『前回の、バクアゲ!』
大也「未来が仲間になって、初めての届け仕事......」
未来「あたし、頑張ったよ!ねえ、シャーシロー!」
射士郎「イシロウだ......活躍したのは大也と俺、お前はただウロウロしてただけ」
「そんなこと言っちゃって!あたしを仲間って認めてくれたんだよね!シャーシロー!」
「イシロウだ!認めたわけじゃない」
「これからブンブンバクアがってくよ!ね、イシロウ!」
「シャーシローだ!!......ん?」
『本名:鳴田射士郎!でも、射るに士郎と書いて、シャーシローなんだって!』
バクアゲ3 運転屋が止まらない
・地下基地で新しいブンブンカー:クラシックの整備中。
「ブンブンクラシックの強化、完了するのは今日か!?なんちて......」
「ああ。俺たちの夢に、また一歩近づく......」
ーーー大也!ブンちゃん!
今日は黄色い服の未来が基地にやって来る。
「あれ?バイトじゃなかったのか?」
(未来はバイトで生活してると判明?)
「ふっふっふ......仕事、取って来た!届け屋の!」
未来が持っているのは小麦粉のダンボール......
中身は割れた鏡......
「依頼人は、あたしのバイト先の、息子のヒロトくん。おばあちゃんにプレゼントするために、手鏡を作ったんだけど......」
(壊れた鏡を見て落ち込むヒロト。
「こんなんじゃ、プレゼントできないよ。」
「大事なのは、ヒロト君の気持ちだよ!おばあちゃん、どんなのだって嬉しいよ。ヒロト君が、一生懸命作ったんだもん!......そーだ!あたしが届けてあげよっか!?あたし、届け屋って仕事もやってんだよねー?」)
(割れたところ直すか新しく作るかしてヒロトが自分で届けるのは。。)
「......で、引き受けてきたってことか。」
「う~、おばあちゃんへの愛、泣けるぜ!その心意気!」
「分かってくれる!?ブンちゃん!」
しかし大也は、この仕事について「情に流されたってことか」と意味深に呟く......
「......流された、情?何の?」
「どーせあたしは、流されやすいですー!」
未来が車を借りようとすると、大也がカギを没収!?
「君が受けた仕事だろ?自分の力で届けるんだ。」
「えーーーーー!?」
・
マッドレックス隊長のお説教。
『ギャーソリンが未だに届かないんだがな!』
「まっこと申し訳ありません!」
「ぜ、全部コイツのせいなんです!」
ヤルカーの責任にする二人だが、まとめて火炎放射でお仕置き!
『俺たちマッドレックス隊の出世がかかってんだ!気合入れてけ!ハシリヤン、舐めんなよ!?』
隊長の通信が終了すると、倒れ込むデコトラーデ達。
「......気合でギャーソリン集めねーと、まずいな......」
早速イグニッションキーで、トケイグルマーを生み出す......
「オーキナノッポノ、フルドケイ......」
・
若干不満気味の未来。
「大也のケチ......よし、こーなったら、自分で何とかする!」
ヒロトの祖母宅を検索するが
「うわ、おばあちゃん家、結構遠いじゃん......」
ーーーお困りのようだね。
現れたのはいつかの調達屋、玄蕃!?
「届け屋の新人さん、君のお困りには、これ!後は、これを。安全運転で、行ってらっしゃい!」
未来に自転車とヘルメットを支給。
「ブンブン自転車、発進!」
『行っけー!チャリンコブンブン!ぶん回せー!』
玄蕃は大也に請求書を手渡し。
「経験値稼ぎ、かな?」
「ご苦労さん......まあ、そんなところ。期待の新人だからな?」
そんな折、シャーシローからの通信で出かけていく大也。
「あらら。大変だな?」
・
街で破壊活動を行うトケイグルマー。
「俺がずーっと止まっている間に、動く機械が増えているな?動くものは......てりゃああああ!動くんじゃねえ!」
手始めに車を切断していく......
「強いぞトケイグルマー!」
「その調子で、人間をギャーギャー言わせるのよ!」
「ギャーソリン、貯めまくるカー!」
すると3バカにも「動くんじゃねえ!」と命じるトケイグルマー......
