さてさて、そろそろ忙しさが・・・
さてさて・・・
このブログ、一日に四回更新することも珍しくなく
まぁ、あらかじめ休みの日に作っていたものを
アップするだけでしたので当然だったのですが
そろそろ、忙しさが増してきまして
更新率は下がりそうです。
一日一回、更新・・・くらいかなぁ?
もう少し減るかも・・・・。
更新率は下がるかもしれませんが
できるだけ楽しめるものを作っていこうという思い変わらず・・・
ということなので、
今後ともよろしくお願いします。
あ、ペタとコメは、毎日するよ~
そこら辺はきっちりします。
ちょっとだけ、今作ってる物の、プロット
西暦2309年 夏
旧日本国 関東 都市名 ―東京
東京大砂丘
この日、環境再生プロジェクト第二十四番隊の観測日
「この熱い風の中では、第8世代型防護服の性能も形無しだな・・・」
紫藤九日は、大砂丘のなかをオレンジ色の分厚い防護服に身を包み、その暑さに耐えていた。
いや、耐えていたのは今自分がやっている、緩慢な作業であろうか。
「とはいえ、第六世代型と違って、簡単に融解しないだけましってものです。天中時間に、オーブに入れなかった軍事研の話、知ってるでしょ?」
アイン・サーシェントは、計測器の目盛りをじっと見る。
どうやら、こっちもうんざりなのは一緒のようだ。
計測器の、球体が、3Dグラフで現在の状況をあれこれと分析している。
もっと詳しく言えば、分析など計測器が勝手にやってくれることだ。
かれらは、それを運ぶ仕事であって、それ以上ではない。
「古臭い話を持ち出すなぁ、お前、歴史学者?」
「何いってんすか?たった12年前の話ですよ。今では防護服のありがたさを伝える重要な逸話です。」
「ばぁか・・・軍事研のエリートどもがそんな間抜けなはずあるか?エミンシャールの奴らの商用広告用の作り話だよ。」
「そ、そうなんですかっ!?」
計測器が、その仕事を終了させたことを告げる赤いランプが点灯した。
同時に、紫藤九日は、その身を起し、砂に足を取られながらも、立ち上がり、計測器の移動に取り掛かった。
「プロパガンダだよ。プロパガンダ。」
「駄目ですよ。先輩、根拠もないのにそんなこと言ったら。また、リューミンさんに怒られますよ。」
「通信きってる。聞かれてない。」
「せ、先輩!ちょ、やめましょうよ。そういうの。先輩が、途中でいなくなっても僕は、そのまま帰りますよ。命おしいですから。・・・あれですか?リューミンさんとまた喧嘩?」
「あれを喧嘩と呼ぶなら暴力は虐殺だろうな。いや、アイン、お前さ。何で俺のプライベートのこと知ってる?」
「ノーマさん―」
「待て!もういい!またか、あの女。到底アメリカ人とは思えんな。個人主義国家だと信頼していたのに・・・」
「国家によって主義に縛りができたら、それはもう個人主義ではないですよ。先輩」
紫藤は、時計を携帯蘇生機で確認し、後4時間で天中を迎えることを確認すると、アインに、指示を出し、走行機の上に計測器をのせた。
「先輩?ところで、さっきの話本当ですか?」
「あん?喧嘩の話か?お前、結構デリカシーないな」
「そうじゃなくて、プロバガンダの話ですよ。」
「ああ、あれな・・・。お前は、疑問に思ったことはないか?俺たちの仕事」
「仕事にですか?確かに、熱いし、いまいち何やってるか実感のないことばっかりですけど・・・。一応公務員だし、給料はいいし、好条件じゃないですか?」
「そうではなくてな・・・、あれだよ。こうやって俺たちが何もしなくてもいい計測器もある。ルートを設定して、この光の道の上にいるだけで、時速120Kmにまで、物体を加速させる走行機もある。なのに、なんで、俺たちがこんなことやらなきゃいけないんだ?オーブの清掃用SDみたいにAIがつまれた、そうでなくても、遠隔操作用の機会を作って、それで輸送させればいいだろう?わざわざ、人間様が機械のお守りで、エスコートる必要なんてない。」
「それはそうですけど、AIだって完璧ではないし、不測の事態での対応も悪い。外装は大丈夫でも、中が磁場で焼け焦げるって話も聞きますよ。遠隔操作は、磁場の影響でもっと難しいかと」
