多いのだそうだ。

この病気のフェレットは頭が白いか、小さな白い縞があり、正常な個体よりも幾分頭が平たくなるのだそうだ。

やはり聴覚に問題があることが多いのだが、その見た目のエキゾチックさから逆に人気が高いという。

病気を抱えているにも関わらず、その見た目で好まれるとはなんとも皮肉な話だが、そのような個体は野生では生き残りにくいだろうから、ペットとして飼われるのも生きる道かも知れない。





ちなみに、虹彩異色症といえば、猫の「オッドアイ」が思い浮かばれるが、もちろん人間にもその症状は現れ、日本の著名人には奥菜恵さんなどの名前が挙がっている。

虹彩異色症はワールデンブルグ症候群の特徴の一つではあるが、虹彩異色症だからといって、ワールデンブルグ症候群ではない。

是非ともお間違えのないようにお願いしたい。





美醜の感覚は人によって様々であるが、自分のように世俗的な人間はどうも見た目に左右されてしまいがちである。

しかし、美しく魅力的に見えても見えないところで大きな悩みを抱えているかもしれない。

異質的に見えていたとしても精神まで異質というわけではない。

強面のオヤジが妙にスイーツ好きだったりもする(笑)。

見た目に左右されず、ありのままを受け入れられる人間になりたいものである。

そのような人は非常に他人を癒すことができる。

 

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