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空色ノートのブログ

こんにちは、空色ノートと申します。このブログでは日記や詩を中心に、たまに旅行記も書いています。
映画、音楽、写真、旅行、漫画が好きです。美術館、博物館、神社、お寺など、時々出かけています。毎週の楽しみは、私の愛した歴代ゲゲゲ、薬屋のひとりごと。

福島県立美術館(福島県福島市)で開催中の、『発掘された珠玉の名品 少女たち 夢と希望・そのはざまで 星野画廊コレクションより』を観てきました。


1973年、京都・東山に誕生した「星野画廊」。「絵がよければ展示する。作家が有名か無名かは関係ない。」という、ユニークな画廊として知られるそうです。
この展覧会では、そのコレクションより、様々な「少女たち」を描いた作品・121点が紹介されています。

特に、
笠木 治郎吉 (かさぎ じろきち)《花を摘む少女》(素朴で健康的な美しさ)
作者不詳 (Tani)《婦女読書図》(まるで陶器の人形のよう)
松浦 舞雪 (まつうら ぶせつ)《花摘みの図》(無邪気な妹と物思いにふける姉、それぞれの春)
岡本 大更 (おかもと たいこう)《花さく頃》(優しい時間が流れる)
木村 斯光 (きむら しこう)《朝》(女性らしい柔らかさ、はにかんだ表情も良い)
島 成園 (しま せいえん)《きぬた》(遠く離れた人を想う、切なくも美しい秋の夜)
岡本 神草 (おかもと しんそう)《拳(けん)の舞妓》(インパクト大、一度観たら忘れられない)
甲斐荘 楠音 (かいのしょう ただおと)《サイダーを飲む女》(「あなた、さっきから私のこと見てたでしょ」と言われているような…)
堀井 香坡 (ほりい こうは)《百萬》(我が子への深い愛情が伝わってくる)
粥川 伸二 (かゆかわ しんじ)《娘》(柄物の組み合わせがお見事)
太田 喜二郎 (おおた きじろう)《花摘図》(夏の庭が明るく眩しい)
が良かったなぁ…と。

お土産に、ポストカードと限定パッケージのコーヒーを購入。展覧会用に作成したものでしょうか、素敵なシールで封をしていただき、胸がときめきました。

会期は、11月12日までとなっています。






常設展示 第Ⅲ期コレクション展 では、

池田 遙邨《大漁》
カミーユ・コロー《ヴィル・ダヴレー 林をぬけてコロー家へ向かう池沿いの道》
カミーユ・ピサロ《エラニーの菜園》
斎藤 清《会津の冬(51)》
など、好きな作品も観ることができ、嬉しかったです。

速見 御舟《晩冬の桜》(春の訪れが待ち遠しい)
も美しく、しみじみと眺めました。

こちらの会期は、12月27日までとなっています。
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』を観てきたので、感想を少し(ネタバレあり)。重苦しいお話を想像していたのですが、思っていたよりもさっぱり(?)していました。

・キャラクターデザインが好み。可愛らしくも色っぽい。
・昭和を感じる懐かしい風景。
・工場の煙(神機狼)は龍のように見えた。
・佐上がうるさくてうんざり。
・正宗の父親(昭宗)と叔父(時宗)が似ていて、途中まで同一人物だと思っていた。
・空のベビーカーを押す妊婦さんが、観ていて辛かった。
・絶望が自分や世界の破壊に繋がるのかなぁ…と。
・正宗と睦実のキスシーンが長い。
・まぼろしの世界でも力強く生きていく、というのが良かった。
・五実(沙希)と両親の再会シーンが観たかった。
・帰還後、無事に成長した沙希の姿にホッとした。

中島みゆきさんによる主題歌「心音」が流れるエンディング。ほろ苦くも心地よいような、しみじみとした気持ちで鑑賞を終えました。
映画『マイ・エレメント』を観てきたので、感想を少し(ネタバレあり)。

・魅力的なエレメントシティ、こんなテーマパークがあったら楽しそう。
・土の男の子に「芝刈りくん」を思い出し、懐かしくなる。
・店番中、プリクラをこっそり眺めるエンバーが可愛い。
・エンバーとウェイドが初めて触れ合い、ダンスをする場面がロマンチックで良かった。
・店の奥に閉じ込められた二人、ウェイドの表情がとても悲しそうで…。一緒にいるのはやっぱり無理なのでは…と思ったが、最後はハッピーエンドでホッとした。

エンバーの夢と恋、葛藤と成長。今を生きる女の子達への、応援歌のような物語でした。

同時上映は『カールじいさんのデート』。肝心のデートの様子が描かれず残念でしたが、観ていてほのぼのした気持ちになりました。