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絵 自分の絵の描き方をさらしてみる その3


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前回決めたとおり、ウインクすることに決定したので、そのように書き直しました。


では、前回の資料「にくたん」の表情筋の動きを参考に解説していきたいと思います。



表情筋の動き
ちょっと、気持ち悪い画像ですが、クリックして拡大してから見てください。

ウインクするときは

当然、


目を閉じているほうの目は


上まぶたが下がります。


ただし、注意


下まぶたの動きは2パターンあります。


それは微笑んでいるときと、そうでないとき


微笑んでいるときは、ほほの筋肉が上につりあがるので(この動きは口と連動する)

当然下まぶたは上がります。


が、


微笑んでいない時は、下まぶたに変化はありません。

その分、上まぶたが、下まぶたの位置までぐんと下がります。


今回は微笑んでいるので前者ですね。


今回キャラが微笑んでいるので それに関連して

いろいろな筋肉が動きます。


まず口の端がつりあがります。

ほほの筋肉も散りあがるので、開眼しているほうの下まぶたにも若干影響が出るでしょう。


そしてもう一つ重要なのがおでこの筋肉


おでこの筋肉も上に上がります。

これによって、眉毛と、額のT字ラインなども上につりあがります。


では、表情筋の動きはこのくらいにして

次に

今回、顔を俯瞰してい見ているので、それに合わせて3D的に表現するところが変わるところや、開口した時の顎の位置についてみていきます。



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またもや、クリックして拡大してみてください。


まず最初に目ですが、

長方形を真横から見た時と俯瞰してみた時では違いがある様に

目にもそれが適応されます。

基本的に、上のほうにあるものが大きく(横方向に広く、縦方向に分厚く)なり、下のほうにあるものが小さく(横方向に狭く、縦方向に薄くなります)

これは瞳に対しても適応されますので、上から見た場合、瞳を本当に○にして書くよりも、下を若干先細りさせたほうがきれいに見えるでしょう。


次にあごのラインですが

口をあげると、顎が下がるのと同時に筋肉がつり揚げられて全体的に細くなります。

ただし、今回は俯瞰で見ているため、目の時と同様、顔面で最も下の部位いに位置する顎に極端に変化をつけると不自然になるので、意識だけして若干下げるように心見ましょう。


そして、耳の位置


耳を真横に付けたがる人がいますが、基本的に耳は顔の側面に若干の角度をつけてついているだけなので、斜めにつけるくらいの意識で書いていくのだ無難でしょう。


これでその3を終わります。


次は、体の書き方に行きます

さて、 その3です。

小説 愛食家な彼女 47

―歪曲


歪み曲がるのでは無く、曲り歪む。

人に使う時はそれが正しく思う。


人としての道から曲がった行いをしたものは心に歪みを生じる。

歪みは感情や事実を屈折させ、受け止めさせる。

そうやって、曲がった感情は、さらに心を歪ませる。

いや、曲ったではなく、そこまで行くと『禍ッタ感情』と言い表すべきか。



これは、所詮高柳の言い訳に過ぎないが

高柳は、この時、連綿と続く人生の中で小さくも すでに曲がっていた のだから

彼に訪れた感情は仕方のないものなのだ。―彼は自分は壊れてしまったのでは無い、そう、ほんのちょっと『調子が良くない』のだと、言い訳していた。


彼の中に、禍ッタ感情が芽生えていた。

すでに、この異臭がなんであるか・・・・本当のところ高柳には解っていた。

解っていて、現実として受け止めていた、なのに、平然としていた。

涙さえこぼれなかった。



腐っているのだー腐臭である。

腐乱しているのだから、当然だった。

この夏の暑い季節では、『生モノ』は傷みやすいのだから当然だ。



高柳は、そう思ってしまった。

思った自分を認められなかった。

ひどい後悔が、心の中でざわついたが

それでも、心を正常に戻すほどではなかった。



庭の窓に血が付いていた。

べっとりと―真っ赤だった。

手形だった。

まるでホラーのワンシーンを切り抜いたような状況だった。


淡々と、高柳は追想する。


窓をがらりと開けた。

やはり窓にカギはかかってなかった。


後になれば、それこそが、彼らにとって―いや、両親にとって地獄の入口になったには違いないが


ともすれば、そこを通ってやってきた息子である俺はいったい何だというのだろう?


