Hello Kitchen ~ organic raw living vegan food & eco life -6ページ目

Hello Kitchen ~ organic raw living vegan food & eco life

アメリカ一人暮らし*菜食*ローフードカフェ*

甘い物はお好きですか?
私は、声を大にして、yes!!!

日本に住んでいた頃は特に和菓子は毎日、かわいらしい菓子達の並ぶショーケースから、その日の気分にあった一個の美しい季節の生菓子を選んで頂くのが日課でした。
アメリカでおいしい和菓子に巡り会うのは無理難題。アメリカに住むなら豪に従え。物珍しさも手伝ってビーガンスィーツを求めて色々な所に足を伸ばしたり、見よう見まねで自分で作ってみたりしたものでした。
日本で食べていた洋風のデザートは、ヨーロッパ系の物が主流だったのだな。とアメリカに来てびっくり。今まで知っていたのと全然違う!
至る所で売られているマフィンはでっかくて、ごつごつしていて、クッキーも大きくてごつごつしている。
ケーキ類のスポンジはどれもやっぱりなんとなくごつくて、しっとり~。というよりは、ぱさっとした感じ。何と言うかどれもこれも、ずっしりとしていて食べごたえ、歯ごたえあり!な感じ。
兎に角、一切れが、大きい。クリームもどっかり。
あとは、ビーガンでもないし、食べた事は無いけれど、良く見かけるのは青、黄色、ピンク、緑等の着色料で飾られた動物の顔とか、形とかの子供向けのグロテスクなケーキやクッキー達...。

甘い物を買う、食べる。という行為はちょっと特別で贅沢で楽しい一時。
あんまり美味しくなさそう...でも、ビーガンのおやつはつい嬉しくなって、試したくって結構買っていたな。

そして時は巡り、ロースィーツに出会う!
私がローに傾倒したのは夏、始めて自分の畑をもって、取れ立ての野菜達が美しくて美味しくて、毎日それしか食べたくなくて、なんて美しいんだ。ってその生活に感動したのが始まり。
その夏の終わり頃、友人で数年前からローを取り入れていたカレンちゃんがロートリュフを作ってくれて、ヤングココナツの開け方を見せてくれて、畑からの丸のまま、そのままのお野菜を食べるだけだったのが、もう一歩進んだ「ローフード」に出会ってしまった。
その時持っていた、普通のブレンダーと、小さな3カップくらいの容量のフードプロセッサーを使って”料理”をしてみた。
それまでも、人にご飯を作るのは大好きで、アメリカで出会った色々なお料理を、自分なりに作ってみたり、日本食を手に入る材料で作ったりして、皆に食べてもらっていた。
ので、ローはビーガン/アメリカンの料理の一つ、いや、進化形?として新たな調理法としてやってきた。
確か始めて作ったのはカレンちゃんのトリュフをアレンジしたブラウニーと、庭で沢山穫れたラズベリーを沢山のせた小さなケーキ。だったと思う。
それまでビーガンのお菓子って言うと、みんなごつごつで、茶色かったのが、滑らかで、彩りが良くて、膨らまないので丸めたり、手からそのまま生まれてくるお菓子。かわいい!楽しくてわくわくして、嬉しくなって、2週間後くらいにあった野外イベントでローのおやつ、いくつかのディップと庭でとれたお野菜、とラズベリーの発酵ジュースのブースを出した。
元々、発芽させたり酵母を作ったりしていたので、その辺は今までの延長戦で、お豆腐やひよこ豆で作っていたディップを種やナッツ、お野菜をピュレにして作って、クッキーはカレンちゃんに借りたデハイドレーターと、お日様で乾かして作った。

その時使った甘みはデーツと、キャロブ粉と、果物や人参、ココナツ水。
私はまだアガベネクターには出会っていなくて、涼しくなってきて畑からお野菜がとれなくなるのと一緒に、ローフード率も下がって、いつものように発芽と発酵食品を作りながらの普通のビーガン食に戻っていく。

