第四回 細かすぎて伝わらない作者のこだわりコーナー!!!!
はい!本編はいよいよ第二章に突入中
KuRU/KuRUですが!
今回の細かすぎて伝わらないは、
まだ、第一章のストーリー中の話で~す。
なぜってぇ?
それは、新塵碕行がボンクラ野郎で、
ついつい、更新日に違う記事を書いて
好き勝手ブログを楽しんでたからです。
いや~、リーダーのJORKERさんのブログで
新しい小説もスタートするってのに何やってんだか、何だかな~
てな訳で、今回のテーマ
―柄原美雄が魔法使い狩りてのは、結構ばればれ?―
さて、こっからは文字サイズ3でお送りしますね。
まぁ、これはもともと、伏線として、当然の表現なんですけど、
改めて、柄原美雄が魔法使い狩りだと知った上で読み直すと面白いところがあるのでご紹介。
他の裏設定的なものを紹介するべきなんでしょうが、読者が探すようにそう言うのは最後まで残しておくのが花ってもんです。
さて、改めて見返してみましょう。
そもそも、柄原の登場時点で魔法使い狩りだということはバレバレ?
舞台 ―小説にて
確かに、・・いる。が、できれば出張ってきてほしくない連中だ。
カザトが、異界の消滅にしか手を出せない存在に対して、
そいつらは、魔法使いを狩ることにしか『興味の持てない』連中だ。
この差は大きい、前者は明らかな傍観者で済むが、
後者は時により魔法使いより厄介な結果を残して去っていく。
今回の件で、奴らが来たら、弓端さんの世界は平穏無事とはいかなくなるだろう。
もっとも・・・魔法使いなんてものにかかわる時点で、平穏無事という言葉はほど遠いのだが。
と、魔法使い狩りのことを語っていますが
この状態で、できれば『出張ってきてほしくない』といっていますが、ここが伏線
さて次に
自己消失 1-12 狩るモノ ―小説にて
「たく、痛いだろ手加減しろよ。だからお前が出てくる前に終わらせたかったんだ。」
柄原美雄(つかはらみゆ)が登場した。
とラストで櫃代語っています。
この時の、出てくる前に終わらせたかったは、上記の出張ってきてほしくないを受けてのこと
魔法使い狩りの柄原を警戒しての話です。
次に
これを踏まえて各場面を検証
自己消失 1-13 サドでグロでブラックな女 ―小説にて
「ちょ・・ちょっとぉ、知り合いなんですか?こ、この人」
古矢さん。ビビりすぎ。
ま、確かにこいつの気配はヤバいものがあるからな。
まぁ、ビビるのも無理はないか、人間が熊を目の前にしてビビるのと同じだ。
暴力のスペックが違い過ぎる。
と、ありますが、この時、実際の人形『古谷惣一』が、おびえていた理由や、知り合いなんですかぁ?といった理由は
柄原が魔法使い狩りだと知っていたから。
そして何より、知り合いなんですかぁ?の部分には
自分を退治しにきた深戒と自分に魔法という力を与えた柄原が知り合いであったことに困惑しています。
自分のライバル会社とサポーターが手を組んでたらそらビビるわ
また同回の柄原美雄が帰るシーンで
「帰るのか?」
「ああ、大丈夫そうだからな。」
「いや、そうじゃない。相手は『魔法使い』だぞ」
「今回は、君の仕事で構わないよ。
あんまり邪魔したらAliceが怖いからね。今回はここで私は退場だ。」
と言っていたのは、魔法使い狩りが、魔法使いをからずに帰ることなんて事は
本来ありえないから。別に、深戒が柄原を引き留めていたわけではありません。
さて、先ほどビビっていた人形『古谷惣一』はというと
自己消失 ミステリーとパズル ―小説
にて
「あれ、柄原さんは、もう帰られたんですか?」
古矢さんの声にふと思考の海から這い上がる。
「え、ええ」
「そんな、お茶菓子をお出ししようと思ったのに、見送りもできませんで・・」
「あいつに、気を遣う必要はありませんよ。」
と、ありますが実際のところは、柄原を警戒して隠れていただけ
柄原が帰ったとわかって出てきたわけです。
ツクモ神・・・こうしてみると、結構チキンだったな
多重存在 2-4 大阪府警察署本部 ―小説
まぁ、そんな訳で拘留されたのは瑠璃のほうだった。
「で、なんであんたが捕まってんの?」
場所は面会室。
容疑者として捕まえられた瑠璃に俺は面会を申し出た。
自体は芳しくない方向に進んでいた。
瑠璃は、警察に呼ばれ事情を説明した。
説明したうえで一つだけうそを言わなくてはいけなくなった。
当然ながら、俺のことだ。
それがばれた。
用は俺がへまをした。
目撃者がいたのだ。
あの場にいた俺のことをしゃべったやつがいる。
さぁ、ここからが異常の始まりだ。
その目撃者の名前は、吉野巫女。
俺たちが見た死体だった。
「て、おい・・・」
俺は、瑠璃の話を聞きながら真っ青になる。
それは、え?何で死んだはずの吉野巫女が俺の目撃者になってるわけ?ホラーじゃん。
とかじゃなく、もっと切実な話だ。
ようは、瑠璃と一緒にいたと思われる少年を警察は犯人として捜索しているってことだ。
だから、瑠璃は捕まった。
俺はこの情報を霧宮に面会して初めて知った。
おわかりだろう?
