【きさらぎ賞・結果】
京都競馬場で行われたきさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)は、逃げた古川吉洋騎手騎乗の4番人気③サトノフェイバー(牡3、栗東・南井克巳厩舎)と、スタートで遅れるも好位まで上がってきた2番人気⑧グローリーヴェイズ(牡3、美浦・尾関知人厩舎)が、直線で競り合い並んでゴールに入線。写真判定の結果、③サトノフェイバーに軍配が上がった。勝ちタイムは1分48秒8(良)。
③グローリーヴェイズはハナ差の2着。さらに2.1/2馬身差の3着に5番人気④ラセット(牡3、栗東・庄野靖志厩舎)が入った。
なお、3番人気⑩カツジ(牡3、栗東・池添兼雄厩舎)は5着、1番人気⑨ダノンマジェスティ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は9着に終わった。
1着…③サトノフェイバー (4番人気)
2着○⑧グローリーヴェイズ (2番人気)
3着△④ラセット (5番人気)
9着◎⑨ダノンマジェスティ (1番人気)
馬連 1440円
馬単 3110円
3連複 3750円
3連単 23040円
全頭が1勝馬同士の争いになった、きさらぎ賞でしたが、4番人気でキャリア1戦の③サトノフェイバーが初戦同様に逃げて最後の直線は2番手の⑧グローリーヴェイズとの一騎打ち、最後馬体を並べてのゴールでしたが、しぶとい粘り腰で写真判定の末ハナ差で2戦2勝と無傷で重賞制覇となりました。
そして、はやめに2番手にあがってきて最後詰め寄った⑧グローリーヴェイズもこれはミルコデムーロ騎手の好判断か、終わってみると、行った行ったの決着、馬場を気にしていた面もあったようですが2戦つづけての2着とやや歯がゆさもありつつセンスは良さそうな印象の2着。
あとは、中段から差を詰めた④ラセットが3着を確保しました。
とことで、注目の高額馬、人気のダノンマジェスティですが、予想記事に書いたもろ刃のモロさが出たいいところなしの結果に・・・というか前走よりもレースぶりが酷くなってました。
道中からもうコントロールできずレースになってなかった、4コーナーで外に膨らんでジ・エンドというところでしょうか。
ハミを替えたということで、効果を期待しましたが、酷かったですね。
そしてカツジ、前走もゴール前脚が止まりかけたように感じたので距離的に微妙かと見送りましたが、今日は他にもプラス14kgとフレグモーネ明けも影響したのかもしれないですが、直線追い出してから伸びがもうひとつでした。
小頭数ながらに、むずいレースでした。