その後、はっきりとは覚えていないけれど、それまでやっていた発芽と発酵、朝ご飯はリンゴとか季節の果物。な食事がローだと言う事に気がついたのか、ビーガンからもう一歩、ハードコアなローに興味が出たのか、良く分からないけれど、少しずつ、またローが生活に戻ってきて、ヘルスフードストアのジュースバーで仕事するようになって、同じような生活に興味がある人達が沢山いる環境でのびのびして、またローの生活が普通に染み込んできた。
で、アガベネクターにも出会うのがその頃...だったと思う。
その夏は、毎日のように違うフレーバのローアイスクリームを作っては職場に持っていって、皆に味見してもらっていたのだ。
勿論(?)、甘味料はアガベネクター。

アガベネクター yes! or no? その2。に続く。


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アメリカでローフード、と言うと本場。
ローフード天国!。
...だったら良いのになぁ。

私の住んでいるミシガン州は、位置としてはクリスチャンロードと呼ばれるアメリカの真ん中を縦に走る線の上の方に位置する、湖に囲まれたカナダとは橋を隔てるだけのお隣に位置する、ミトンの形をした州。
1年のうち、半年くらいは冬、の雪国で、4月の終わり頃~5月に春が来ると一気に夏に突入して、暑い日々が続き、8月の終わり頃には日が沈むと冷え込んできて9月になると葉っぱが色づき秋がやってきて早いと10月の中頃から雪がちらつき始め、冬がやってくる。そんな感じ。
車社会で、公共機関が発達していないので冬でなくても運動不足になりがちで、冬になると雪が積もったり、道が凍ったりで危ないので、ますます運動不足になるのでアメリカの中でもトップを行く肥満率を誇る州。

州の上半分は森で、湖に囲まれていて、下半分は住宅街でいわゆる郊外、という雰囲気。
ドミノピザや、ケロッグ社が生まれた州でもあり、一方で、マクロの製品で有名なエデンフーズが生まれたアナーバーというプログレッシブな大学の街もある。
デトロイトはその昔、車の工場がひしめく以前はアメリカのパリ、とも言われた素敵な西洋建築のビルが建ち並び、路面電車も走っていて、道はレンガで、もしデトロイトがお金持ちで街を復興できたらどんなに素敵だろう。と思う。
今では車の工場はもっと安くて土地のある他の州や国に引っ越してしまって優雅だった街はまずは工場に押しのけられ、そして彼らが去ってからは失業者のあふれる廃墟のような街になってしまった。
工場で働く労働者達の中でジャズが育ち、ファンクが生まれて暴挙が起きてパンクが生まれてテクノが生まれてアートシーンが育って...労働者と失業者の街、タフなデトロイトと、その昔ピッピー学生が溢れた先進的な学生街のアナーバーを持つ、文化としては面白い物が育っている土地。

では、ローフードは?
というと、結構長い歴史があって、raw food faily のビクトリア ボーテンコさんファミリーがローフードを始めるにあたって滞在したリトリートセンターが70年代からあり、
http://www.creativehealthinstitute.com/index.html
その後、80年代にはもう一つ、ここもやはりアン ウィグモアさんのもとで勉強した人が作った
http://www.Natures-Haven.com/
もあって、ローフードを教えている人達も地域ごとにいたりして、結構歴史があるのに何故かずっとレストランが出来なくて、表に出てこなかった感じ。
私がジュースバーで働いていたヘルフフードストアでは、ローを実践している人、取り入れている人もいて、じわじわ来ている感じのあった2008年、その頃住んでいた家から15分位で行ける隣町に、red pepper deliというちょっと変わった名前の小さなレストランが出来た。
お店が開く少し前に、レストランのオーナーのキャロラインさんがジュースバーに立ち寄った事があって、「働きたいです。」と言ったら「あなたは仕事もちゃんとあるのだし、私の店は出来たばかりでこれからどうなるのか分からないから...」と気弱な事を言われて、どうした物か...と思ったけれど、週一日、ジュースバーのお休みの日に働き始めて、ローフードも、ベジタリアンでえない子ばっかりの働くレストランを見て、「私が力になれる事があるはず!」と意を決してフルタイムで働き始めて(ヘルスフードの皆には馬鹿な事はやめなさい!と止められまくった...苦笑。)、それから、オーガニック素材で新鮮な物しか提供できない、一から全部作らなければならないローフードレストランの苦労、気苦労、長い労働時間、色々...何も知らない、思いつきで始めたようなオーナーさんと二人で、手探りでこの小さなレストランを潰したくなくて、ミシガンでたった一つのローフードレストランに訪れる人達に素敵な美味しい一時を味わって貰いたくて必死に働き始めて、シェフへの道が始まりました。