俺は完全なる馬鹿だったとしか言いようがねぇってこった。
警察が、目下捜索中の犯人と思われる少年は、俺なのだ。
その俺が、のこのこと警察署本部まで、瑠璃の面会に来ているなんてっ!
面会室に男が二人入ってくる。
「罪罰ユダ君だね」
はい、そうですが?んなもん面会を求める際に書類で書いたっつ~の!
「ちょっと、話を聞きたいのだが」
「はんっ!男と茶をしばくなんざ趣味じゃ、ねぇ!」
俺は、椅子から飛び上がり天井へと着地した。
何が起こったか分からない。
そう刑事の顔が告げている。
そりゃ分る筈がないだろう。
俺はあいつらから見れば吸血鬼か何かだ。
天井にぶら下がった人間なんざ映画かTV画面の中でしか見たことねぇっしょ。
実際あいつらの顔がそう言っている。
そのひきつった顔が見れなくなるたぁ・・さみしいぜ。
「ダメ!」
叫んだのは目の前のおっさんたちじゃねぇ。
瑠璃だ。
そのせいで反応が一瞬遅くなる。
その間に刑事たちが我に返った。
こっちを捕まえようと必死に手を伸ばす、おれは天井を歩きながら余裕しゃくしゃくでそれらを交わす。
やっぱりめんどくせぇ。殺す!
「ダメ!私だけを見てっ!浮気なんて許さないんだからっ!」
今度はその突然の愛の告白に誰もが思考を停止した。
警察は何事かと瑠璃を見たし、おれは思考が停止した。
やべ、集中力が・・・。
とたん、おれは天井から引っぺがされ、重力に逆らえず、地面に舞い戻ってくる。
「・・・やば、キュンときたわ、今の」
地面に戻ってきた俺に刑事が行動を再開させた。
ああ、もう・・・まったくもって仕方がねぇっ!
「瑠璃!お前を助ける!待ってろ!」
天井での鬼ごっこですでに立ち位置は変わっていた。ドアは俺の背後にある。
刑事の一人が俺を逃がすまいと、飛びかかるが、急に開けた扉の角に顔面をぶつけ悶絶する。
そのすきに俺は廊下にでた。
廊下の端には消防隊が入れるという印の付いた逆三角形のマークがついた窓がある。
2mほどにあるそれに向かって俺はダイブした。
窓は脆くも割れ、おれは外へと放り出される。
ここは警察本部ビル。地上25m!
落ちれば高エネルギー障害確定!
ペチャっと潰れて五体がはじける!
・・・・普通は、な。
多重存在 2-3 愛の巣は体育倉庫 -小説
1st movement・・「多重存在」
―multiplex existence
俺が世界を拒んだわけではない。
世界が俺を否定したんだ。
それは生まれた時から決まっていた。
才能をgiftと訳すが、
それは間違いだ。
俺に降りかかったのはそんな甘ったるいものじゃない。
この身を滅ぼす災厄だ。
俺ならば、それをdefectと訳す。
そう、俺にとってはそれは重大な欠陥だったのだ。
他人とは違う、故に、他人に保障された当然の権利を、おれは生まれた瞬間から失ったのだ。
ならば、これは運命だ。俺ははじめから不幸になるしかなかった。
やはり狂うしかなかったというべきだ。
何が言いたいかと言えば、言い訳なのだ。
これから語ること全てが、益体もない言い訳。起った事はどうしようもないという―無念であり、
これから起こるかもしれない損失に対する―補償なのだ。
何故そんな事を語るか?
それは、そうだろう?