「「「はい......」」」
・
「さあ、次に動いて斬られるのはどいつだあああ!?」
ちょうどよく、黄色い服の女が自転車で通りかかった......
「あ......?う、動くなー!」
赤と青の戦士がトケイグルマーを阻止する。
「仕事の邪魔はしないで欲しいな?......よく、ハシリヤンが出たって分かったな?」
「たまたま、目にかかっただけだ......」
ブンレッド、ブンブルーVSトケイグルマー。
・
未来は自転車で仕事中、突然止まる......?
「......あれ?」
・
トケイグルマーは戦闘中、上空の飛行機にも目を付ける!?
「なるほど、動くものが嫌いなわけだ!シャーシロー!」
「オーライ!」
トケイグルマーが振り返れば止まり、動き出すとレッド達も歩き出す、だるまさん作戦......
「動いて、ないか。......動い!て、いないか......」
そんな時、いつもの警官:阿久瀬が通りかかる......
「また化け物とタイヤ人間!?」
「動くなー!」
トケイグルマーは阿久瀬の自転車を切断!
「お、俺の自転車!何なんだお前らー!?動くなー!」
「動くな!」
「ウゴクナー!」
3者乱れて「動くな!」の合唱......
すると横を自転車が通過......
「道間違えたーーーーー!」
(ここ絶妙にドンブラ)
......気を取り直して戦闘再開!
警官を「危ないから下がってろ!」と逃がそうとするブルー。
「何なんだ君たちは!?」
「何でもいいだろ!いいから引っ込んで」
3度、横を通過する自転車......
「「「「......」」」」
「おっかしーなー、こっちだと思ったんだけど...... あ。」
「......動くなー!!」
トケイグルマーは自転車を狙う!
「未来!」
「分かった!......頑張る!」
未来は何を勘違いしたのか、自転車で走り去っていく......!?
「おい......!?そう来たか......面白くしてくれるよ、未来!」
阿久瀬を気にしながら戦っている内に、トケイグルマーは撤退。
・
ブンブンが苦魔獣を捜索。
「頼む......多分未来を、追って行ったはずだ。」
「どうして分かる?あいつが囮になって、苦魔獣を引き付けたとでも言うのか?」
「俺たち、あのお巡りさんを庇いながら戦ってただろ?」
「あの一瞬で、そこまで判断できるとは思えないぞ......」
「直感だよ!きっと......だから未来は、期待の新人なんだ......面白いだろ?未来は......」
射士郎は大也の言葉に苦笑い。
「......全くお前は......」
ブンブンから「苦魔獣が未来を追ってる」と連絡。
「オーライ!急行する!」
「大也......俺はまだ、アイツを信じちゃいないが......お前の見る目は、信用してるよ。」
「......分かってる。」
・
自転車で走る未来、追うトケイグルマー。
「しつこーい!」
「動くなー!動くんじゃねええ!」
自転車にトケイグルマーの剣がヒットし、投げ出される未来......
「当たったーー!動くんじゃねえ......!」
未来にトドメを刺そうとするトケイグルマーだが......
突然やって来たスーパーカーが砲撃し、苦魔獣をぶっ飛ばす!
車から降りてきたのは大也と射士郎。
「ありがとー......助かったーーー......」
「そっちこそ、囮役、ご苦労さん。」
「へ?......何、囮って。」
案の定、そんなつもりはなかった未来......
「「「......」」」
「えっと......苦魔獣は二人に任せて、届け屋の仕事に集中しろってことじゃなかったの?大也、自分で受けた仕事なんだから自分で届けろって、言ってたじゃん。」
「......囮じゃ、なかったらしいぞ......」
「......ははっ!こいつは、最高のバクアゲだ!この真っ正直さも軽さも、全部未来のいいところ!俺たちの予想の、斜め上だ!」
「......大也が、惚れ込むわけだ......」
「!?ねえ、何の話!?」
「君を仲間にして、良かったって話。行くぞ!」
3人でブンブンチェンジ!
ブンブンジャーVSトケイグルマー。
クロス剣をジャンプで回避し、レッドとブルーが怪物を上空へ打ち上げる。
そしてピンクが叩き落とす合体攻撃!
「とっととカタを着けるぞ!」
トドメは爆上げハンドリングドライブ!
トケイグルマーを撃破成功!
