おはようございます
あきです
仕事帰りにほとんど滑り込みセーフな感じで行ってきたのは
泉屋博古館 東京 の
うるしとともに
くらしのなかの漆芸美
2/25までです
地味なラインアップながら
ここの住友コレクションは本当に私好みのものを揃えていて、やっぱり外せない
今回、第一室のみ写真撮影可でした
すぐに目に飛び込んできたコチラは
・ 唐草文梨子地蒔絵堤重
いわゆるピクニックセット!
豪華!
四重のお重にお盆に酒器セットがひとまとめに
こんなの持ってお出掛けしたら楽しかろう…
いや、重すぎるか笑笑
コチラは能の謡曲に合わせた絵柄の扇子を配した丸盆です
謎解きみたい^ ^
・ 扇面謡曲画蒔絵会席膳椀具から丸盆
赤頭、扇、月 → 「猩々」
桜、月 → 「西行桜」
腰蓑、四手綱 → 「阿漕」
コレは以前ブログにもしましたっけ
松、烏帽子、狩衣 → 「松風」
もっともっと沢山ありました
能の知識がもっとあったら、より一層分かったかも…と残念!
そして圧巻だったのは
全30人分という御膳セット
とにかくあっちからこっちまでずら〜〜〜っと!
・ 花鳥文蝋色蒔絵会席膳椀具
一体何人のお女中さんでこのお道具のお手入れをしていたのかしらと思うとクラクラしそう
コチラは獅子の紋様の御膳セットですが…
・ 長寛好獅子唐草文箔絵会席膳椀具
獅子?と思うほど変な生き物で、笑っちゃいました
いや、これ使うたびに笑うでしょ
写真不可だった第二室、第三室
やはり素晴らしかったですよ
気になったものは…
・ 椿蒔絵棗添状
・ 椿蒔絵棗
原羊遊斉のお棗ですが、なんと酒井抱一が椿の花の下絵を描いていて、「こんな感じでいいでしょーか?」とゆる〜く書いてきた書状そのものを素敵!♡と思ったのでしょうね^ ^
表装してあるんです
松澤家の旧蔵品だそうですよ
・ 仙人図螺鈿食籠
公式サイトより
仙人図を見ると、ガマ仙人やら石を山羊に変えた仙人とか探してみてしまうこの頃
中央にガマガエルを連れた人いますね
石には山羊?と思って単眼鏡で何度見てみても、どうにも猫にしか見えない生き物が…笑
・ 唐子採蓮図堆朱鼻煙壺
まるで赤い象牙の香水瓶❣️
赤い漆を何度も塗り重ねた後から、細かな彫刻を施す彫漆ですが
手の平サイズで可愛い😍
子供達が蓮の実を取っているデザインですが、「蓮」→「恋」の時に結びついて、なんと多子繁栄を意味するのだとか👀
・ 野菜盛籠図蒔絵額
青銅のような鈍い光りを放つ野菜の漆絵
柴田是真?と思ったら、是真と共にこの技法を生み出した池田泰真のものでした
やっぱり漆絵、好きなんだな❤️
・ 海士図
藤原不比等が龍神と宝珠争奪戦を繰り広げる中、海人に縄を付けて龍神から宝珠を奪い返しに行かせ、藤原不比等がその縄を掴んでいるという図なのですが…
解説には、「海女の悲しい物語」 とあったんです
なんだろう?と帰宅後調べたら
海女は宝珠を取り返すにあたり、龍神の嫌う血を流すために自分の乳房を切り裂き、そこに宝珠を隠して帰って来たと
綱を引いたその先には死んだ海女がいたということなんですって🥲
藤原不比等!自分で行けよ! でしたわ
他にも能「竹生島」の謡曲にある、月夜の波間に遊ぶうさぎ🐇の図や、筍取りをする猿とか
可愛い絵柄の大皿いっぱい♡
なんだかんだで2時間たっぷりと楽しんでしましました^ ^
そしてもう少し、能の知識が欲しいわ〜と思いました
最近、国立能楽堂のチケットが全然取れずなんですよ
見たい演目はあっという間に売り切れます
ここはリーズナブルだし字幕あるしで、初心者向き!なのにな…
やっぱりなんだかんだ、泉屋博古館
ここのコレクションは私好み‼️
次は大好きな木島櫻谷 🥰
見逃せません
泉ガーデンタワー
すっかり夜になってしまいました
そして、向かうは 飯田橋 たべとも
馬刺しと赤牛の焼肉♪
馬刺しがなんと3種類!
食感が全部違って、とろっとろでおいしーの♡
焼肉も、上タンがしっかりとした歯応えで肉肉しくて美味‼️
黒毛和牛のサシが苦手なので、この赤牛のサッパリとした、且つ噛むごとに味わい深くなるお肉は私好みで本当に良かった!
今回、仲良くさせていただいているブロ友さんと長女と共々ご一緒させていただきました^ ^
おしゃべりも楽しくって、肉だけでお腹いっぱい!大満足!な夜でした♡
お土産までいただいて…感謝🥰
今日も皆様お健やかに♡