心はだれも守ってくれないんだから・・・。
それこそ・・・・仕方ない。
ああ、そうだ。
俺の言い訳を聞いてもらう前に一つ・・・。
俺は、深戒の旦那と違い、真名を隠すなんてまねはしねぇ。
罪罰ユダ。よろしく。
◆ ◆ ◆
中学三年生も秋口を超えるといよいよ皆が勝負の峠を越え、
受験と呼ばれる、今では定員割れとなった出来レースに、意味のない闘争心を漲らせ、
或いは諦めさせ、結局は妥協し始める、
まぁ、それは目指すところにもよるだろう。
そう言った劇的チキンレース(俺はどれだけ身を削って勉強してきたか)の渦中に、
一人マラソン大会で逆走を決め込むかの如く、
同じフィールドにも立たずに、
ただただその妨害と傍観に徹底する俺には、
やはりここしか居場所はなかった。
「で?何で屋上じゃなくて、体育倉庫ですの?」
「いや、まぁ、なんだろうな・・・」
そう聞き返したのは同じくフィールドに立っていない同級生、霧宮瑠璃。
同じく、といってもこいつの場合フィールドに立たない理由は天才過ぎるから。
単にやる気がない俺とは正逆の理由。
瑠璃には同じフィールドに立つ必要すらないのだ。
「いくら周りの受験ムードに自分の居心地が悪いからって、
体育館倉庫を選択するのは、いくらなんでも奇抜すぎるのではないかと思います。
いや、むしろ暗い。
尚且つ詳しく言うのなら寝暗すぎる。」
その意見には同感だ。
だが、体育館倉庫を舐めてもらっては困る。この空間は実に利点が多い。
「理由ならある。暗いし、狭いし、何より人目がない。」
「はぁ」
「そのうえ、声も臭いも漏れにくい」
「いえ、結構漏れていると思いますけど」
「なにより、こうやっていかがわしい事が出来る。」
「う~ん、いかがわしいでしょうか?」
「むしろエロイ。」
「トロイ?木馬の?」
どうして、そう話をそらそうとするかなぁ。
照れなくていいじゃん。
もう『こんなになっちゃってる』のだから。
「ほら、乳もんだり、尻触ったり。いろいろと。」
「はぁ、確かに、そのようですけど・・・
―でも、それ死体でしょ?」
まぁな。
ちょい固くなっちまって、もう感触を楽しむことなどできないが、
今俺が触っているのは紛れもなく死体だった。
放課後、夕暮れの体育倉庫に来た俺は偶然にもその場に死体を発見しちまった。
わぁお。
まぁ、ご遺体に欲情しようと試み失敗してしまったのは、
というよりそれを同級生に見られたのはいかんせん失敗だったと反省している。
しかし、瑠璃の奴に、死姦なんてそんなグログロな発想力はない。
何をしようとしたかなんてあいつには解らないだろう。
よってセーフとする。・・・て、やっぱ反省してないじゃん、俺。
「通報します?」
「冷たいじゃん、俺とお前の中だろ?
そんなことしたら第一発見者の俺疑われるっしょ?それはまずいって。」
「ああ、そう。
ところで、私をここに呼び出して何をするつもりだったのかしら?」
「交尾」
「通報しますッ!」
「自分のことになると決断早いなッ!」
うん、まぁ、お前はそういうやつだよなぁ。
「だいたいですね。この場合、どうみたってあなたが犯人です。」
「どうせ、犯人になるならお前を犯した後がいいよ。」
「それは、私に卑猥なことをすると言う意味?」
「いんや、お前を殺すという意味。」
まぁ、卑猥なこともすっけど?
まぁ、こういうことをはっきりと言うおれもおかしいが。
「それは、強烈的ですわね。どうせやるなら優しくなさいね。」
などと言うこいつも十分おかしい。
「そうなれば、彼女は本当に劇的に愛されたのでしょうね、あなたに」
霧宮瑠璃は、あたりの惨状を見ていった。
愛することが殺しに反映するのなら、この現場で犯人は相当この女と乱れたのだろう。
あったのは、吉野巫女の死体だった。
『生前は』、校内でも美人で通っていた。
だが、『こんなになっちゃった』彼女を見て美人だと思うものがいるだろうか?
ああ、いるいる俺だ。俺今、超エロイと思っているからな。
その俺をそそるグロテスクな有様は、顔の皮が引っぺがされて
人体標本みたいに筋肉の走行がはっきり分かる顔と、
切断された四肢、
繰り抜かれた臍、
そしてまわりを覆った真っ赤な血のフロア。
どれをとっても一級品でネットに載せたら即逮捕は免れないような代物だ。
「言っとくが、俺は犯人じゃないって。
俺はここに殺しに来たんじゃなくて、お前とエロイことをしようとしてたの。Do you understand?」
「Yes, I already do.でもね、
この場合あなたが新犯人か否かなんてどうでもいいことじゃないかしら?
ここは警察を呼ぶべき場面だし、あなたは、警察に捕まるべき場面なの。
わかるかしら?それが、ここ日本での決まりなの。」
「じゃあ、おれこの場合逃げちゃダメなわけ?」
「だめじゃない。
それは自由意志。とりあえず、私は電話で警察を呼ぶから、
あなたは私を犯すことをあきらめて、家に帰っていて下さい。」
「ええ~、いいじゃん、ちょっと死体があるだけじゃん。
学校卒業したら体育倉庫でなんてできないんだぜ?
困るな~そういうの、わがままは良くねぇよ?」
「ウィルに悪いから・・ダメ」
「じゃぁ、何か?あいつがいなかったらOKなわけ?」
付き合いきれないとばかりに、高速打鍵にて携帯を打つ瑠璃。
はぇぇ、さすが女子中学生。つっても、110の三つだけだけどな。
「はい、もしもし、警察ですか?
ええ、はい、人が死んでます。
場所は大阪府彩音市の府立静欧中の体育倉庫です。はい、お待ちしています。」
と言うわけで、素直にその場を退散したわけだ。