・ワイドショー
『現在、世界中で話題の、謎の巨大ロボットと怪獣物たちの映像です。彼らは何者なのか?どこから来たのか?政府は調査中とのことです......』
ブンブンはニュースに興奮。
「すげーー!俺超有名人じゃん!いえーい!」
「タイヤ人間だとさ。俺たち。」
「ブンブンジャーの名前、世界の情報機関にはバレてるぞ?」
「ここに辿り着くのも、時間の問題か......」
・
外を歩いていた未来。
するとボールを追って子供が道に飛び出した!?
間一髪、ブンピンクになって救出する......
「道路に飛び出すのは、絶対にダメ!」
「うん、ありがとう、タイヤ人間!」
(ブンブンジャーが助けに来たら正直怖い。。)
運転手からも「タイヤ人間さん、お蔭で助かったよ!」と礼を言われる......
「え?待って!あたしは、ブンピンク!爆上戦隊、ブンブンジャー」
その時、ブンピンクに手錠が!?
「え?何で!?」
・バクアゲ4 ヒーローを呼ぶ声
射士郎が受け取った電話。
「.....分かった。 信頼できる筋からの情報だ。ブンピンク、逮捕......」
「「逮捕!?」」
しかし、連行されたのは警察ではなく......
・
取り調べ室。
メガネの女性がピンクを詰問する......
「初めまして、志布戸未来。私はISAの特別調査官。ISAとは、国連の一機関、国際宇宙対策機構の通称で、外宇宙からの生命体が地球に接触してきた場合の対策、並びに調査、監視を主な任務としています。あなたはこのブンブンジャー事件において......」
「なーにが事件よ!事件を起こしてんのは、ハ、シ、リ、ヤ、ン!あんた、見たでしょ!?」
(ここ、アスナさんの「誰が馬鹿力よ!」)
立ち会った警官:阿久瀬に話を振ると
「いやしかし......この人が危険だと......」
「あの怪物は、ハシリヤンと言うのですね?他にも赤と青の仲間のこと、ロボットのこと、話してもらいます!」
「ええ~.....」
ピンクのブレスレットから通信が......
『知ってどうする?』
「あなたは!?」
『届け屋の範道大也。ブンブンジャーのブンレッドだ。俺に会いたいだろ?ISAの、細武 調さん?』
「なぜ私の名前を!?」
「きっとシャーシローね!?仕事が早い!」
(もうシャーシロー呼びに何も言わなくなった。w)
・
サウナに来ていたハシリヤン三下。
「『街を救った謎の巨大ロボの正体は......』 何でカーたち映ってないカー!何でなんカー!?」
「こっちから映りに行ってやろうよ!あたしもう決めてんのよね!このサウナ、走らせるって!」
「ヤルヤル!この暑さ、人間たちをギャーギャーさせるのに最高カー!やっちゃえやっちゃえ!」
「デッコデコなサウナにしてやれ!」
イターシャはサウナ熱に苦戦しながらも、サウナグルマーを生成する......
「よしサウナグルマー、地球をサウナに変えてやれー!」
「「変えてやれー!」」
「この星を、ギャーソリンで整えてやるぜー!」
・
阿久瀬と細武が届け屋基地へ。
「すげえ!秘密基地だ!」
「よ、お巡りさん!それとも、ISAさんかな?」
「自分は、阿久瀬 錠 巡査!警察官です!ただ今、ISAの調査に協力しているところであります!」
「範道大也、あなたがリーダーですね?先ほど調べたところによると、若くして莫大な財を築いた資産家......なるほど、これだけの設備を作るだけの資金力はありますね......?」
「お褒めいただきどうも......」
射士郎も紹介。
「情報屋の鳴田射士郎。」
「青い方だ......」
「ってことは、ブンブルー!?」
すると細武から、衝撃の指示が......