red pepper deliのある街は小さくてかわいい素敵なダウンタウンがあるのだけれど、、隣町なのに行った事もない、特に用事のない街な上に交通の便が悪く、先ず、皆に知られるのにもの凄く時間がかかったし、ローフードも田舎のミシガンではニューヨークや西海岸程には浸透していなくて、人口が少なくて、本当に大変!でした。私は経営者ではないけれど、毎日、色々相談されて、信頼されていたし、一番知識があって、情熱があって、器用だったのが私だったのでオーナーさんがやる事意外は私が色々やっていて、新しい事を始める苦労。を沢山味わいました。
これがもし、アナーバーだったら、もっと人通りも多くて、新しい物が好きで、菜食者も沢山住んでいて、きっともっと楽だったに違いない。と思うけれど、アナーバーまでは車で40分くらいかかるので、通える範囲の近くにお店ができた事は本当に奇跡とてでも言える出来事でした。
(務めていたヘルスフードストアも、なんでこんな所にあるのだろう。って位、何にも無い街にひょっこりあって、でもそれも、同じ街のはずれで車で15分くらいの所だったので、働く事が出来た。これも奇跡的。その頃私は車を共同利用していたので、遠くには通えなかったのです。)

ローフードとミシガン州。その2に続く...。


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去年の終わり頃から、2011年は日本に旅行する!と心に決めて、計画を立てるために友人のkちゃんとメールでお話を始めて暫く経つ。
その会話の中で、kちゃんがローって何を食べて良いのか良く分からない。お豆腐やお味噌は良いの?ご飯は?と聞かれて、ローフードは別名リビングフードで、調理された物でも、その後、発酵させて、熱処理を加えないで生きた状態で食べたり、野菜や果物も、出来るだけ丸ごと、旬の物を、出来れば近くでとれた物を新鮮なうちにいただく。中には、野菜を軽く、短時間蒸したり、茹でたりして素材の味や栄養を壊さないように調理したものを取り入れる人もいるし、生のお肉やお魚等の動物性の物を取り入れる人もいるよ。甘味料はデーツとか、自然のままの甘味料を使うけれど、メープルシロップとか、ミシガンは産地だし、栄養も一杯だから取り入れているよ。あとは、穀物、お豆、種、ナッツ類はお水に浸して仮死状態から目覚めさせて、柔らかく、消化をしやすくして食べたり、発芽させて一番元気な状態でいただくよ。という感じで伝えてみると、なんだそうかー。日本には昔から沢山のリビングフードがあるよね。と分かってくれた感じ。

今でも何パーセントローですか?と聞いて来る人がいるように、厳密に言い出すと細かい事も出てくるけれど、新鮮な、生き生きとした素材を無理無く生かした食事。医食同源、でも、難しくない、心と体が素直に美味しく喜ぶ食事。ロー100%とか、カロリーとか、体重とか、数字じゃなくて実感として気持ちのよい、心地の良い食生活。

アメリカでは特に去年あたりから、暫くローフードを実践した沢山の人が、本当に自分の体にあった食事。というのを求めて、100%ロー神話、見たいのは無くなっている感じ。みんな、それぞれに、リラックスして、それぞれの食生活を探し出している。
勿論、ローの食事が一番合っている人もいるし、そうでない人もいる。菜食で通す人もいるし、そうでない人もいる。
遺伝子組み換えや添加物、環境ストレス等でアレルギーも多い今、本当に人によって食べ物は様々。
私はシェフという職業になる前からずっと色々な人にご飯を作ってきて、どうやったら皆が同じ食卓で、同じ物を楽しく、安心して食べられるのか。を考えてご飯を作ってきて、辿り着いたのがローだった。という所があって、色々なイベントで発酵した食べ物や飲み物、ローのスィーツやスナックを皆に食べてもらって食との喜びの出会いの場を作ってそれぞれの反応を見たり、その後の変化を知ったり、そういうのを通して、ローって素敵。を実感してきた。
勿論、ココナツアレルギー、ナッツアレルギー、等等、気をつけなくては行けない事も多いし、全ての人が食べられる、とは限らない。
それはいつでも私の課題で、毎日がお勉強と、挑戦の繰り返し。

