神保町で鰻 と 《国立近代美術館》MOMATコレクション | ワクワクしよう~癒されよう~! Feel Freeにアキのふらっとアレコレ♪

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二人の娘は独立
プレリタイアライフを楽しんでいます♪

引っ越し、海を跨いで11回
いろんな価値観に触れて揉まれて
世界は無限に広がっていて
こうあるべきは一つもないと

これからも柔らかな心で、導かれるように、ワクワクしながら歩いていきたいです♡

おはようございます

あきです




長女、海外長期出張2ヶ月のために旅立ちました

前日から我が家に戻って夜中まで確定申告手続きしてて

翌朝4時起きで成田へ


どうしてこー、なんでもギリギリなのか 本当に理解できない


直前までパスポート忘れてないか

ヤキモキしました

何しろ前科多すぎなのでね

痛い目に何度あっても懲りないヤツ  


気を付けて行ってきておくれ〜




先月下旬のことですが

長女から何やら依頼メールが届きました


ガスやらなんやらの点検の日だから

ちょっと来てくれない?


今や点検には女性スタッフが来ることもあるみたいだけれど、一応念の為に一緒にいて欲しいと


長女のマンションは私の職場からも30分だし

早朝出社してからそっちに行くわ  

あなたの部屋Wi-Fi繋がる?

仕事の続きしたいから 


などとやり取りをして


お昼はどうする?なんて話になり

ここ、行きたいんだよね〜とリクエストがあった



神保町の鰻

今荘


ほほー、なるほど私も興味ある

されど鰻…

夫のお財布を当てにするか!と呼び出したら

二つ返事で飛んできた笑笑


どうして娘にはこんなに甘いのかね



昭和8年に建てられた、このビルの中のポツンと佇む年代物の家屋

千代田区景観まちづくり重要物件にも登録されています



創業1897年、明治30年

老舗ですね

初めは牛鍋屋さん →  割烹  →  鰻専門店

という経緯だったそう


昼の1時を過ぎていたので、もうガランとしてますが


中もレトロ感たっぷりです

気さくでとても温かな接客に癒されます



そして驚きの鰻重 3500円 のみ!



おいしーんだわ、これが笑笑

カリフワ〜 タレも重すぎず飽きずにいくらでも入っていくお味

ご飯の量も自由に注文できます

私は少なめで



お嬢様にはこちらどうぞ〜!^ ^  っと

まだ10代にでも見えたか笑

お嬢様って…

大笑いしましたよ笑笑





それから長女の部屋で仕事を続けるという夫と長女と別れて徒歩10分ほど


私は 国立近代美術館 


コレクション展を見て

時間があれば三の丸尚蔵館にも足を運べたら良いな〜なんて考えてて




そうしたら、毎日14時に3点だけの所蔵品ガイドがあるのですね


※3/15より11時〜11時50分に変更になるようです。春休み対策のようですね。



これ、面白くて

単なる作品の説明ではなくて

参加者の参加型鑑賞会とでもいうのかしら

ガイドスタッフさんが示した作品について、キャプションを見ずに、まず皆でどう感じるか、何を見つけられたかなど発言して共有していくんです

最後にこの絵の背景を説明していただけるスタイル



もちろん、参加してきました

今回の参加者は10人位だったかな?

ほとんどが初めての参加でした


で、今回の作品のテーマは「いっしょ」


最初の作品は



猫が一番目立つこの作品

面相筆で墨を使い、マッチを傍らに

その手はまるで労働者のようにゴツゴツしていて

油彩画なのに輪郭線がハッキリしていて日本画のよう

スタンドカラーのオシャレな色のシャツを着て

後ろには美女の絵


言わずと知れた藤田嗣治の 自画像 です


面相筆のような細い筆だけが筆立てにあり

その手は、自分でシャツを作り、額縁を作り、自分の美学を貫いてなんでも作ってしまう手


背景の女性も含めて、自分の大好きなものばかりを集めて描いた作品

自負が読み取れる感じがします


猫、可愛いですね😍




二つ目の作品はコチラ



スースーと寝息が聞こえそうなこの絵

2人は親しい関係なのでしょう

布団の縁の黒い線が画面を分断していて

私には布団の中だけが唯一安らげる場所のようにも見えました


この背景の美しいブルーが特徴の作品は、海老原喜之助の作品

姉妹ねむる

海老原は藤田嗣治の大ファンであり、彼を慕ってパリの下宿にまで転がり込み、藤田の晩年にはチューリッヒにまで駆けつけたという


彼の作品は常に変化していて、でも他の作品もこのブルーが美しいのでした

ガイドスタッフさんの資料は宝の山でした^ ^




三つ目の作品はこの生き物!笑



さて、これはなんでしょう

狐のような、猫のような、、、

前足を踏ん張る姿は奈良美智の犬のよう

でも見方によっては、東京五輪のイメキャラ


私には何かのゆるキャラのように見えたり

ちょっとプリミティブな埴輪のようにも


タイトルは 猫犬🐱🐶

あはは、なるほど…

作者の土方久功は彫刻家、画家、民族誌家、、、いろいろな顔を持つ方

考古学などにも造詣が深いのだとか

晩年の作品

彼の人生に関わってきた様々な文化、民族、風俗への思いが込められているようです





MOMATの所蔵品ガイド


藤田作品以外
足を止めることもなかった作品のことを
深く知れるチャンス!

もっと通いたいな〜と思いました^ ^


国立近代美術館 MOMAT の
年パスは1200円
常設展500円なので3回で元取れるし

作品の幅も広いし
必ず好みの作品が見つかる安心感

今年はもう少し行けたらいいな〜^ ^

3/14までは14時〜
3/15からは11時〜

時間、要チェックです






この所蔵品ガイド以外にも、沢山の見どころがあったので、それは次回に…

というわけで、三の丸尚蔵館に行く余裕なぞ全く無くて、閉館ギリギリまでここにいたのでした



この後、次女も合流して古民家改造したビストロへ




長女セレクト  らしいお店だわ笑笑

先日伺った、神田いせ源とぼたんのそばのワインと燻製料理店「けむり」もこんな感じだったっけ


なかなか予約できなくて…やっと行けた!

と喜んでました


ビストロ  アリゴ




座敷は初老入っている身にはちとキツいんだがね…笑笑

美味しかったですよ♪






今日も皆様お健やかに♡