第二章 多重存在 2-16 接触感応 ―小説
その後の事は・・・よく覚えていない。
◆ ◆ ◆
二つの閃光はモノレールをひた走り、さらにその向こうへと駆けてゆく。
それを遠目に見つめていた。
まったく、どこのだれかは知らないが、良くやるもんだ。
つーか、完全ブッチっていうのが、また気にくわねぇ。
こういうのなんていったか?
ああ、そうだ。ダブルブッキングって奴だ。
あくまで先約は俺、罪罰ユダだ。だって言うのに、あんまりな話だ。ひどい話だ。
「イチャイチャできなかっただけならまだしも、見せつけられるってどうよ?これ」
俺ははっきりいって不満だった。
不満すぎて警官を二人ほどバッサリやっちまった。
死戯である俺にとって殺人とはまさに衝動。
衝動であるからこそ、感情の高ぶりであればそれがプラスであれマイナスであれ関係ない。
一言で言えば心が動いたときにそれが起きる。
とはいえ、殺し過ぎるのはやはり良くない。例えば、血の川に沈んだこの町。この町には、俺を殺人以外で満たしてくれるものがあった。
「あっこの焼き肉屋・・・もう、いけねぇな」
明日の朝には、このあたり一帯は間違いなく異界指定だ。
街自体が閉鎖されてしまう。まぁ、それ以前に店主が血の川に沈んじまったのだから仕方がない。
本当に仕方がない。
「まぁ、小羽にはわりぃが、やっぱ足抜けは無理だってこったな。」
本当に、焼き肉屋うまかったのに・・・なんかせつねぇ。
へこむわ~。
俺は、吉野巫女の部屋に侵入した。
もはや人っ子ひとりいない、死骸の捨て場のような場所だったが、役に立つものは多くある。
「おっと、その前に。」
今更のような気もするが、コレには指紋が付いてるんだった。
そう、帽子だ。さっき、コンビニでぱちくった・・・なんて言っても店員はあの二匹の殺人狂に殺されちまっていたから、火事場泥棒ってのが正しいと思うが・・とにかく手袋。12月だし、店頭に並んでいるのが幸いして、買えたのだ。
というわけで、ここまで、指紋に関する俺の痕跡はまったくない。
どうせなら、帽子も回収して完璧を目指さなくてちゃな。
俺は、『デブの中年警備員』から、帽子を回収する。
どうせなので、それを被った。
「おかえり・・・と」
さて、仕事仕事・・・すべては俺の愛しき姫のため。
ならば、それが人でない証であろうと、使えるものは全て使う。
能力(サイノウ)は、そのためにこそ俺にある。
罪罰ユダが唯一持つ力。
超能力と呼ばれるものには、あまた種類があり、その中でサイコキネシスがPkと呼ばれ、外界の物理法則に干渉する能力であるならば、また内界に干渉する力も存在する
区分ESP、透視、読心、未来視、精神感応。
すべては、人の身に宿る五つの感覚、その延長上に存在する高度な知性に宿る第六感にも近い、観察力と推察力が『世界の裏側まで見抜いて通す』。
俺が持つ唯一の力、俺にはほかの力など何もない・・・。
だから、俺は略奪する。人の思いを略奪する。
俺は、丁寧に縫い込まれた吉野巫女の首を手に取った。
熱を計るように、吉野巫女の額に自分の額を当てる。
さぁ、イメージしろ。
何と言うことはない。難しいことなど何もない。
ただ、内包されている残留思念を読み取るだけ・・・そんな事は普通の人間にだって出来る。
人には大切にされたものの重みを無意識に感じることができる。
その延長。
その最果て・・・。
とどけ、とどけ、とどけ!
見せろ、見せろ、見せろ!
お前の持っていた感情。
お前の誇っていた矜持、
怒り、
悲しみ、
喜びも、
すべて俺に掲げて寄こせッ!
『世界の裏まで読み尽くせッ!』
それが俺の能力、接触感応、サイコメトリ―と呼ばれる力。
物体から記憶と思いをダウンロードする。
―ザッ―
―ジジッ―
日記 今日は、Stemのミーティング!
まぁ、お互いそれなりに活動があったり、仕事があったり、学業があったりで、大変なのでなかなかリアルでミーティングは久々なのですが。
今日は、そのミーティングです。
前に話していたブログの企画ものに関しての詰めをやるつもり
こればっかりは、直にあって詳しく根詰めて話さないと
たちまち、ストーリー崩壊!
リアルに以前、誰かさんの暴走で喧嘩状態にまでなったことが
いや~あの時は若かった。
今のおれはそんな小さな男ではないさ。ふふふ。
でも、多分、そうなったらヒートアップすることは間違いないかもだけど。
結構、一生懸命ですからね・・うちのチームは何をするにしても。
さて、わくわくしてきたよ。
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