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永松ひさこです!

​「心身を壊さない生き方」

届けています。

ここは、思考の頑張りを、

身体から解きほぐす場所です。

 

 

「私はデスクワークばかりで

頭を使っているから、

思考優位かな?」

 

 

「あの人はアクティブだから、

身体優位だよね」

 

 

これまで、なんとなく

そんな風に思っていました。

 

 

けれど、動画講座を作りながら

思考優位身体優位について

深く掘り下げていくうち、

私の中で一つ明確になったことがあります。

 

 

それは、 身体を動かしているから

「身体優位」とは限らない

ということです。

 

 

 

 

 

 

例えば、世界で活躍するトップアスリートたち。

 

 

彼らは毎日ハードなトレーニングを積み、

身体を極限まで使いこなしています。

 

 

一見すると、これ以上ないほど

身体優位に見えます。

 

 

でも、思うのです。

 

 

現代の競争社会で勝ち残っている

トップアスリートのほとんどは、

実は強烈な思考優位なのではないか、と。

 

 

なぜなら、思考優位の最大の特徴とは、 

身体の不調や違和感を、

目的のために

無視できる能力が高いことだから。

 

 

試合の日程や遠征のスケジュールは、

選手の体調に合わせて

組まれるわけではないですよね。

 

 

「今日は身体が重いから、

試合をズラしてください」なんて言えない。

 

 

決まったスケジュールに、

自分を強制的に合わせる。

 

 

痛みがあっても、違和感があっても。

 

 

「勝つために」

「記録のために」

 

 

そんな頭の命令で、

身体の声をねじ伏せてコントロールする。

 

 

この身体を無視して走らせる能力が高くないと、

過密なスケジュールを戦い抜くことは

できないはずです。

 

 

 

 

一方で、身体優位の人というのは、

身体の声を無視できない能力が高い人のことです。

 

 

「今日は身体的に、試合の状態ではないな」

 

 

身体優位のアスリートが

思考優位のやり方で戦おうとすると、

こんな声と日々葛藤しなければなりません。

 

 

それを無理やり無視して臨めば、

結果は出せるかもしれない。

 

 

けれど、 身体を無視できる

思考優位の人に比べて、

エネルギーの消耗が

ものすごく激しくなってしまう。

 

 

だから、才能はあるのに、

なぜかすぐに怪我をしてしまったり、 

精神的に燃え尽きてしまったりするのだと、

考えています。

 

 

根性がなかったのでも、

努力が足りなかったのでもなく。

 

 

ただ、身体の反応が強すぎたために、

思考優位のルールと

相性が悪かっただけなのです。

 

 

 

 

これはアスリートだけの話ではありません。

 

 

私自身の活動にも、

まったく同じことが言えます。

 

 

私は明らかに、

生粋の身体優位タイプです。

 

 

身体のリズムに合わせて動かないと、

すぐにダウンしてしまいます。

 

 

noteのコンテストに応募する時も、同じです。

 

 

「コンテストがあるから、

期限までに合わせて書こう」 と、

外側から行動を決めて書いた記事は、

書き上げた後にちょっとグッタリ。

 

 

逆に…。

 

 

書きたいことがあるから書いた。

 

 

たまたまテーマが合うコンテストがあった。

 

 

だから出した。

 

 

こういう時は、

書き上げるのがスムーズだし、

その記事を後から思い出しても、

負担が少ないのです。

 

 

思考優位の方法で

結果を出そうとすることは、

無理な話ではない。

 

 

身体派も、頑張ればできてしまいます。

 

 

でも、頑張らないと、できない

 

 

それは、自分を消費するようなもの。

 

 

自分がどっちのタイプなのか。

 

 

それを理解せずに、

思考優位の人の真似をして走り続けると、

いつか必ず動けなくなってしまうのです。

 

 

 

 

ただ、どちらのタイプなのか

すぐに判断することは、

難しいとも思っています。

 

 

この社会は思考優位で作られているから。

 

 

生まれた時から、

そう生きることを刷り込まれているから。

 

 

だから、多くの人が

自分がどっちで生きる方が得意なのか

分からなくなっているのが現状です。

 

 

でも見分けるポイントは、

あります。

 

 

自分では選べない瞬間的な反応の中に

 

 

例えば、何か予定が入った時、

あるいはトラブルが起きた時。

 

 

無意識の速さで、

意識がどこに向くかなんですよね。

 

 

思考優位の人: 

瞬間的に、が反応する。

 「じゃあ段取りはどうしよう?」

「スケジュールをこう組んで……」と、

計画に意識が向く。

何より、それが負担ではない。

むしろ、楽しい。

 

 

身体優位の人: 

瞬間的に、身体が反応する。 

「うっ、胃が重い」

「なんか息苦しいな」と、

今の身体の状態に意識が向く。

(あくまでも

感情ではなく、身体です)

何より、不快を無視して突き進むことに、

強烈なだるさを感じる。

 

 

これは好みの問題ではなく、

生まれ持ったものの違いです。

 

 

「頑張ってるのに、

どうして人一倍疲れやすいんだろう」

 

 

「どうしてすぐ調子を崩すんだろう」

 

 

かつての私は、

そんなことばかりを考えては、

自分が弱いからだと責めていました。

 

 

でも、そうではなかったのだなと

今なら思えています。

 

 

私はただ、

身体優位の機能が備わっているのに、

それを思考社会で生きるために

押し殺していた。

 

 

だから生きづらかった、

疲れやすかったんだ、と。

 

 

今、制作中の動画講座では、 

昔の私と同じように、

本来の身体の機能に蓋をしている

「かくれ身体派」たちが、

この思考優位の社会で

どうやって自分のリズムを取り戻し、 

消耗せずに生きていくか。

 

 

その具体的な方法を

お伝えしようと思っています。

 

 

もし身体優位なのであれば、

そちらに舵を切ることで、

人生は驚くほど生きやすくなるはずです。

 

 

私自身も、まだまだ実験の途中。

 

 

これからも、身体の声を聞きながら、

その発見を言葉にしていきたいと思います。

 

 

 
 

▼ 最後までお読みいただき、

ありがとうございましたニコニコ

 

次の一歩として、記事を

ご紹介させてください^^

 

 

【一番読んでほしい記事】

 

■「身体派」のための動画講座、制作中。

「脳が疲弊するまで頑張りすぎた」方が、

自分を取り戻すための講座。

完成までを一緒にたどってもらえたら

嬉しいです♪

 

■書いているのは、こんな人です。

これまでの、私と身体の葛藤は、

こちらに綴っています。

 

 

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