【自由編】お金に支配されている政治からの脱却●財務金融委員会の閉会 | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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放送大学教養学部(情報コース)1年生。国土交通モノの職業は海と空以外は制覇。運輸・不動産・土木建設業、国土交通副大臣秘書。武力治安系は暴対防止、保安警備業、消防団員、国家公安委員長秘書。自由な経済、公正な政治、ケアのある社会を作るための国政報告を勝手にやる。

このたびより古き良き紙幣とされる方々。

 

新紙幣が発行されてもこれは使えます。

 

衆議院財務委員会の最終日。

この委員会に属する東北の衆議院議員は、

委員長 津島 淳 議員(自由民主党=東北比例区単独・旧青森1区)

委員 藤原 崇 議員(自由民主党=岩手3区)

委員 階  猛 議員(立憲民主党=岩手1区)

委員 馬場雄基 議員(立憲民主党=東北比例区・福島2区落)

の四名である。

 

ちなみに津島委員長はその前日の衆議院本会議前の代議士会で内閣不信任案決議採決前において

【自由編】東北比例区の津島淳議員が岸田総裁の欠席を批判●内閣不信任は否決

の発言をして支持を集めている。

 

●請願

今国会に出されたのは14種200件だったがすべての請願を理事会で保留とされた。本当にもう、国会として意味があるのかと問いたい。どうせ保留にばかりするのならば請願なんて制度はやめたらいいのではないのか。

そして地方自治法第99条に基づく意見書、つまり地方議会で決議される意見書は、インボイス導入後に大きく影響を受けている事業者に対する制度の見直しを求める意見書他16件であった。

●閉会中審査に関する件

・207衆02 揮発油等の価格の高騰から国民生活及び国民経済を守るための東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律及び地方税法の一部を改正する等の法律案

は日本維新の会と国民民主党の共同提出。

・207衆03 現下の揮発油等の価格の高騰から国民生活及び国民経済を守るための揮発油税等に関する法律の臨時特例等に関する法律案

・208衆23 所得税法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案

・208衆59 消費税の減税その他の税制の見直しに関する法律案

・211衆01 日本銀行法の一部を改正する法律案

・211衆29 消費税の逆進性を緩和するための給付付き税額控除の導入等に関する法律案

の5法案は立憲民主党の提出。

・211衆37 公益法人等に対する寄附を促進するための税制上の措置等に関する法律案

は日本維新の会の提出。

・211衆38 財政法の一部を改正する法律案

は立憲民主党の提出。

他に財政金融に関する一般質疑について閉会中審査は全会一致で認められた。

 

【一般質疑内容一覧】

 財政に関する件

 税制に関する件

 関税に関する件

 外国為替に関する件

 国有財産に関する件

 たばこ事業及び塩事業に関する件

 印刷事業に関する件

 造幣事業に関する件

 金融に関する件

 証券取引に関する件

 

以降、これら議員立法について一つずつ検討を私はしていきたいと思うが、実はこれら細部のことについてはどれだけ議論しても進むことはないだろう。今の「お金に支配されている行政」を改めない限りにおいては、お金に支配される政治が続くのは当然である。

 

では、お金に支配されない政治とはなにかと言えば、それは今まで出し尽くされた社会主義経済ではないということ。あるいは、10年前だったか20年前だったかに聴いた「プラウト経済」などと称した社会民主主義経済ではないことだ。この財政・金融については、もっと根本的なことを今世紀中に考えを問いたださねばならない。