基金訓練に不合格だったら
基金訓練は、ハローワークで行っている仕事支援の一つです。
職業訓練は、雇用保険をもらっている人が主なのに対して、基金訓練は、雇用保険をもらえない人を主にしています。
基金訓練がスタートして約一年。少しづつ浸透してきました。
この基金訓練ですが、雇用保険同様、それぞれの訓練によりますが、試験もあります。書類選考もあります。面接もあります。
倍率にもよりますが、誰でも受けられるわけではありません。
ということは、選考にもれてしまった人もいるわけで。
それで、試験に落ちてしまった。もう訓練は受けられない。
というと、一度試験に落ちても受けられないわけではありません。
また申し込めばいいんです。
基金訓練は、何度でも申し込み可能なのです。
今月落ちてしまったら、来月の同じ講座に申し込んでもよし、追加募集で違う学校に申し込んでもよし。
何度でも、受けることは出来るのです。
一度受けてだめだったけれど、二度目に合格すれば、基金訓練に通えます。
基金訓練に落ちてしまった人も、あきらめずに、また申し込んで見ましょう。
基金訓練受講者は、実習型専用求人に注目
ハローワークで受付をしている基金訓練。
雇用保険をもらえない人、もらってない人向けの訓練のことです。
この訓練、各ハローワークで大人気で賛否両論でありますが、少なくとも本気で就職を希望して受講していらっしゃる方もたくさんいるはず。(と信じたいです。)
そんな基金訓練受講中の皆さんへ。
基金訓練受講終了一ヶ月以降たっても仕事が決まらない人向けの特別な求人があることを知っていましたか?
それが、「実習型専用求人」です。
応募職種の経験がない人にとっては、未経験での応募・採用を前提とした実習型専用求人は、基金訓練修了者にとっては応募しやすくなっています。
実習型専用求人は、ハローワークにある検索機では見られないので、窓口の人や受付の人に行って実習型専用求人を見せてもらうといいですよ。
消えつつある実習型雇用求人
実習型雇用求人。覚えていらっしゃいますか?このブログでも以前ご紹介しました。
年齢を問わず未経験や経験の浅い方を対象に、6ヶ月働いて双方よければ正社員になれるという求人です。
以前はよく見かけたこの実習型雇用求人も、ほとんど見かけなくなりました。
それは、実習型雇用の対象者が、変更になっているからです。
以前は、年齢経験問わずだれてもよかったのですが、今は「基金訓練を終了して一ヶ月以上経過して就職が決まらない方」を初め、対象者が限定されており、対象者の専用求人になっているからです。
専用求人と言うのは、ハローワーク内の検索機では検索できません。
もしこのブログを読んでいる方で、対象の方、つまり基金訓練を終了して一ヶ月以上たったけれど就職が決まっていない方がいらっしゃったら、窓口で基金訓練修了者向けの求人はないかどうか確認してみてください。
実習型が、基金訓練修了者向け専用求人になったことは、以外に知られていませんから。