イラスト&ショートストーリー製作工場 -20ページ目

「平凡で、それでいて難しい」

熱愛というほどでもなく、


恋愛というには今さら照れ臭い。


たわいのないことで崩れてしまうこともあるけれど、


月日を重ねながら、


一つずつ積み上げている。




日刊というわりには、ほぼ週刊「キミに伝えたいこと。」キャンペーン中!

「根が文系なんで、失礼します」

ボクは算数数学が大嫌いである。


どのくらい嫌いかというと

人前で逆立ちして「ワン」と吠えちゃってもいいくらい

嫌いなのだ。


小学の通信簿で算数でバツ以外を、中学の5段階評価では1以外を

高校の10段階では2以上を見たことがなかった。

だから、高校1年の時には、すでに

「文科系だから、いいのいいの」と脱理数系宣言していた。


なぜそんなに嫌いかというと、できないからである。

加えて、数字の意味するところが理解できない。

ボクって実にプラグマティズムな人間だから

すべてを「もの」に置き換えて考えるひとなのだ。


くり返すようだが、小3まで指で足し算・引き算をこなし、

二桁になったところで、隣のともだちの指を貸してもらい

掛け算、割り算が出てきたところで、

指を折る方法に限界があることに気がついた。


嫌いであるということは、当然、数字を信じられない。

遊園地のジェットコースターだって

「ちゃんと設計し計算されていますから」

と説明されても信じられない。



嫁に「根性なし、意気地なし、ケチ、かいしょうなし」

と言われたって頭の中で想定できないことは

いくら数字を並べられたって嫌なのだ。


ならば問おう、あなたの言うところの1と1は、

ほんとうにイコールなんですか? と。

ボクらが接する自然界にある物で、同じものであるものはない。


たとえばお饅頭を秤で量って分けても、

あんこの量が違っているかもしれない。

実際、みなさんも実生活で1個を同じとみなしていないことが

あります。大根、玉ねぎ、じゃがいも、トマト、きゅうり、にんじん

野菜を手にして、少しでも良いもの大きいものを選ぶでしょ。


では、本当の意味でのイコールがどこにあるのかを求めると

1を1とする、デジタルくんなのだ。

そんなデジタルくん。信じられな~い嫌いと言いながらも

社会で生活している上では、いろんな意味でお世話になっている。


 


ですから、文系なボクは遊園地以外では極力従うようにしているんです。

「朝の日課」

朝、ベッドで目が覚めると

薄暗がりの中に、黒い点が三つある。

「どこへ行くの?」



「会社だよ」



そんな会話をボクたちは目でかわすんだ。