「ブンブンジャーには、解散してもらいます!ブンブンジャーの装備、資金は、我々が管理します。そして範道大也、装備を作ったあなたには、協力してもらいますが、ハシリヤンと戦うメンバーは、こちらで選別します!」
「あたしとシャーシローはお役御免ってこと!?何それバクサゲー!?」
「......ISAも、たまには仕事するんだな?」
「この3人を、仲間にするんじゃないんですか!?」
「......ハシリヤンをぶっ飛ばしたいのは、お互い同じだ。手を組んでもいいが、条件がある。俺たちとISAは対等だ、情報交換もしよう。だが......奴らと戦うのは俺と、俺が認めた仲間だけだ......」
当然のように射士郎と未来を使命する大也。
「あなたたちは何者?誰に頼まれたわけでもないのに、なぜこんなことを......?」
「俺は悲鳴を聞いたら、じっとしていられない質でね?」
「......本気で言ってるんだ、コイツは......」
「そうそう、あたしも自分で行く道、自分で決めたいもん。」
「俺たちは、あんたの部下にはならない。今までも、これからも......自分のハンドルは、自分で握る。」
感銘を受けた様子の錠と、まだ半信半疑の細武......
その時ハシリヤン出現の情報が!?
『こちらは中継現場です!現れた怪物たちは、街の人々を追いかけています!一体、何をしようとしているのでしょうか!?』
タイヤグルマーにネジレッタ達が水をかけ、その蒸気が辺りに......
「整え!汗かけーー!」
『怪物は強い熱波を放って、辺りを高温に変えてしまいました!温度は、既に摂氏80度を超えています!』
中継に割り込む三下。
「「ヤイヤイやーい!」」
「どうもー!地球人の皆さん、お騒がせしておりまーす!」
「俺たち!大宇宙侵略、大走力団!」
「「「ハシリヤン!」」」
「地球はカーたちの縄張りになるカー!」
「ギャーギャー、悲鳴を上げやがれーー!」
「「上げやがれー!!」」
ブンブンジャーの3人は出撃しようとするが
「阿久瀬巡査!彼らを止めなさい!これは命令です!」
その通りに立ちはだかる錠。
「待ってください!」
「......君には、あの悲鳴が聞こえないのか?」
「お、俺は......!」
その時、調達屋の玄蕃から通信が......
「こちら現場の玄蕃......お困りのようだね?届け屋に、仕事の依頼だ......」
人々はブンブンジャーの名前を呼ぶ......
『人々はみな口々にタイヤ人間......いえ、ブンブンジャーを呼んでいます!』
「ブンブンジャーを、届けてもらえるか?」
「玄蕃!この依頼......受けた!」
この状況でも細武は「一歩でもここを出たら、ブンブンジャーを社会の敵としてISAが告発する」と......
「公的機関と連携し、逮捕、拘束も辞さない特権を行使します......」
「やってみろ!そっちの方が、バクアゲだ!」
3人に続いて錠も「警官として悲鳴を無視できない!」と飛び出す......
残った細武はとある香りに気づく......
「ブンブンカレー!食べて、待ってようよ!」
・
「もっともっと!ギャーソリンを、我が体内に!整え!汗かけーー!」
熱波作戦を加速させるサウナグルマー。
ーーやめろ!
「何だお前ら!?」
「俺たちが、届け物だ!」
ブンブンジャーVSサウナグルマー
「かっこいい......!」
(カッコいいのかw?)
ブンブンジャーを応援する声で、ギャーソリンが消滅!?
その間に錠巡査が人々を誘導して逃がす......
・
「はい......以上が、彼らの言い分です。本部の見解をお聞きしたく......」
「おかわりおかわり!もう一杯、行っとく!?」
ISA本部はどんな判断を下すか......
・
ネジレッタ兵を倒していくブンブンジャー。
「すげえ......本物のヒーローだ!」
サウナグルマーのタオルを奪うレッド。
「小癪なー!?お前ら全員、整えてやる!」
ブンブンジャー3人に熱水が浴びせられる......
「......まだまだだな。」
サウナグルマー渾身のヒシャクラッシャーを全て噴水に叩き落とし、熱を打ち消す!
