3歳女児がかまれ重傷、母親と内縁の夫逮捕
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私は婚姻中より、たびたびこの問題について言及してきているが、今自分が離婚してみてよくわかったことがいくつかある。
まずこの手の事件の設定は、離婚した母親があって、子供がいる。そして、このニュースでは例外になるが、たいていが母親の同棲相手は、その女よりも年下であることが多い。そしてその年下の男は、息子を虐待し、娘を強姦するまでに至る。
しかし、いきなりそうなるわけではなく、時間的段階を踏む。母親もやがてその男に連れられる形で虐待に走る。
母親は経済優先スピード社会によって、かつての時代の母親たちよりも疲れており、そのストレスは子供に向けられる。それが、血のつながっていない疑似父親によって促進されるのだろう。
なぜこうなるかと言えば、母親が母親たることよりも、自分が女であることを優先して生きるようになってしまったからだ。女であることよりも母親たることを優先するのであれば、別れた旦那がよほどギャンブルや女遊びに明け暮れたわけではない限り、離婚などするはずもない。
団塊世代に育てられた団塊ジュニア世代は、家族を重視する考えが極めて薄いために、家族よりも恋愛を優先する。
それが団塊三世の哀れな家庭環境を作り上げてしまっているのだが、「家庭」「地域」よりも「個人」の満足を優先した社会価値観が世の中の基盤となっているため、こうした不幸が起きる。
しかし所詮個人を優先しているから、助けてくれる人々も、個人しか考えていない人間ばかりであるので下心満載の人間ばかりが寄ってくる。その被害者が子供たちである。
昔ならば、一旦嫁に行ったらば簡単なことでは実家に帰ることはできなかった。しかし 今は違う。団塊世代が銭をしこたま溜め込んでいるために老いた親には経済力がある。
かたや団塊ジュニアにおいては、すでに日本経済下降の中で経済活動を生きているため、どうにもならない環境にある。昔ならば、夫婦間にいかなる壁ができようとも、最終的には離婚することなく子供たちのためになんとか乗り越えてきたのである。しかし現代では自分の都合でいとも簡単に離婚してしまう。
だから私は、自分の元家族以外にも、社会全体にも自然主義経済を実現し、苦しみを取り除いていきたい。