絵 自分の絵の描き方をさらしてみる 全身編 その1
ええと、前回からの続きでそのまま書いていきます。
最初に、大体こんなポーズの物書きたい―として出したラフがありますね
それをもう一度出してきて書いていきます。
はい、こんな感じでした。
ではまず最初に先ほどの顔だけの絵に描き足していきますね
体を書くとき、指標がなくて困るという方。
基本的には絵の最初の原点、針金人間に戻ってください。
ひどい話こんなの・・・。
もちろん、実際にこんな人間いるわけないので、あくまであたりを書く上での指標にします。
この指標を製作する過程をアタリとかいいます。ついでに、顔のデッサンの時に書いた丸や、顔の方向を決めるときの十字もアタリですね。
まずは背骨です。
背骨の曲がり方で、基本的に重心やらポーズの荒方が変わってきてしまうのですが、
こう言うのは立ちえの時に説明しやすいんですが、
今回のポーズでは分かりにくいかもしれませんね。
とりあえず書いていきます。
骨盤はハート型に書くといいです。
鎖骨は、胸骨にくっついているだけなので、基本的に型に一本の線を通すのは間違った解剖学ですけれども、ほぼ一直線になるkとも事実です。適当に書いていくのが基地ですね。
さらに、手足のあたりも、同様に、関節部は●、骨の部分は直線で書くといいでしょう。
あと、このキャラクターは前かがみのポーズをとるので、立体的なあたりを、断面図で軽く、適当に書いていきます。
ついでにあたりを本気で書く必要はありません、あくまで適当に書くのがいいと思います。
すごく奇妙な状態になりましたが、こっからが本番です。これをもとにまた全体像に似くずけを行っていきます。
小説 愛食家な彼女 48
伊野島邦彦と言う男は、口を開かせれば多少うざい男だったが、芯の一本通った男だった。
正直、一期一会の医療現場で、彼に出会った患者は幸運であるのは間違いないが、患者がそう思うかと聞かれると、到底そうは思えなかった。
それほどに、伊野島の語りというのは滅法辛抱ならないものだった。
実際高柳も、初めて彼と言うのを認識した時は「エライものにあたってしまった」と、まるで通り物にでもあたったかのように思った。
だが、口こそ、まるでステップを刻むように軽々しい感じのする男だが、その行動たるやまるで違う。
一つ一つの行動に、熟考と思いやりを感じ取れるのだ。
行動力もさしたるもので、誰もが迷ってしまうところで「その人のためになるのならばー」と、簡単に足を延ばしてしまい、手をつけてしまう。
こう書いてしまうと、またもや、彼を浅慮であるように思えるが、その迷いの無さこそ、彼の信念の表れだとも受け取れるのである。
事実、伊野島は面倒見のいい男だ。
高柳を心配するあまり、警察署の勤務医になることは到底できない。
なにしろ、伊野島は、もともと脳神経内科医なのである。
しかし、警察署に出入りする医者のたいがいはそう―
法医学関係、解剖医である。
彼は、高柳が、両親を殺した犯人を捕まえるため、警察官―いや、刑事を目指すといったその瞬間から、高柳を追う決意をした。
そのくらい、高柳にある種の責任を感じてしまったのかもしれない。
乗りかかった船というかー単純に、高柳の能力を見守らねばならないような気がしていたのかもしれない。
日本の医者は基本的に、何にでもなれる。
できるかできないかは別として、医師国家試験に合格し、医師免許を取得した者は、どのような科にでも行くことが許されるのだ。
下手をすれば、この前まで内科医だった男が、麻酔科医を除けば、外科医を名乗ることさえできる。
名乗った矢先、、あぶれ者とされ、医学界から冷たい目で見られるので誰もやらないし、やろうともしないが―可能か不可能かでいえば法律的に出来るのだ。
だから、そんなに難しい事ではないと思うかもしれないが
信念のある男であるところの伊野島において、そんなわけはない。
彼は名実ともに、法医学者の知識と実力をつけて、それに臨んだのである。
並大抵のことではない。
そうして、高柳は、伊野島の影の支えもあり京都府警察署に就職した。
しかも刑事として。
いづれは、和歌山に場を移したかったがその必要は後日なかったと判明する。
高柳は、刑事になるや否や、その能力をいかんなく発揮した。
犯罪者も相手が悪い。
相手は刑事である前に、超能力者なのである。
逃げきることは到底できないし、彼を欺けるものはそういない。
そうして、偶然にも高柳は自分の両親を殺した犯人が京都府に仮居していること知ると、わずか数日で逮捕、証拠を揃え、裁判所送りにした。
その後も高柳はその嗅覚で見づから事件に首を突っ込み(それが職業でもあるのだが)
結果、高柳はスピード解決を繰り返す。
ルーキー高柳はこうして出来上がった。
◆ ◆ ◆
俺は、自分の能力の発端と、その能力の可能な範囲。
それを、藤本刑事に告げると
二の次告げず藤本刑事は返答した。
「だからなんだ?」
なんとも、冷たい返事だった。
思えば、どうでもいいことなのかもしれない。
そんな力、あろうとなかろうと、言うほどのものではないし、行ったところでただの自慢話にしかならない―しかも、聞く限りいやに幼稚だ。
だが、藤本刑事の言いたいところは別にあり
「高柳、お前のこれまでに至る高柳伝説の理由は解ったよ。確かにそんなうすら寒いヒロイックストーリー、人に聞かせられるものではないってことも」
「信じるんですか?」
「実際にやって見せているからな」
気のない返事でそう言う。
なるほど、・・・信用してない。
なら・・・
「あなたは昨日の晩、熱にうなされながら―」
「わかってる!信じてるから、薄野もいる前でそんなこと言うな!」
その瞬間、藤本刑事は顔を真っ赤に染めて、あわてて叫んだ。
そして、ここが病院であることを思い返し、意気消沈する。
「え?何のことですか?」
「聞かなくてもいい。」
紗江の問いにも拗ねたように答える藤本刑事。
と、どうやら能力の証明はかなったようだ。
で、だ。
藤本刑事は、その一言で話を元に戻す。
「だから、どうしたというんだ?本当のところを知ったとして、私はまだ、おまえがこの事件で、けが人の私を動かしてまで、蓋山に会う理由を聞いていない。」
「だから、臭いなんですよ。」
「はぁ?」
「蓋山という言葉が出た時点で気づいておくべきだったんでしょうが、第一事件の被害者、飯島の死骸からの匂いと、蓋山の息子から発せられた臭いに共通点があったんです。薬・・・でしょうかね。たぶんそう言ったもので―」
当然―これは嘘である。
そんなもの匂いで感じていたとしても、高柳はそんなこと覚えているはずもない。
人間には素晴らしき視覚があるが、目に入ったものをすべて記憶できるわけではないのだ。
だが、藤本刑事はこれに納得してくれた。
「わかった。お前はこれからどうするつもりなんだ?高柳。」
「ええ、俺は薬品会社を当たっていこうと思います。」