そしてトドメはドライバー、シフト、ツイストドライブの連続攻撃と、バクアゲ:ハンドリングドライブ!
「やった......!」
「俺はまだ、整ってねえええーー!」
・
ヤルカーがギャーソリンを食いカーレース空間へ!
「ブンブンカー、発進!」
「オーライ!カレーは飲み物って言うけど、よく噛んで飲むんだぞ!ブンドリオ、いきまーす!」
(細武さん一人残して大丈夫かww)
ブンブンカーVSヤルカー......のはずが、ブンブンカーたちがいない......
「ヤイヤイヤイ!奴ら、追ってこねえじゃん!ヤッハー!」
「ヤルちゃん、喋り方変?」
「ギャーソリンの食べ過ぎで、キャラ忘れたかー?あ、俺がカーって言ってるかー。」
(デコッカー?)
ブンブンワゴンが突然登場しヤルカーを攻撃!
「びっくりした!?」
「てめえ......痛えんだよコノヤロー!」
「シャーシロー、続け!」
「オーライ!」
さらにブンブンオフロードの必殺車落とし!
最後にブンブントレーラーが、ヤルカーをレース空間から叩きだす!
・
巨大サウナグルマーVSブンブンジャーロボ
「整ってるかー!?」
体当たりでダメージを与えると
「なかなかやるな!ならば、整えー!」
サウナグルマーの熱水攻撃!
「あつーい......」
「アイツは、サウナを根本的に履き違えてる......整うとは、暑くするだけじゃない......」
シャーシローのサウナ好きは、週に3度通うほど......
「いい頻度だ!未来、奴の柄杓とタオルを奪え!」
ブンブンワゴンが柄杓とタオルを奪い取り、ブンブンが怪物の装甲を解体!
そしてトドメのブンブンフィニッシュ!
「湯冷めには、ご注意をーー!」
・
握手を求める細武。
「条件を、飲みましょう......」
「決まりだ......」
「ただし!条件を飲むからには、こちらから監視役を着けさせていただきます......」
「構わない!俺たちとISAの繋ぎ役は......君だ!」
大也が指名したのは阿久瀬巡査!?
「「え!?」」
「嘘!?」
「言うと思った......」
「ホントですか......やります!ブンブンジャーのお手伝いができるなら、喜んで!」
「まあ、いいでしょう......阿久瀬巡査、本庁にはこちらより、話を通しておきます!」
阿久瀬錠巡査とも握手。
「よろしくお願いします!」
「アツい握手交わされたところで、カレーパーティー、みんなでやろーぜ!お姉さん、カレーまだまだ、行けるよねー?」
細武はお姉さんと言われて満更でもなさそうな......
「お姉さん!?何かいいじゃん......!?」
(そのカレー 何か入ってそうな。。)
「今、何か聞こえたけど......」
「......せっかくです。いただくとしましょう。」
ISAとブンブンジャーはどのような関係を......?
ーーーーーー
4作連続でヒーローが逮捕される回が出るのか。。w
ハシリヤンが自分たちの名を宣伝するのは分かるけど、ブンブンジャーも結構(偉いさん方を含めて)知名度があるのね。。大統領からも依頼が来るくらいだし。。
3話までは個人的なお悩み解決がメインだったから、そこに公的機関が介入してくるのが意外というか。。
ISAがどうして3人を逮捕しようとしたのか(そしてなぜ条件を飲んだのか)とか、ブラック(阿久瀬巡査)のキャラはまだよく分からん。。w
(この話はもうちょい後でもよかったかもしれないw 初期3人やブラックの掘り下げ、届け屋やブンブンジャーがどんな組織として世間に認知されてるのかが分かってからでも。。)
ISAの上層部に大也の関係者(親?)がいるとかか。。?
それで大也も、自分で選んだ道を見せつけてやりたいのか?
(それがブンブンと追いかける「夢」に関係してくるの?)
そこら辺が分かって来たら、もう一段階面白くなりそうだ。。
次回はブンブラック登場!