「冗談、中の人間が焼け焦げてねぇんだ。そんな訳あるか。磁場の影響なら走行機も計測器だって受けてる。大丈夫だろ?」
「でも、さすがに防護服を売るってだけじゃ、そんな事ありませんよ。」
「まぁ、そりゃそうだが・・・・」
その時、砂漠が盛り上がった。
轟音と共に現れる黒い影、固い外殻に覆われた全長20メートルにもなる多足類。
「エッジだ。アイン走行機のルート設定操作頼むぞ。おれの指示通りにしろ」
「アイアイサ」
「120Kmまで、最大加速」
「了解」
急加速された衝撃に耐えるよう、二人は体をかがめる。
一瞬にして最大速度までに達する。その加速度たるや・・・
しかし、エッジと呼ばれる巨大な虫は、そのスピードに追い付いてくる。
「くるぞ、10時の方角にルート指定。次、高度設定を5メートル上に設定しろ。」
エッジが襲いかかる直前に、走行機の道はカクンと左に折れその場をなんとか脱した。
「そのままオーブまで、この速度を維持し続けるぞ」
西暦2309年。
人類は、太陽系の位置バランスの崩れた地球でかろうじて生き延びていた。
月は、過去より、はるかに近くにあり、その大きさのため、天井のように上空に浮かんでいる。
太陽とのバランスが崩れた地球は、灼熱の大地が続き
人類はオーブと呼ばれる居住空間で人口の調整をしながら生き抜いていた。
その時は、それが世界のすべてであると、誰もが信じて疑わなかった。
題名 エルドラド・ジ・アース
ジャンルSF
企画中・・・。
多重存在 2-6 殺人鬼達の溜まり -小説
「んなわけで、瑠璃のやつが来れなくなったんで俺が代わりに。」
「いや、理由を説明してくれてありがたいが、それは僕にとって限りなく絶望的だぞ?」
京都駅の大階段。
それを建物にして三階分だけ上がったところにあるカフェで、俺は、逃亡生活、初日を迎えにいた。
時計は十一時。
そろそろ、おれはラーメン屋にでも行って昼飯モードに入りたいながらも、金がなかった訳で。
困った時のシンカイの旦那だ。
「そんな訳で、俺に金貸してくれよ、旦那」
で、旦那と言うのが『深戒櫃代』。俺たちより遙かに年上の兄さんで、
無表情で目つきも鋭いが
実に面倒見のいい。
この人ならば、俺に昼食代を貸してくれるだろうと踏んで、
以前電話で瑠璃が話していた待ち合わせ場所に行ってみたのだ。
「お前、今まで何聞いてたんだよ。
俺は瑠璃ちゃんに仕事をもらいに来たんだぞ。
悪いけど、お前に貸せる金はない」
「そう?ならせめてここのお代は旦那持ちで頼むよ。おれ、一銭も金ねぇから。」
「ん?お前、なんか頼んだっけ?」
お、待ってました。
ウェイトレスのおねぇちゃん。
その男装気味のスーツにエプロンはなかなかそそるぜ。
頭の中で三回も首はね散った。
「ステーキサンドのお客様。」
「はい、おれおれ~」
お、妙に視線感じる、不思議だ。
無表情を貫き通してるポーカーフェイスの旦那から妙に威圧的な気配を感じる。
まさかな、怒らせたのか?
ないない、シンカイの旦那に限ってない。
すると、シンカイの旦那はメニューを取り出した。
ずっと、眺めている。
旦那、ものすごく考えるのが様になってるよな。
きっと頭もいいんだろう。
「和菓子はないのか?」
「ないっすよ。ここカフェだよ。」
お、眉が一瞬動いた、がすぐにメニューを見直し注文する。
「すいません、コーヒーフロートと、本日のケーキ」
「了解」
・・・・・。
なんだ、このウェイトレス。
ウェイトレスはそのまますたすたとさっていく。
どうやら、シンカイの旦那は気にしていないようだ。
何事もなかったかのように水を飲んでる。
旦那・・・いくらなんでも懐広すぎねぇか?
すげぇ、マジ尊敬するわ。
◆ ◆ ◆
Cross ―hukakai
うわぁ、まじショックだよ。
和菓子ないのかよ。
あんこの甘さは甘味の至宝だよ?
ん?
なんか言った?
まぁ、どうでもいいよ。
あんこ以外どうでもいいよ。
だいたいさぁ、西洋の甘味の文化は、確かにすばらしいけどさ。
日本のあんこと、お茶の渋みが混然となった時の爽快な後味を君たち本当に解ってる?
世界は―
◆ ◆ ◆
「それで」
「あん?」
旦那は急に話を振った。
「その殺人事件、あれだろ?連続殺人事件のやつだろ?」