ローフードと出会って、それをどれだけ続けるかとか、気に入るかとか色々だと思うけれど、例えば1週間でも、1ヶ月でも、1年でも続けた人は、その後の生活に何らかの良い変化があった人は多いと思う。
新鮮な食べ物、オーガニックの食材を取り入れる喜び、シャンプーや石けんを本当のナチュラルな物に変える、味覚の変化(塩辛いとか甘いとかが分かるようになる)、ファーマーズマーケットに行って、作り手との距離が近くなる、健康って状態を知る...。
ローフードの力は、出会ったその後の生活に与える革命。別に何パーセントローだとか関係ない。どれだけ長くやっているかとかでもない。
ローフードシェフになって、カフェやレストランで働くというお仕事は、難しい情報に振り回されず、目で見て、触れて、食べてみて、喜びを体験してみる。そういう機会を与える事、お手伝いが出来たら嬉しい。そして勿論、こんなに美味しくて奇麗な物に出会ってもらいたい、食べたい。って気持ちが一つになった場所...。

アメリカは、他の土地からやってきた人達が、原住民の人達から土地と寄り添った生き方を教わらずに、まるで反発したような生活をして、缶詰や袋に入った既に加工済みの食べ物みたいな物を、電子レンジで温めたりして、炭酸飲料と、ポテトチップスなんかのスナックと、(変な色の)チーズと一緒に食べる、とかマクドナルドとか、ドライブスルーで注文して、車の中で運転しながら食べる、とか。そんなめちゃくちゃなのがアメリカの食生活。
石けんも、洗剤も、シャンプーとかローション、化粧品も薬品だらけ。
それが、ローフードという、新鮮でクリーンな食生活に出会うと、革命が起きる。
元々住んでいた土地から遠くは慣れて暮らすというのは、それだけで体に大きなストレス、負担がかかる。それをずっと薬品の劇的な刺激で誤摩化してきたのが、病気として現れて、限界に近くなって、ローフードが脚光を浴びた。
アメリカに引っ越さなかったら、どうなっていたか?それは、今では分からない。ローを取り入れていたかも知れないし、シェフになったかも知れない。
精進料理と和菓子が大好きだから、そっちの道にもっと傾倒していたかも知れない。
いずれにしても、ローフードは、一番美しくて美味しいアメリカ料理。
だから、私は此所にいる。
日本に行って、美味しくて奇麗な日本の食材のローフードに出会うのがとても楽しみ。
私の作る料理は、アメリカのミシガンの人が喜ぶご飯なので、日本で同じように作っても、美味しいかどうか分からない。
もし時間が許すなら、日本でその土地に合ったローフードを作ってみたい!とも思う。
いつか、そんな機会が訪れたら良いな。

とりとめも無く書いてしまった今日の日記だけれど、もし読んでくれた人がいらしたら、心からありがとうございます。

雪の降る、ミシガンより愛を込めて。


*おまけ* 
沢山いるローグルー等と呼ばれるメディアに出て、ローフードを率先して広めている人達の中では、david wolfがやっぱりダントツ人気だと思うけれど、私はこの人がなんだか好き。
http://www.danielvitalis.com/
私はビーガンだし、スーパーフード、サプリメント(この人は主に自然水、ハーブとか、身の回りで穫れる物が多い)も殆ど自分の食事には取り入れないし、入れ墨もピアスもしようとは思わないし、マッチョな人は好みではないのに、何故かこの人は奇麗。と思える。不思議。


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