・
まだ苦魔獣の指示を律儀に守っていた3バカ。
「もう限界......そろそろ動いていいかな......」
「どーかな......」
ヤルカーが2人の手を飛び出し、ギャーソリンを飲み込む!
ブンブンカーが発進し、レーシング空間へ......
「やっぱりハイウェイ空間だ。今度こそ勝てよー!」
「よし!行けるわ!頑張ってヤルちゃん!」
3度目となるブンブンカーとヤルカーのカーチェイス。
「何だてめーらやる気か!?やんのかオラー!?」
「大人しくしなさい!」
「するわけねーだろ!どきやがれえ!」
ブンブンカーに体当たりするヤルカーだが
「OK。分かった。」
言葉通りにブンブンカーたちが動き、その勢いでヤルカーはコースアウト......
「「......いやあああああ!?」」
(カーチェイス最後まで行ったらどうなんの?)
・
ギャーソリンで生まれた巨大トケイグルマー。
「またおっきくなってる!?」
『こっちも合体だ!』
「オーライ!」
ブンブンジャーロボVS巨大苦魔獣。
ブルードライバーで時計のネジを解体しようとするが......
「回んない!?」
「何で!?」
「錆びてるんだ!」
「古いカラー!」
苦魔獣は10時10分斬りでカウンター!
「大也!」
「ああ、二刀流には二刀流だ!」
「そうか、あれだね!」
「あれって!?」
「これさ!」
・
改修したブンブンクラシックが出撃!
(レッドはメカ降りて改めて空間通って来たのか。。w)
ブンブンジャーロボが、左腕にクラシックソードを装備する。
「おお、便利な空間!」
「この変形、気に入った!」
「二刀流で、初陣だ!」
相手の10時10分斬りも二刀流の9時15分斬りで跳ね返し、そのままフィニッシュ!
「イマハモウ......ウゴカナイ......ソノ、トケイーーー!」
(ブンブンの中もレーシング空間に繋がってるのか。。ちょっときな臭いかな。。)
・
無事にヒロトの祖母家に、鏡を届けた未来。
「ありがとうございます!お茶でもどうぞ......」
「いえいえ!」
「......仕事は完了だ。」
仕事終了を見届けて去っていく大也と射士郎。
・
署へ戻って来た阿久瀬。
「また始末書か......何なんだ、あのタイヤ人間......」
ーーーブンブンジャー。
「そう名乗っていますね?」
署内には見覚えのないメガネの女性!?
「誰!?」
「阿久瀬巡査......あなたに、聞きたいことがあります......」
(ブラックの階級は巡査と判明)
この気難しそうな女性は一体......?
ーーーーー
初期3人の当番回が一周して、地味に色々分かってきたところかな。。?
(未来のプライベートとかハシリヤンの内情とか)
「動くな!」はパトレン(圭ちゃん)、~時~分斬りはタイムレンジャーのベクターエンドと、過去作オマージュも入れてる?
昔の戦隊だったら、ヒロトが自分で鏡を修理してお婆ちゃんに届ける......のをちょっと手助けするヒーロー、みたいなお話になりそうなところを、あくまでブンブンジャーメインで描写されてる(ゲストは極力関わらない)印象。。
仲間内には「自分のハンドルは自分で握る」ことを求めるけど、お客にはその限りではないのかなw
頼まれた仕事だから完遂するし、笑顔を見届けるけど、自分たちのスタンスを強要はしない......というかw
ある意味で現代的で、ドライな組織が届け屋なのかもしれないw
未来は一番ヒーロータイプの人間かなw
やっぱりはるか先生ポジションなのかw
ただその中には危うさも秘めてると思うので、どこかで足元を掬われることになるかも。。?
大也が行間読んで(読み過ぎてw?)勝手に話が進んでいくのもなw
今のところ面白いし、「最高の爆上げだ!」という結果にはなってるけど、いつかそれでは済まなくなりそうな。。
序盤だけど戦隊無双!とはいかなくて、ハシリヤンも割と強敵揃いのイメージw 3人戦隊だし、誰かが届け屋に行ってしまうと戦う人数が少なくなっちゃうのが弱点かw オレンジと黒が加われば改善されるのかな。。
次回は未来逮捕!?
またイロモノ回かw?
(やはりドンブラ。。)