数年前、いよいよ体調が上向き始めた時、

翻訳の仕事をしようと思い立ちました。

 

 

だけど、心の電池が切れてしまいました。






実を言うと、

こういう経験は初めてではないんです。

 

 

ジストニアになる前から、そうだった。

 

 

新卒から発病するまでの2〜3年の間に、

3つの会社を渡っています。

 

 

いずれもストレスが原因で退職しました。

 

 

働くことへの興味は

学生の頃から割とあったんです。

 

 

ジストニアになってからも、

働きに出る未来を想像することが

一つの楽しみでした。

 

 

なのに、働こうとすると

いつもストレスに負けてしまう。



どうしてなんだろう?

 

 

働くことに

期待を持ちすぎているのかもしれない。

 

 

こんなことを繰り返すくらいなら、

仕事はお金のためにするものと

割り切った方が良いのかもしれない。

 

 

そんなことを考えるようになりました。

 

 

でも昨年、ふと気づいたんです。

 

 

趣味や遊びと同じように、仕事も

人生を豊かにするための

一つの手段なんだって。

 

 

2月の朝のベランダでの気づきでした。




 

 

私は自分を捨てて、

その職業の人、

その資格の人になろうとしすぎていたようです。

 

 

でも、そうではないんですね。

 

 

自分を仕事に合わせるのではない。

 

 

仕事を自分に合わせる必要があったんです。

 

 

だから、極端な話、

仕事の内容は何だって良いんだ。



人生が豊かになるのであれば

何だって。


 

そう思えるようになりました。




 

何だか肩の荷が降りました。



気が楽になりました。

 

 

大事なのは

どの手段で人生を豊かにしたいか、

ということ。

 

 

私の場合は、

やはり経験を活かす手段がいいなと

思っています。

 

 

経験を通して仕事が深まり、

仕事を通して経験が深まる。

 

 

そしてそれがまた仕事へ。

 

 

そういう循環が生まれたら、

とても素敵です。

 

 

それで社会に貢献できたら、なお素敵。

 

 

そんなライフワークを目指しています。




 

それではこの辺で☺︎

今日もありがとうございました。