室内になったとき、その異常な臭いはいよいよもって苦痛となり、

苦痛であるのだから、高柳は鼻を押さえて苦悶した。


だが、臭い。


否―臭すぎる。



臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い



耐えがたい。



床には蛆がたむろしていた。

空には蠅がたむろしていた。



高柳の両親に群がっていた。



だが、死んだのでは無いー殺されたのだ。

人はこんな死に方をするために生まれてきていたのでは無い。

彼らは、人としての死すら全うできなかった。

―だから、高柳には到底受け入れることができなかった。

だが、高柳は受け入れられない自分に憤慨し、それこそは正しい情動ではあるのだが

どうしようもない歪みから生まれたその感情は、さらに彼の思考回路を焼きつかせていた。


血の匂いの他に、死の匂いの他に、性の匂いが充満していた。


性と・・・汗のにおい。


凌辱だ。


最終的に行き着いた高柳の結論はそこになった。

ただし、理屈としての結論ではなく、感情としての結論。


臭いが語るのだ。

臭いが囁くのだ。

臭いは叫んでいた。


これは凌辱だ、凌辱がしたかった、陣地を蹂躙し、暴虐の限りをつくし、支配し、破壊し捨てる。

したかったのは『力の誇示』だ。

それを名も知らぬ殺人犯はしたかった・・・・・そう理解した時。


いよいよこの歪んだ感情は脳の思考回路を焼け切り

曲り歪みは、歪み曲がりを引き起こして

引き戻せない境地に高柳を運んだ時


高柳の思考は白く焼けついた。


脳が破裂するかと思った―その瞬間



爆発的な情報量!



彼を襲ったのは、その場で起こったビジョン、犯人の感情、両親の苦痛、血の成分、汗の成分、空気の湿度、空気の時間、太陽の位置、草木の情報、蛆の飢えた感情、蠅の複眼からの風景、腐敗していく細胞の過程、絶頂のあまり射精する男、その場に響き渡る音、犯人の走った先、両親の最後の断末魔、気温、空気圧、フェロモン、ホルモン、炎症性サイトカイン―~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。



鼻がー鼻が痛い!


この時初めて高柳は絶叫した!目の玉が裏返り、視界などなくても、見える、見えすぎてしまう!

ひどい頭痛とともに何百?いや、何億をも超える情報が高柳の脳内に一斉に詰めかける!

高柳の脳の処理能力を超えた状態、その絶頂状態が連続する!

失神したかった―が、新たな情報が高柳の脳内を揺り起こし、さらなる苦痛を引き出した!



絶叫、絶叫、絶叫。

あああああああああああああああああああああああああああ!



結局、高柳が絶叫し、のたうちまわっている所に、その声を聞きつけた住人により発見され、病院へと移送される。



数日後



高柳は病院のベッドでも発狂したかのように絶叫しのたうちまわっていた。


医者が下した診断は―PTSD(心的外傷後ストレス障害)。


彼らは、高柳の『臭い!臭いいいぃぃいぃぃ!!』と絶叫する彼の言葉を妄想として受け取ったー発狂したと受け取った。

だが、高柳のその症状は本物だ。

彼には強烈な『世界という匂い』のあまりの臭さに精神が崩壊しそうだった。


はじめて、それに気がついたのはナースだった。


高柳が、「近づくな!昨日の夜●■▲したくせいに!!!」と絶叫し、その看護師は顔が青ざめた。

「臭うんだ!臭うんだよ!臭いんだよッ!」

―その後、二度や三度ではなく同じようなことがあり

一人の医者が彼を寝台にしばりつけ、脳を調べてみることにした。

MRI、PET、CT

脳の活動性を示す全てを行い

臭神経や、感覚器自体も調べた。


結果として、高柳は人間としての限界をとうに超えていた。

人間ではなかったと言い換えてもいいかもしれない。


これは学会に発表するほどの情報だが、逆にいえば誰が信じるのだ?というほどの情報。

脳科学的には、大いなる前進をみられる検体であることは間違いなく、科学の大いなる発展に貢献できることに、血走った眼がギラギラしたが―その医者は、そんな感情が一瞬で消えてしまった。

高柳が苦しんでいた。

医者は、医者であった。

科学に従順でない医者であった。

それは人類にとって大きな損失であったが、彼個人の心としては、人である境界を守れたことが重要だったのかもしれない。


高柳はー治療を施されたのだ。


臭いの感覚器を少し焼いたり、神経をまひさせたり

あらゆる手段で高柳の能力を正常なものへと戻す試みが行われた。

その過程で、高柳の精神もぎりぎりのところで回復し


ついには、ある程度コントロールできるまでに至った。


医者は、高柳にとってまさしく命の恩人だった。

その医者こそが、現在警察署の医務室に勤務している伊野島邦彦である。

絵 自分の絵の描き方をさらしてみる その2


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さて、目と鼻を入れましたが、当然このままでは最悪です。

無表情ここに極まり

あと、左右の目の大きさに不安感があって見ていると酔いそうですね?

とりあえず、ここで表情を加えていかなければなりません。


さて、医学系大学、美術系大学では、必修として解剖学をやっています。

新塵も僕も、当然学部的に解剖学はやっているわけです。

表情を語る時は、まず表情筋とよばれる筋肉から考えるべきでしょう。


前回紹介した『スーパーマンガデッサン』にも書いてある項目ですが

今回は、医学部でよく言われる 肉単 という参考書を資料にします。(教授に見せると、こんなもので勉強するな!と、怒られたことがありますが、絵の勉強には何の問題もありません)


↓資料


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『img007』


と、書くそれぞれ表情筋があり、それによって表情が作られます。

この筋肉の走行、動きを意識して表情を考えていこうってなはらです。


どうせ、ビールで水着で女の子なのだから、キャンギャル張りにウインクをかまそうと思います。


とりあえず、その3へ続きます。